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アナ雪から7年、May J.が明かした“一生癒えない傷”「それでも『Let It Go』歌い続けたい」

“真面目に歌う人”イメージが重荷に… 本名でYouTube開設した理由とは

──最近開設した、YouTube『May J.のはしもっちゃんねる』では、意外にも思えるハイテンションな素顔を披露しています。

May J.本名の「橋本」でやってるように、こっちのキャラの方が素なんです。ただMay J.として表に出てきた15年の間に「真面目に歌う人」みたいなイメージがついてしまって、それも自分の中で重荷になってたんですよね。もっと気楽な自分をさらけ出す場を持つことで、聴く人も肩の力を抜いて私の歌を聴いてもらえるかもしれない、という思いもあって開設しました。

──シンガーとしての技量の高さも「真面目」なイメージにつながってしまったのかもしれない?

May J.自分が影響を受けてきた洋楽のシンガーは、テクニックで歌い上げて曲を聴かせる人たちだったので、テクニックを磨くのは好きだし、今も時間を見つけてはボイトレに通ってます。ただ、あくまで私の考えですけど、テクニックを押し出しすぎるとJ−POPリスナーにはメッセージが届きにくいような気がするんですね。なので言葉がより伝わるように、ビブラートを効かせすぎないようにしたりと、その辺はさじ加減を考えながら歌うようになりました。
──特に、今回の4曲は持ち前の豊かな声量を抑えた歌い方をされているようです。

May J.洋楽のトレンドも歌い上げ系よりもチルだったりアンビエントだったり、リラックスして聴ける楽曲に寄っていますし、私自身も最近はそういうサウンドが好き。デジタルシングルという形でフットワーク軽くリリースできる時代ですし、「今この瞬間に表現したい音楽をすぐに発表する」みたいなことをどんどんやっていきたいです。

──今後叶えたい夢はありますか?

May J.フジロックやサマーソニックといった洋楽アーティストが揃うフェスに出たいですね。そのためにはどんな音楽を作ったらいいか、一生懸命考えています。ストリーミングで洋楽と邦楽の垣根はどんどんなくなってきていますが、私もBTSやBLACKPINKといったK−POPアーティストのように、日本語と英語の歌詞が違和感なく混ざった楽曲でMay J.の音楽性を確立していきたいです。

(取材・文/児玉澄子)

[配信シングル] DRAMA QUEEN

"DRAMA QUEEN"="悲劇のヒロイン"のように人の悪口ばかり口にしていると、きっとカルマのように自分に返ってくる。
負のエネルギーは連鎖を繰り返し、ネガティブなスパイラルに陥ってしまう。
"Get out!"="私をその負の渦に巻き込まないで!"
他人の人生に口出す暇があるなら、まずは自分の人生をどうにかしたら?
そんな怒りをこの曲にぶつけました。

▽各配信サイトはコチラ
https://avex.lnk.to/dramaqueen

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