ORICON NEWS

日本人参加者大活躍で事務所決定、『LOUD』いよいよ最終決戦へ【Vol.3】

第5ラウンド:キャスティングラウンド(22人→19人)

“スーパーエージェント”イ・スンギが初登場

第5ラウンドでは、いよいよデビューが決まった際の事務所が確定する「キャスティングラウンド」に突入。このラウンドでJYP、P NATIONのデビュー予備軍が決定します。事務所の選択にはドラフト方式が採り入れられました。

参加者たちは第1ラウンド以来となる個人戦で1人ずつパフォーマンスを披露し、自身の価値をアピール。プロデューサーはお互いに10枚ずつキャスティングカードを持ち、両事務所が獲得の意思を示した場合、どちらの事務所からデビューしたいかを参加者が選択。事務所が決まった参加者は、最終デビューメンバーを決める第6ラウンド「生放送ラウンド」への進出が決定します。どちらの事務所も獲得の意思を示さなかった場合、一旦キャスティング保留となります。
参加者にとって所属事務所が決まる重要なラウンドとあり、好条件を引き出す役割をする“スーパーエージェント”として、歌手で俳優のイ・スンギが初登場。2018年に放送され、IZ*ONEを輩出したオーディション『PRODUCE 48』で国民プロデューサー代表を務めた実績のあるスンギは、両プロデューサーには内緒で参加者たちと面談したうえで臨みます。JYPは「オーディション番組は7つやったけど、これは予想外だ」と笑いました。
重要なラウンドとなるのは事務所も同じとあり、それぞれ別室に設けられた本部には、A&R(レコード会社で、アーティストの発掘や契約、育成などに幅広く携わる職務)や新人開発部署、マーケティング部など実務担当のスタッフや責任者が集結。両プロデューサーのテーブルには本部につながる電話があり、プロデューサーが希望したときのみ相談可能となっています。第1ラウンド以来となる“動く椅子”も復活し、獲得の意思がある場合はラウドチェアのボタンを押し、プロデューサーがステージ前まで迎えに行きます。
参加者22人はまず、事前ファン投票の順位によって1軍(1〜8位)、2軍(9〜15位)、3軍(16〜22位)に割り振られ、各軍からスンギによるくじ引きで、第1グループ・第2グループ・第3グループの3組に分けられました。そして、先陣を切って登場した第1グループから大波乱が巻き起こります。

コウキがまさか……ケイジュが涙 ネットも騒然

序盤から積極的に獲得に動いたのはP NATION。1番手で登場した12歳のドンヒョンを単独でキャスティングすると、『LOUD』らしさを象徴する参加者のウンフィとダニエルに対しては、両プロデューサーが熱烈なラブコールを送りました。

自作曲『BEAST MODE』を披露したウンフィ

JYPはウンフィに対して「事務所に15室ある作業部屋のうち1つをあげます」、ダニエルに対しては「我々の車のエンジンになってほしい」と口説いたものの、2人が選んだのは大手のJYPではなく、アイドルグループ育成実績のないP NATION。PSYはガッツポーズを連発し、P NATION本部はロゴ入りの旗を振ってお祭り騒ぎに。JYPは落胆の色を隠せなかったものの「ウンフィくんは君にとって宝物になる」「これでプロデュース面での心配はないな」とPSYを祝福しました。
4人のステージが終わったところでP NATIONの席が早くも3つ埋まり、出番を控える18人の参加者の緊張感が高まるなか、スンギは「僕がテレビを見ながら会いたいと思っていた参加者です。全国のママたちが大騒ぎしています。『こんな息子がほしい』と。かわいくて魅力的な参加者です」とコウキを紹介します。
これまでになく緊張している表情のコウキは。BTSの『BOY IN LUV』に乗せ、得意のクランプダンスのみならずK-POPダンスも披露。PSYはマイクを通さずに「本当にすごい子ですよね。逸材だ」とつぶやきます。

コウキのパフォーマンス

JYPは「コウキくんはクランプだけじゃなくダンスが上手です。関節を大きく使って本能的にラインを作り出していた。ダンスに関しては欠点が見つかりません」と称賛。PSYも「第1ラウンドから第5ラウンドまで驚かなかったことは一度もありません。今日もクランプからK-POPダンスまで、その表現力にやはり驚かされました」と評します。
しかし、両プロデューサーの本部との電話相談は長引き、結果、ラウドチェアは動かず。予想外のキャスティング保留となり、控え室の参加者たちは「なぜだ?」と騒然となります。PSYは「最初から今までコウキくんの才能を絶賛してきました。天から授かった才能を持っています。ですが、本部とも相談して僕も感じることは、今すぐデビューする場合、他のメンバーとのバランスを考えると、まだ少し早いと思います」と理由を説明。JYPはコウキに「がっかりしないで。このまま成長すれば君を拒む事務所はないから」と声をかけます。
コウキは「今の結果になってしまったんですけど、僕自身もわかっていたことなので、また次に向けるように努力してみます」と気丈にコメント。控え室ではケイジュが泣き、アマルは「一番ショックだった」とため息を漏らします。世界中のコウキファンの視聴者も衝撃を受け、「最初からわかっていたことなのに、今さらバランスのことを言うのはおかしい」「だったら最初から応募条件に身長○センチ以上と明記すべき」などと物議をかもしました。

大波乱! まさかの“保留”連発に参加者が戦慄

波乱は続き、元JYP練習生で甘いルックスで人気のギョンムンもまさかの保留に。JYPは「短期間で成長するという確信を持てなかった」と説明。PSYは「うちが考えているグループカラーはもっと濃くて強烈なので進みませんでした」と、カラーが合わなかったことを理由にあげました。

ギョンムンのパフォーマンス

キャスティングが確実視されていたコウキ、ギョンムンと保留が続き、控え室の参加者が「本当に恐ろしい」「怖くなってきた」と戦慄するなか、第1グループ最後にはP NATIONがエースにと期待をかけているジュニョクを単独で獲得。第1グループ7人を終えたところでP NATIONは早くも4席が埋まり、JYPはゼロという対照的な展開となりました。

■第1グループ キャスティングまとめ
キム・ドンヒョン(3軍/17位)…P NATIONのみキャスティング
イ・スジェ(3軍/22位)…キャスティング保留
ウンフィ(2軍/12位)…両社キャスティング⇒本人がP NATION選択
ダニエル・ジェガル(2軍/10位)…両社キャスティング⇒本人がP NATION選択
コウキ(2軍/9位)…キャスティング保留
イム・ギョンムン(1軍/7位)…キャスティング保留
チョン・ジュニョク(1軍/3位)P NATIONのみキャスティング
※パフォーマンス順。カッコ内順位は事前投票の順位

JYPが攻勢をかけるもまさかの競合4連敗

第2グループの前半は一転、JYPが攻勢をかけます。ダンスで好評価を得てきたヨンゴンと、第1・第3ラウンドで脱落の危機を免れた“不死鳥”ドゥヒョンを単独でキャスティング。
ユン・ミンに対しては「頑張りすぎることで自分が隠れている。それを直そうとして頑張るから余計に隠れてしまう」と指摘しつつも、スタッフが「気配りができて、誠実で自分を犠牲にする姿」を評価している点を汲み取り、獲得に動きました。スンギから「笑いたくなければ笑わなくていい。真面目だから一生懸命やるし、無理にエネルギーを絞り出している。それはしなくていいよ」と優しくアドバイスされたミンは号泣します。
ここからは両社がバチバチに火花を散らすキャスティング競合が続きます。“HIP HOPモンスター”のイェダムは、持ち前のダンスの才能のみならず、歌と自作ラップでも可能性を見せ、さらに自己紹介ビデオでピアノを弾けることを知ったJYPは興味津々。両社本部が祈るなか、イェダムはP NATIONを選択しました。

イェダムのパフォーマンス

続いて、元P NATION練習生ソンジュンが登場。自身の夢のため、父親をウルサンに残して家族でソウルへ引っ越したことに申し訳なさとありがたさを感じているというソンジュンは、父に捧げる初めてのステージを披露します。JYPは「最高レベルのダンス」と絶賛し、PSYも「他のKPOPのステージと比較しても見劣りしないと思えるほど、君のダンスの中で一番かっこよかった」と称えました。JYPがまさかの獲得に動き、P NATION本部から悲鳴があがるなか、ソンジュンは慣れ親しんだP NATIONを選択します。

ソンジュンのパフォーマンス

アマルの歌声に2社競合 JYPが覚えていた“成功したい理由”

これで競合指名4連敗となったJYP本部が重苦しい雰囲気に包まれるなか、元JYP練習生のアマルに出番が回ってきます。K-POPスターになる夢をかなえるため、埼玉から単身で渡韓したアマルは15歳にして韓国語も堪能。自己紹介ビデオでK-POPの原語を理解するために勉強してきたノートが映し出されると、JYPとPSYは「うわぁ」と声をあげ、P NATION本部も「だから上手なのね」と感心します。

アマルのパフォーマンス

日本の家族への恋しさを表現したDEANの『D(Half Moon)』を歌い始めた瞬間、J.Y. Parkはこれまでにないほどメロメロに魅了された表情でうっとり。「鳥肌が立ってどうしようかと思った。個人的には『LOUD』で最高のステージでした」と最大級の賛辞を贈ります。
JYPはアマルが参加した練習生オーディションのことを回想。成功したい理由を聞かれ、「日本で介護の仕事をしている祖母と母を支援するため」と答えたアマルのことが忘れられなかったと明かし、「彼の夢をかなえてあげたい。今日のステージを見たら手伝ってあげられそうです」と太鼓判を押します。PSYもわずかな可能性にかけてキャスティングボタンを押し、2社が競合。結果、アマルは母親が大好きな2PMも所属するJYPを選択し、JYP本部は歓喜に沸きます。P NATION本部も納得顔で「負けたけど、進んでくれてよかった」とPSY代表がアマルに獲得の意思があることを示した決断を支持しました。
第2グループラストは“顔面最強のシャイボーイ”ギョンジュン。5歳から15歳までオーストラリアで過ごし、英語が堪能なことは知られていましたが、実は帰国後に12回もスカウトされていたことが自己紹介ビデオで明かされました。周りが放っておかないルックスに加え、数ヶ月前まで目線を上げて歌えなかったというほど内向的な性格にも変化が表れ、PSYが「自信をつけて変わってきましたが、その中でも今日はあふれる何かが一番よく見えました」と評価。P NATIONが単独でキャスティングしました。

ギョンジュンのパフォーマンス

■第2グループ キャスティングまとめ
パク・ヨンゴン(3軍/21位)…JYPのみキャスティング
チョ・ドゥヒョン(3軍/19位)…JYPのみキャスティング
カン・ヒョヌ(3軍/20位)…キャスティング保留
ユン・ミン(2軍/15位)…JYPのみキャスティング
イ・イェダム(2軍/14位)…両社キャスティング⇒本人がP NATION選択
オ・ソンジュン(1軍/6位)…両社キャスティング⇒本人がP NATION選択
アマル(1軍/5位)…両社キャスティング⇒本人がJYP選択
ウ・ギョンジュン(1軍/2位)……P NATIONのみキャスティング

そして、第10話の最後に発表された視聴者投票ランキングではついに首位が交代しました。6週連続1位をキープしてきたゲフンが2位となり、2週連続2位だったケイジュが1位となる快挙。TOP5常連のアマル、キャスティング保留でネットを騒然とさせたコウキも含め、日本人参加者が大きな注目を集めていることを証明するランキングとなりました。

元P NATION練習生の明暗分かれ……PSY「胸が痛い」

第2グループを終えたところで、JYPは5人、P NATIONは7人が確定。残りのキャスティングカードが3枚しかないP NATIONは、終盤に1軍参加者3人が控えているだけに前半は慎重にならざるを得ません。

ドンヨンのパフォーマンス

ドンヨンのパフォーマンスでは、父が韓国人、母がフィリピン人の“2色の赤い血”をつづった自作ラップに「これほど胸を打たれた歌詞はなかった」と感銘を受けたJYPが単独でキャスティング。“アクロバットの達人”ミンソンは両プロデューサーが動かず保留となり、獲得したかったP NATION本部はがっかりします。
そして、元P NATION練習生が続けて登場。まずは、第4ラウンドで脱落の危機を乗り越えたヒョンスが自身のことを歌詞にした『Red Sun』を披露します。JYPは「ラップが上手で驚きました」と評価したものの、PSYは「ダンスが残念でした」とバッサリ。両プロデューサーとも動かず、PSYは「元練習生じゃなければ進んでいました。厳しく見てしまう部分は確かにあります。カードの残りが少ないので残りの参加者を見るまで保留にすべきだと判断しました」と正直に伝え、「胸が痛い」と苦しそうにつぶやきました。

ヒョンスのパフォーマンス

ヒョンスのキャスティング保留によってテフンの緊張感が一気に高まり、P NATION本部は「初めて見る姿だわ」と心配します。「いい子」のイメージを打ち破ることに重点を置いたというテフンは、大きな翼の映像を活用したパフォーマンスを見せ、PSYは「圧巻でした。僕が知っている君とは別人のようでした」と称賛し、キャスティング。テフンは「『LOUD』は僕にとって救いのような番組です。チャンスをくださったPSYさんに感謝の言葉を伝えたいです」と号泣しました。

テフンのパフォーマンス

残すところ、1軍3人。この時点で残りのキャスティングカードはJYPが5枚、P NATIONは2枚となっていました。韓国の大邸(テグ)でアイスホッケーの中等部代表だったドンヒョンは、昨年11月からアイドルを目指し、歌やダンスのレッスンを始めたばかり。大事なステージは、アイスホッケーを題材にしたMVで知られるNCT Uの『90's Love』で勝負に出ました。JYPは「努力で伸びる部分が弱く、努力で伸びない部分が強い」と評価し、本部に相談せずに意思を固めます。

ドンヒョンのパフォーマンス

結果、JYPだけがキャスティングに動き、本部は大歓声。JYPは「PSYと一番しれつな戦いをすると思っていたので、来なくてよかった」と満面の笑み。PSYは「本当に残念です。第3グループが始まってから、カードが少なすぎて胸が締め付けられています」と苦笑い。しかし、PSYがドンヒョン獲得に動かなかったことで、残りの2人を獲りに行く暗黙の意思表明ともなりました。

ケイジュ獲得を巡り、両プロデューサーがケンカ!?

ケイジュが登場するとJYP本部の女性スタッフが色めき立ち、「近くで見ないと」と言ってモニターに近づくなどこれまでにない動きを見せます。一方のP NATION本部も「ケイジュが来たら、ファンが望む“ウケチョン”(ウ・ギョンジュン、ケイジュ、チョン・ジュニョクの頭文字を取った愛称)がそろう」と期待に胸を高鳴らせます。
スンギがケイジュの行きたい事務所がラウンドごとに交互に変わっていることを紹介すると、両プロデューサーがパフォーマンス前から舌戦を開始。JYPが「高級なワインと安いワインの差は味じゃないんです。安くてもおいしいワインはある。高級なワインが高い理由は、おいしいからじゃなくて、いろんな味がするからです」とケイジュを高級ワインに例えて口火を切ると、PSYは「準備してきたコメントですか? やってられないな」とクレーム。JYPも「君はカードも口数も使いすぎた」と応戦します。

ケイジュのパフォーマンス

初めて前髪を上げたヘアスタイルにスーツ姿でさらにビジュアルに磨きのかかったケイジュは、直前までいつもの笑顔をみせていたものの、参加者からの声援に手を上げて「やるぞ!」と応えるとスイッチを切り替え、Kaiの『Mmmh』で美しいラインを活かしたセクシーなダンスパフォーマンスを披露。JYPはうっとりと「最高だ」とつぶやきます。
両プロデューサーは本部との相談は「必要ない」と即断。最後のアピールタイムでPSYは「JYPは特に日本で知名度が高い事務所です。P NATIONは日本で知られていません。だから日本人のケイジュくんが五分五分でうちを選んだということは、僕たちには少しは希望があるんじゃないかと」と前置きすると、「誰かの後ろについていくか、最初の誰かになるか、それを考えてください」とケイジュのモチベーションを刺激します。
JYPは「よく考えられたコメントだ。僕まで口説かれそうになった」と焦りつつ「この番組が終わるときに完成したグループが歌う曲を各事務所で作るので、僕も作り始めました。僕の頭の中にはケイジュのパートがある」と殺し文句。既にJYPにキャスティングされたアマルも手招きでアピールします。第1ラウンドでは、ラウドチェアを第1段階進めるのさえしぶしぶ状態だった両プロデューサーが、ほとんど口げんかのような必死のアピール合戦を終えました。
誰もが固唾を呑んで見守る中、これまで心が揺れ動いていたケイジュはJYPを選択。JYPは両手を強く握りしめて渾身のガッツポーズで喜びを爆発させ、本部のスタッフも立ち上がって大歓声。アマルも雄叫びをあげて喜びました。
スンギは視聴者による「どちらの事務所に入ってほしいか?」の投票結果は、JYP63.2%、P NATION36.8%だったこと、ケイジュ自身が希望していた事務所が、第1・第3ラウンドはJYP、第2・第4ラウンドはP NATIONだったことを視聴者に伝えました。

ゲフンの感動的なステージ JYP連勝でエース級2人を獲得

そして、トリとして元JYP練習生のゲフンが登場。自己紹介ビデオで「練習生になってから1961日が過ぎた今日、時間をかけて完成した僕をお見せします」と宣言します。P NATIONの所属歌手でもあるDAWNの『MONEY』を選曲したことについて「練習生になって4、5年目になった頃、JYPの食堂で『こうして食べているごはんも事務所からの投資なんだな』と急に思ったんです。投資された分、結果が求められているプレッシャーを歌詞で表現しました」と伝え、大量の札束が降る中で圧巻のパフォーマンスを繰り広げました。

ゲフンのパフォーマンス

PSYは「ゲフンくんの歌詞には鋭さがあります。時に胸をえぐるし、時に胸をひっかく。バラのとげのようです。とげがあるのに温かい。審査という表現は適当じゃないですね。ただ夢中で見ていました」と賛辞が止まらず、JYPも「今日は多くの参加者を上手だと褒めてきたけど、上手の上があります。感動的でした。レベルの違いを見せつけてくれました。5年の練習生生活でどんな思いをしたか、わかった気がします」と胸を熱くします。
両プロデューサーはもちろん本部との相談なしに即断。JYPは「グループというのはメンバーが集まって“1人”になることです。かっこいい目、腕、手、すべてそろっていますがゲフンには脊椎になってほしい」と新グループの大黒柱として構想していることを伝えました。
第1ラウンドでJYPよりも先にPASSボタンを押してくれたPSYに感謝しているゲフンはP NATIONにも「30%可能性がある」としていたものの、最終的にJYPを選択。JYPにキャスティングされた参加者たちは「僕たちの脊椎が来た」と大喜びで迎え入れました。

■第3グループ キャスティングまとめ
ユン・ドンヨン(3軍/18位)…JYPのみキャスティング
キム・ミンソン(3軍/16位)…キャスティング保留
チャン・ヒョンス(2軍/13位)…キャスティング保留
チェ・テフン(2軍/11位)…P NATIONのみキャスティグ
イ・ドンヒョン(1軍/8位)…JYPのみキャスティング
ケイジュ(1軍/4位)…両社キャスティング⇒本人がJYP選択
イ・ゲフン(1軍/1位)…両社キャスティング⇒本人がJYP選択

保留3人が復活も……人気参加者脱落に衝撃走る

22人のパフォーマンスを終え、両社とも8人ずつキャスティングが確定しました。プロデューサーと本部が話し合い、追加キャスティングのリストを提出します。保留となっていたスジェ、コウキ、ギョンムン、ヒョヌ、ミンソン、ヒョンスの6人がステージに呼び込まれると、スンギはJYPが2枚のカードを使い切らずに1枚だけ使ったことを発表。続けて、カン・ヒョヌを追加キャスティングしたことを伝えます。
P NATIONは2枚とも使い切り、1人目の追加合格者としてヒョンスを発表。2度目の脱落の危機を回避しました。そして、最後の追加合格者としてコウキが発表され、保留になったときには泣いていたケイジュも満面の笑みを見せました。
スンギが「コウキくん、一言お願いします」と日本語で促すと、「まずは僕を選んでくださってありがとうございます。これからよろしくお願いします」とペコリと頭を下げてあいさつ。P NATIONにキャスティングされた9人の参加者たちから笑顔で迎え入れられました。
ここで元JYP練習生のギョンムンの脱落が決定。視聴者投票で2回も3位になるなど人気があり、ギョンジュンとともにビジュアルエースとして期待していた視聴者に衝撃が走ります。JYPは選ばれなかった3人に対して「多くの参加者の中でここまで来たことで、才能があることは証明されました。もう一歩成長するという宿題をもらったんです。その宿題をこなしたら、最終的に誰がスターになるかは本当にわかりません」と声をかけ、PSYも「23歳でデビューして35歳で全盛期を迎えた僕としては、アーティストの最大の敵は焦りだと思っています。明日から新たな道が開けることを願っています」とエールを送りました。
こうしてJYPはイ・ゲフン、ケイジュ、イ・ドンヒョン、アマル、ユン・ミン、ユン・ドンヨン、チョ・ドゥヒョン、パク・ヨンゴン、カン・ヒョヌの9人、P NATIONはチョン・ジュニョク、ウ・ギョンジュン、オ・ソンジュン、ダニエル・ジェガル、チェ・テフン、ウンフィ、イ・イェダム、キム・ドンヒョン、コウキ、チャン・ヒョンスの10人のキャスティングが確定し、デビューメンバーを決める「生放送ラウンド」に進出。第6ラウンド(第12話)〜第8ラウンド(第14話)では視聴者の生投票による勝敗によって1話ごとに脱落者が出るシビアな戦いが繰り広げられます。
番組情報
dTV『LOUD』最終回生配信〜#14・#15イッキ見SP〜

配信日:9月11日(土)午後6時開場 午後6時30分配信開始(予定)
MC:古家正亨/朝日奈央
映像配信サービス「dTV」では、9月11日午後6時から第14話・15話を2話連続配信。MCにK-POP評論家の古家正亨、タレントの朝日奈央を迎え、第14話(日本語字幕付き)、最終話(第15話)を続けて配信する。最終話は日韓同時生配信で日本語字幕なし、ノーカット。第14話のアーカイブ配信は9月16日〜、最終話の日本語字幕付き版は9月23日〜配信予定。
この記事について
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
⇒この記事をオリジナルページで読む(9月10日掲載)

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索