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【ガルプラ Vol.1】『Girls Planet 999』江崎ひかる、川口ゆりな“1位”の大活躍 前半5話で見えてきた個性

ベネフィット3倍をかけたボーイズグループ曲バトル

ラストは投票数3倍のペネフィットをかけた男性グループ曲バトル。BTSの『MIC Drop』に挑戦する「カリスマスク」チームが先陣を切ります。あまりにも難しい振りやラップに悪戦苦闘し、中間評価時点では誰一人きちんと歌えず、踊れず、マスターたちは途中で曲をストップ。イム・ハンビョルは「家に帰れ」とピシャリ。チャン・ジュヒも「泣いてる場合じゃない。できないなら他のチームと同じ練習量じゃダメなの」と言うなど、厳しい言葉が飛び交います。
練習室でも重苦しい空気が立ち込めるなか、アン・ジョンミン(K)が「一度しかないチャンスなので悔いなくやりましょう」と鼓舞。チームメイトたちはモチベーションを取り戻して練習に励み、本番を迎えます。出だしから力強いラップでたたみかけた9人は、別人のようなステージで会場中を驚かせ、ノリノリにさせます。驚異的な成長ぶりにマスターたちは「人間ドラマの逆転劇みたい」「期待よりは心配をされていたチームですが、皆さんが成長できたことがとてもうれしいです。ありがとう」と努力を称えました。

「カリスマスク」チーム

SEVENTEENの『Pretty U』に挑戦する「キューティーン」チームは、中間評価時点ではイ・ユンジ(K)がリーダーとキリングパートを担当していましたが、マスターのソンミが「キリングパートをグイン・マヤ(K)にやってほしい」と変更を提案します。ユンジは涙を見せながらもチームのためにとパートを譲り、任されたチームの末っ子マヤを中心にエネルギッシュなパフォーマンスを披露。マスターたちの思惑通りのステージとなり、ソンミから「メンバー全員がマヤさんのテンションと合っていて、チームワークが際立つステージでした」と称賛されると、ユンジとマヤは舞台裏で抱き合いました。

「キューティーン」チーム

最後に登場したのはEXO『The Eve(前夜)』に挑戦する「Red Moon」チーム。プラネットTOP9の1位・江崎ひかる(J)、4位のスー・ルイチー(C)、5位のチョン・ジユン(K)と実力者がそろいます。このチームは、起床ミッションで1位となったユ・ダヨン(K)のセルが選択したものの、ダヨンはどうしてもやりたかったキリングパートを決める多数決でルイチーに敗れ、第2候補のボーカル1もフー・ヤーニン(C)に敗れてしまいます。
すっかり心が折れたダヨンはパート決めの最中に泣いてしまい、VTRで「ライバルになる可能性もあると考えていたら違う選択をしたと思います。1つも思うように行かなかった。生き残ることはできないみたい」と語り、実力者と組んでしまったがゆえに、自身の希望が通らなかったことを悔やみます。
圧倒的なステージを期待していたマスターたちでしたが、中間評価ではみるみるうちに表情が険しくなります。「一つのグループには見えない」「自分が一番だと思っている」「リーダーがうまくまとめないとダメ」と次々と問題点を口にします。ルイチーのキリングパートについても「うまく見せようとしすぎてる」と辛口評価で、「ルイチーさんは見せ場が2つ(キリングパートとメインボーカル)あるよね。1つを選ぶなら?」と1つを他のメンバーに譲ることを提案します。
ダヨンは涙ながらにパート決めに不満があったことを口にすると、マスターは「こういうところが問題なの。団結力が必要なのにこのチームにはない」と問題点を指摘。ダヨンに対しても「今言うことではない。チームで話し合って方法を探すべきだった」と諭します。
話し合いの場を設けた9人は、パート決めをやり直すかどうかの多数決でヤーニンとルイチー以外の7人が挙手。ルイチーも「全員そう思うならいいよ」と手を挙げます。ヤーニンは「そんなふうに思っているとはまったく知らなかった。誰も意見を言わなかったから」とコミュニケーション不足がチームワーク欠如の原因だったことが露呈します。
半数以上のパートを変更して迎えた本番。緊張と期待に包まれる中、迫力のあるステージを披露します。しかし、マスターのソンミは「おかしいわね。今のステージが悪かったわけではないんです」と首をひねります。イム・ハンビョルは「各自がよく見せようとはしているけど、それ以上のものがないと心に響かない」、ペク・グヨンは「順位の高い子が多く、最初に褒めたからか現状に甘えていたようですね」と続けます。さらにソンミは、ダヨン、ヤーニン、ルイチーの3人に対して「顔立ちがはっきりしているので、あえて表情を作らなくてもかっこいいんです。顔の力をゆるめる練習をしてみて」とも助言しました。
一方、新たな発見もあったとし、ボーカルマスターのチョ・アヨンは「野中紗奈さんがこんな歌声を隠し持っていたとは。ボーカル面で才能が見えました」と称賛。キム・スヨン(K)に対しても「少ないパート割りでしたが、よく目立っていました。自分のパートをきちんとこなしていて印象的でした」と評価します。

「Red Moon」チーム

勝利チームを選ぶマスターの投票は『Pretty U』チームと『The Eve』チームが3対3で同点だったことから、合算点数が最も高かった『Pretty U』チームが勝利。投票数3倍のベネフィットを獲得しました。
そして、もう一つのベネフィットである音楽番組『Mカウントダウン』の出演権は、勝利チーム5チームの中からマスターの協議で『YES or YES』1班に決定。Kグループのキム・へリム、キム・チェヒョン、ホ・ジウォン、Cグループのリー・イマン、ジアイ、マー・ユーリン、Jグループの山内、桑原、大熊の9人は、9月9日放送の同番組に出演し、ハツラツと『YES or YES』を披露しました。

『Mカウントダウン』の模様

第1回生存者発表式を次週に控え、K-POPマスターのソンミとティファニーの2人が参加者たちの元にやってきました。ソンミは「もしも脱落してしまっても、そのことを引きずらないでほしいです。みなさんまだ若くてかわいくて、十分うまくやっています。自分を一番大切にしてほしい」とメッセージ。ティファニーも「ステージの上だけでなく、人間としても失敗はつきもの。失敗することは成功までの過程にすぎません。あきらめないでほしい」と伝え、憧れの先達からの言葉に涙をこぼす参加者の姿もありました。

第1回生存者発表式 54人の生存者と45人の脱落者

全11組のパフォーマンスが終了。マスター評価による勝敗はベネフィット獲得チームを決めるためのもので、セルの生存・脱落は「プラネットガーディアン」と呼ばれる全世界の視聴者の投票によって決定します。
グローバル視聴者投票は『Girls Planet 999』公式プラットフォーム「UNIVERSE」で行われ、「セル投票」では応援する3組、「個人投票」では応援する参加者K・C・J各3人(計9人)を選択。投票結果は韓国地域50%、それ以外の全地域50%の比率が反映され、全ての票は点数に換算して適用するとのこと。第1回投票は8月13日〜28日に実施され、164の国・地域から総投票数は3936万509票にのぼりました。生存セルは上位17組で、まずは、16位から順に1位まで発表されました。
結果、第1回視聴者投票で1位となったのは、チェ・ユジン(K)、ツァイ・ビーン(C)、メイ(J)。2位はソ・ヨンウン(K)、シェン・シャオティン(C)、川口ゆりな(J)。プラネット探索戦で1位となった江崎ひかる(J)がチョン・ジユン(K)、スー・ルイチー(C)と組んだセルは、ベネフィットを得られなかったことも響き、3位にとどまりました。
最後に17位候補のセルを2組発表したうえで、ユン・ジア(K)、チョウ・シンユー(C)、島望叶(J)のセルが17位で生存が決定。同時に、18位のキム・セイン(K)、ウェン・ヂャ(C)、岡崎百々子(J)のセルの脱落も決まりました。
■グローバル視聴者投票によって生存したセル

1位:チェ・ユジン(K)/ツァイ・ビーン(C)/メイ(J)
2位:ソ・ヨンウン(K)/シェン・シャオティン(C)/川口ゆりな(J)
3位:チョン・ジユン(K)/スー・ルイチー(C)/江崎ひかる(J)
4位:カン・イェソ(K)/ファン・シンチャオ(C)/坂本舞白(J)
5位:キム・チェヒョン(K)/リー・イマン(C)/桑原彩菜(J)
6位:キム・ドア(K)/シュイ・ズーイン(C)/新井理沙子(J)
7位:ヒュニン・バヒエ(K)/シュイ・ニエンツー(C)/坂本志穂菜(J)
8位:キム・スヨン(K)/フー・ヤーニン(C)/野仲紗奈(J)
9位:キム・ダヨン(K)/ウー・タミー(C)/櫻井美羽(J)
10位:チェ・イェヨン(K)/チェン・シンウェイ(C)/久保玲奈(J)
11位:グイン・マヤ(K)/ヤン・ズーグァ(C)/嘉味元琴音(J)
12位:ホ・ジウォン(K)/ジアイ(C)/山内若杏名(J)
13位:イ・チェユン(K)/リョン・チェクイン(C)/岸田莉里花(J)
14位:イ・へウォン(K)/リャン・ジャオ(C)/永井愛実(J)
15位:アン・ジョンミン(K)/ワン・ヤーラ(C)/藤本彩花(J)
16位:キム・ボラ(K)/ヂャン・ルォフェイ(C)/早瀬華(J)
17位:ユン・ジア(K)/チョウ・シンユー(C)/島望叶(J)
そして、マスターの協議によって、脱落者の中から3人が救済される「プラネットパス」を発表。池間琉杏(J)、ウェン・ヂャ(C)、キム・ヘリム(K)が復活しました。発表日の8月28日が誕生日だったウェン・ヂャは参加者たちからバースデーソングを歌って祝福され、号泣しながら「この大切な最後のチャンスをつかまえて一生懸命頑張りたいと思います」と決意を新たに。こうして、54人の生存者と45人の脱落者が決定しました。

個人投票「TOP9」1位は川口ゆりな 164ヶ国中83ヶ国で1位を獲得

続いて、個人投票上位9人の「プラネットTOP9」も発表されます。マスター評価によるプラネット探索戦TOP9の1位だった江崎は3位に。探索戦3位だったシャオティンは2位、そして、1位には川口が輝きました。しかも、川口は444万6387ポイントを獲得し、投票に参加した164ヶ国の視聴者のうち半数を超す83ヶ国で1位に。また、日本からの投票数の1位は坂本、2位はルイチーだったことも明かされました。
川口は「本当にたくさんの投票をありがとうございました。とても光栄な順位に私の実力がまだまだ追いついてなくて。未熟な部分をこれからもっともっと努力して磨いていって、 “第1回TOP9の1位を獲った川口ゆりな”として認めてもらえるように、もっともっと頑張るので見守ってくださるとうれしいです」とあいさつ。放送当日のTwitterでは「TOP9」「ゆりなちゃん」といったハッシュタグが日本トレンド入りし、「Girls Planet 999」「Yurina」が世界トレンドにもランクインするなど、大きな話題を呼びました。
■個人投票TOP9順位

1位:川口ゆりな(J)
2位:シェン・シャオティン(C)
3位:江崎ひかる(J)
4位:チェ・ユジン(K)
5位:坂本舞白(J)
6位:スー・ルイチー(C)
7位:ツァイ・ビーン(C)
8位:カン・イェソ(K)
9位:キム・チェヒョン(K)

セルが「運命共同体」だっただけに、個人順位が17位以上でも脱落したメンバーもいれば、18位以下でも生存できた参加者もいました。Cグループ個人8位のシャ・イェン、Jグループ個人12位の伊藤美優、Kグループ個人14位のユ・ダヨンらが脱落。一方で、Jグループ個人26位の島望叶はセル順位17位、27位の早瀬華はセル順位16位で生き残るという結果になりました。

第6話からは新たなミッション「コネクトミッション」がスタートします。
この記事について
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
⇒この記事をオリジナルページで読む(9月24日掲載)

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