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J.Y.Park×PSY争奪戦『LOUD』に次世代K-POPスター候補生が大集結【Vol.1】

第2ラウンド:JYP vs P NATIONチームミッション 35人→30人
第2ラウンドは、会場を平昌(ピョンチャン)に移し、JYP vs P NATIONの1対1のチームミッションが行われます。第1ラウンドでJYPがスカウト権を得た参加者、P NATIONがスカウト権を得た参加者に分かれ、各プロデューサーが2〜3人ずつにチーム分けします。PSYは「チームを組んだときにどんな役割を果たせるのかが重要」とミッションのポイントを伝え、チーム分けの基準についてはJYPが「確認したいことが似ている参加者を同じチームにしました。作詞作曲の実力を確認したいチーム、パフォーマンスを確認したいチーム、歌唱力を確認したいチームなどです」と説明しました。

ルールは1対1のチーム対決後、両プロデューサーがそれぞれ100点満点でチーム点と個人点を採点。チーム点で勝利したチームは全員合格、負けたチームで個人点が最も低い参加者が脱落候補に。8人の脱落候補のうち、個人点とチーム点の合計点上位3人は勝ち残り、下位5人が脱落となります。

JYP元練習生同士のビッグマッチ

初戦はいきなりビッグマッチが組まれ、JYP側はイム・ギョンムン(JYP元練習生)と初回放送のトップバッターで強烈なインパクトを残したイ・ドンヒョンの「パスワード373」チーム。P NATION側はイ・ゲフン(JYP元練習生)と多才なダンサー、イ・イェダム(18)の「女校怪談」チームの対戦となりました。
JYP元練習生がいるチームの対戦となり、ギョンムンが「身内同士の戦いみたいで気が重くなりました」とやりづらそうなのに対し、人気・実力ともにナンバーワンのゲフンは「過去は過去です。今はP NATIONにいるので、何とも思いません」とクールに答え、JYPは爆笑します。
JYPの中間チェックで曲変更を提案された「パスワード373」チームは、Block Bの『HER』をパフォーマンス。JYPは「ギョンムン君は練習生の期間が長くて忘れていた部分がドンヒョン君のおかげで戻ってきた。今日が一番君らしかった。お互いにいい影響を与えました」と足りない部分を補い合った化学反応を称えました。

「パスワード373」チームのパフォーマンス

対する「女校怪談」チームは、MOBB(MINO&BOBBY)『HIT ME』を選曲。振付とラップのほとんどは2人が考えたもので、ゲフンは逆立ちからイェダムに担がれて回転する大技を披露。エネルギッシュでハイレベルなパフォーマンスにJYPは「これは……すごい」と言ったきり、しばし絶句。「驚きました。誇らしかったです」と賛辞を贈ります。PSYは「ゲフンくんは第1ラウンドに“冷凍人間”の話をしてましたよね。見事に解凍できました。パク・ジニョンプロデューサーに『誇らしい』と言われて、僕が誇らしいです。かっこよかった」と褒めました。

「女校怪談」チームのパフォーマンス

個人点は「パスワード373」のイム・ギョンムンが182点(JYP93/PSY89)、イ・ドンヒョンが190点(JYP96/PSY94)、「女校怪談」のイ・ゲフンが190点(JYP98/PSY92)、イ・イェダムが184点(JYP92/PSY92)と、ビッグマッチにふさわしく全員高得点。チーム点は「パスワード373」185点(JYP93、PSY92)、「女校怪談」193点(JYP98、PSY95)で「女校怪談」が勝ち、この対戦ではギョンムンが脱落者候補となりました。

歌唱力No.1のアマルがハウスダンスに初挑戦

2戦目は、P NATION側はチェ・テフン(P NATION元練習生)とホン・ヨンソン(12)の「東方不敗」チーム、JYP側はアマル(JYP元練習生)とイ・テウ(15)の「板の上のエビ」チームの対戦。
Wanna One『Energetic』を選んだ「板の上のエビ」チームは、中間チェックでのJYPの提案により、未経験のハウスダンスに挑戦することになりました。歌唱力No.1と言われるアマルに難しいダンスを課したJYPは「アマルくんは参加者の中で基本的なスキルが最も身についています。激しく踊りながらも歌声が安定していました。すごく上手だったし、テウくんも見劣りしないくらい頑張っていました」と評しました。

「板の上のエビ」チームのパフォーマンス

「東方不敗」チームのパフォーマンス

個人点は「東方不敗」のチェ・テフン177点(JYP88/PSY89)、ホン・ヨンソン162点(JYP80/PSY82)、「板の上のエビ」のイ・テウ167点(JYP83/PSY84)、アマル184点(JYP92/PSY92)。チーム点は「東方不敗」173点(JYP85、PSY88)、「板の上のエビ」182点(JYP92、PSY90)で「板の上のエビ」チームが勝ち、ヨンソンが脱落者候補となりました。

クラシック舞踊経験者対決 ハルトはラップ初挑戦

3戦目では、P NATION側はソウル公演芸術高校で実用舞踊科を専攻している日本人のハルトと芸術中学で韓国舞踊を専攻しているカン・ギムク(14)のコンビ「どんぐり豆腐」が登場。バレエダンサーのナム・ユンスン(19)、モダンダンサーのチョ・ドゥヒョン(21)、イ・スジェ(20)からなる「カントリー少年団」と対戦します。
両チームとも全員がクラシック舞踊経験者のため、いかにK-POPダンスに近づけられるかがテーマ。チョ・ドゥヒョンとナム・ユンスンは第1ラウンドで合格を得られなかったものの、JYPが優先合格権を使って2人を“救済”したことがVTRで明かされました。
「どんぐり豆腐」チームは「僕たちは舞踊科ですが、ヒップホップの曲もこなせることを見せたくて」と、iKON『KILLING ME』を選曲。ダンスは自分たちで作り、2人とも踊りながら歌うのは初めてながらラップにも挑戦しました。JYPから「ハルトくんは歌が安定していました。声量も十分だし呼吸法もよかった。舞踊専攻にしてはK-POPダンスがすごく上手。メリハリもあるし、リズムの乗り方にも慣れてきている」と褒められます。

「どんぐり豆腐」チームのパフォーマンス

「カントリー少年団」チームのパフォーマンス

個人点は「どんぐり豆腐」のハルト182点(JYP92/PSY90)、カン・ギムク166点(JYP84/PSY82)、「カントリー少年団」のイ・スジェ177点(JYP92/PSY87)、ナム・ユンスン171点(JYP84/PSY87)、チョ・ドゥヒョン177点(JYP86/PSY91)。チーム点は「どんぐり豆腐」178点(JYP90/PSY88)、「カントリー少年団」185点(JYP93/PSY92)で「カントリー少年団」が勝ち、ギムクが脱落者候補となりました。

チームワーク不足でケイジュが脱落候補に

4戦目は、P NATION側で日本人のケイジュとムン・ヒョクジュン(15)のアイドル性の高いコンビ「3度の食事」チームが登場。JYP側のユン・ドンヨン(17)&オ・ソンジュン(P NATION元練習生)の「クムクムたち」チームと対戦します。
ケイジュは初回放送同様、天性のアイドル性を買われたものの、相棒のヒョクジュンはそれをさらに上回り、JYPからは「ケイジュくんも才能があるしエネルギッシュだけど、ヒョクジュンくんがあまりにすごくて、2人が合っていなかった」とチームワーク不足を指摘されました。

「3度の食事」チームのパフォーマンス

「クムクムたち」チームのパフォーマンス

個人点は「3度の食事」のムン・ヒョクジュン182点(JYP93/PSY89)、ケイジュ175点(JYP88/PSY87)、「クムクムたち」のオ・ソンジュン178点(JYP88/PSY90)、ユン・ドンヨン180点(JYP90/PSY90)。チーム点は「3度の食事」180点(JYP92、PSY88)、「クムクムたち」183点(JYP92、PSY91)で「クムクムたち」が勝ち、ケイジュが脱落者候補となってしまいました。

クランプの天才コウキが「死の組」登場

そして、PSYが「死の組」と表現し、参加者たちからは「メインイベントだ!」の声があがった2組の登場です。JYPチームは12歳の日本人“クランプマスター”コウキ、最年少のナ・ユンソ(11)、P NATIONの元練習生チャン・ヒョンス(17)からなる凸凹トリオ「腹ペコ兄弟」。対するP NATIONは、エースのチョン・ジュンヒョク(P NATION元練習生)と、PSYが優先合格権を使って救済した作詞作曲の実力者ユン・ミン(20)、アクロバットを得意とするキム・ミンソン(14)の「確成気」が迎え撃ちます。
「腹ペコ兄弟」はJYPの先輩グループ・Stray Kidsの『神メニュー』を披露。審査で歌を披露するのは初となるコウキはVTRで「ダンスには自信があるけど、歌は初めてだし、しかも韓国語で歌うので大変でした」と明かすも安定した歌声で両プロデューサーを驚かせます。そして、圧倒的なステージに参加者たちも大興奮。JYPは「メンバー全員が動きを正確に合わせたらそれは最高のダンスだけど、さらに上の段階がある。3人のダンスはそろっていながらも、自分らしく踊っていた。本当に驚きました」と脱帽します。

「腹ペコ兄弟」チームのパフォーマンス

PSYは「コウキくんは本当に特別な存在です。デビューしてから身につくような重要だけど難しい力を持っています。コウキくんにはステージを掌握する力がある。人を引きつける力があります。コウキ君から噴き出る大きな火柱のようなものが見えて感動しました。ユンソ君もダンスがうまいですね」と大絶賛。そして、言うことを聞かないやんちゃな“弟”2人を包容力でまとめあげたヒョンスお兄ちゃんのリーダーぶりについても「ヒョンスくんの振る舞いは感動的でした」と称えました。
対する「確成気」は、ヒップホップ風に編曲したWanna One『BOOMERANG』を、期待にたがわぬ圧巻のパフォーマンスで見せました。JYPが「どうやって決めるんだ……」と採点を悩むほどハイレベルな対戦の結果、「腹ペコ兄弟」の個人点数はナ・ユンソが181点(JYP87/PSY94)、コウキが185点(JYP90/PSY95)、チャン・ヒョンスが186点(JYP90/PSY96)。「確成気」はチョン・ジュンヒョクが192点(JYP94/PSY98)、キム・ミンソンが176点(JYP87/PSY89)、ユン・ミンが187点(JYP89/PSY98)といずれも高得点となりました。

「確成気」チームのパフォーマンス

JYPが「どちらが勝ってもおかしくない対決でした。ビッグマッチにふさわしいステージでした」と評した双方のチーム点は「腹ペコ兄弟」191点(JYP96/PSY95)、「確成気」191点(JYP94/PSY97)となり、初の同点に。チーム点に個人点を合算した結果、「腹ペコ兄弟」552点、「確成気」555点で僅差ながら「確成気」に軍配が上がり、2組はお互いに抱き合って健闘を称え合いました。この対戦では、最年少のユンソが脱落者候補となりました。

内向的なイケメン・ギョンジュンがダンス高得点組に挑む

第5話では、P NATION側は漫画の主人公のようなイケメン、ウ・ギョンジュン(P NATION元練習生)がキム・デヒ(20)と組んだ「火打ち石」が登場。第1ラウンドでJYPがダンスの最高点を付けたというパク・ヨンゴン(18)&キム・ジョンミン(14)「TWONS」との対戦です。
内向的なギョンジュンはパフォーマンス前に「熱く燃えてみせます!」と大声を出して気合いを入れ、PSYを驚かせます。とはいえ、なかなか殻を破れるものでもなく、Block B『NalinA』のパフォーマンスでは、両プロデューサーともに、2人の表情の乏しさを指摘。PSYは「歌手は人を笑わせたり泣かせたり悲しませたり喜ばせたりする職業です。それが君たちの夢です。自分の感情を隠していたら人の心は動かせません」と諭しました。

「火打ち石」チームのパフォーマンス

「TWONS」チームのパフォーマンス

個人点は「火打ち石」のウ・ギョンジュンが170点(JYP85/PSY85)、キム・デヒが169点(JYP84/PSY85)、「TWONS」キム・ジョンミンが169点(JYP85/PSY84)、パク・ヨンゴンが174点(JYP87/PSY87)。チーム点は「火打ち石」170点(JYP85、PSY85)、「TWONS」175点(JYP87、PSY88)で「TWONS」が勝ち、デヒが脱落者候補となりました。

「会社として曲を買いたい」クリエイティブの天才対決

そして、『LOUD』ならではのクリエイティブの天才たちが集まった対決も。P NATION側は第1ラウンドで作曲家としての可能性を評価されたウンフィと、中学生ラッパーのジャスティン・キム(15)、キム・ドンヒョン(12)からなる「Mid-Siders」。JYP側は音楽IQの高さで両プロデューサーと視聴者を大興奮させたダニエル・ジェガル(17)&ソン・シヒョン(14)「C-Boiz」の登場です。
「C-Boiz」はKhundi Panda, MUNCHMAN, Mirani, MUSHVENOMの『VVS』(feat. JUSTHIS)をリメイク。ベートーベンのピアノソナタ『月光』や2人の自作ラップを織り交ぜ、ダニエルがシヒョクを撮影して制作した自作映像も流します。PSYは「こんな番組がありましたか? 最初から最後までかっこよかったです」と感嘆。唯一、シヒョンのラップスキルの弱さを指摘しました。

「C-Boiz」チームのパフォーマンス

一方、「Mid-Siders」のパフォーマンス前に、PSYは「個人的にウンフィくんから会社として買いたい曲。本当にいい曲なんです。歴史的なステージになると思います」と自作曲『CCHILL』に期待。その言葉にたがわず、参加者、両プロデューサーを巻き込んで会場を一体化させるほどの盛り上がりとなり、JYPは「前回もウンフィくんに言いましたが、サウンドに対する感覚がプロの作曲家レベル」と太鼓判。PSYは「『LOUD』が今後のウンフィくんにどんな影響を与えるかわからないけど、ミュージシャンとして今日は大事な日になると思う。本当にいい曲でした」とべた褒めしました。

「Mid-Siders」チームのパフォーマンス

個人点は「C-Boiz」のソン・シヒョンが165点(JYP83/PSY82)、ダニエル・ジェガルが176点(JYP88/PSY88)、「Mid-Siders」のウンフィが192点(JYP97/PSY95)、ジャスティン・キムが173点(JYP87/PSY86)、キム・ドンヒョンが174点(JYP88/PSY86)。ウンフィは個人点でチョン・ジュンヒョクと並ぶ1位タイの高得点を獲得しました。チーム点は「C-Boiz」170点(JYP85、PSY85)、「Mid-Siders」188点(JYP98、PSY90)で「Mid-Siders」が勝ち、シヒョンが脱落者候補となりました。
そして、脱落候補8人がステージに集められ、個人点とチーム点の合計点上位3人は脱落を免れることが改めて告げられます。結果、1位はナ・ユンソ(372点)、2位はイム・ギョンムン(367点)、3位はケイジュ(355点)の順位となり、残念ながらカン・ギムク、キム・デヒ、ソン・シヒョン、ホン・ヨンソン、エラリー・ヒョンベの5人が脱落しました。

こうして、日本人のコウキ、アマル、ハルト、ケイジュの4人を含めた30人が第3ラウンドへ進出。【Vol.2】では日本人参加者を中心にした天才・鬼才少年たちのプロフィールと名場面をまとめて紹介します。
番組情報
dTV『LOUD』特設サイト

毎週土曜午前0時 最新エピソード更新
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個人クリップ・ダイジェスト続々公開
https://www.youtube.com/channel/UCf3VIuJGXWEOoNAp59Kk7Tw(外部サイト)
この記事について
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
⇒この記事をオリジナルページで読む(8月6日掲載)

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