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花村想太、止まらない“マーベル”語り キャプテン・アメリカのバイクに乗り、アイアンマンに憧れる

頑固さが愛くるしいキャプテン・アメリカ、多くを学んだスパイダーマン

――トニー・スターク愛がひしひしと伝わってきます。ほかにも好きなマーベルヒーローはいますか?
花村想太みんな魅力があって、全員について良いところを語れるのですが、特にキャプテン・アメリカとスパイダーマンが好きです。僕の中ではアイアンマンとキャプテン・アメリカが“二大巨頭”なんですよね。
キャプテン・アメリカ
本名:スティーブン・“スティーブ”・ロジャース
身長:187.96cm 体重:104.33kg
能力:人間の身体能力を極限まで高めた存在。ボクシングの達人で、柔道や格闘技の訓練も受けている。超人血清のおかげで、驚異的な耐久力も持つ。
初登場:『Captain America Comics』#1(1941年3月)

大恐慌の最中に両親を失い、天涯孤独の身で配達員として生計を立てていたスティーブは、軍の徴兵基準を満たないほど貧弱な体だったが、ナチズムへの義憤と愛国心に駆られ、1941年に軍の「超人兵士計画」に志願。生体実験で超人血清を注入され、キャプテン・アメリカとして生まれ変わった。第2次大戦末期に氷の中に閉じ込められるも、何十年も後に発見され、蘇生された。
キャプテン・アメリカのすごいところって、正義が揺らがないところだと思うんです。正義の解釈って難しくて、ある人にとって正義でも、違う人から見たら悪かもしれない。そんな中、頑なに自分の考える正義を信じてまっすぐ進む。まっすぐすぎて一番頑固なキャラクターなのですが、そこが愛くるしいなと思うんです。

あとは、自分が弱いことを知っているからこそ、強くなった自分におごることなく、しっかりと気持ちを保てるところも好きです。これから観てみたいという方のために詳しくは話しませんが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)ではキャプテンが助けに来たシーンで号泣しました。この作品は何度も映画館に行って観ましたね。僕がキャラクター一人ひとりに愛情を抱いてマーベル作品を好きになれたんだなと思わせてくれた人が、キャプテン・アメリカでした。
スパイダーマン
本名:ピーター・ベンジャミン・パーカー
身長:177.8cm 体重:81.65kg
能力:ほとんどの物体の表面に張りつくことができ、超人的な腕力、スピード、反射神経を持つ。危険を知らせる“スパイダー感覚”の持ち主。手首のウェブ・シューターからは、強力なクモの糸を発射する。
初登場:『Amazing Fantasy』#15(1962年8月)

高校生のときに放射能を浴びたクモに刺されたピーターは、壁にはり付くことができるなどクモのような能力を得る。クモ糸を発射する装置「ウェブ・シューター」とクモをイメージした赤と青のコスチュームを作り、自ら「スパイダーマン」と名乗って人気者となったピーターは、ほどなくして、大いなる力と大いなる責任について学び、人々のために自分の力を使うことを決意する。
スパイダーマンは、新しいことに挑戦したいとか、自分が特別になりたいと思っている子どもたちに、しっかりと進む道を照らしてくれる存在。ただかっこいいというだけでなく、一つ一つの作品に対してテーマを作って、観る人の心に問いかけているのがマーベルなのかなと思わせてくれたのがスパイダーマンでした。

特別な能力を手に入れても、有頂天になってしまうと、足元をすくわれて本当のヒーローにはなれない。才能を持ったときに、おごることなく、しっかりと能力を使えるかどうかが試される。スパイダーマンからはいろいろなことを学びました。

アベンジャーズとして戦うとしたら……アイアンマンは荷が重い(笑)

――花村さんのように、特定の作品からオールスターの『アベンジャーズ』を観て、個々の作品の後にまた『アベンジャーズ』に戻ると、また違う発見もいっぱいありますよね。
花村想太はい、全然違いますね! 「だからこうだったんだ」と気づくこともいっぱいあります。
――ご自身がもし「アベンジャーズ」の一員で、最凶最悪の宿敵・サノスと戦うとしたら、どのヒーローとして戦いたいですか?
花村想太アイアンマンの立ち位置には憧れるのですが、あれはトニー・スタークだからこそだと思うので自分には荷が重いかな(笑)。自分ができることとしたら、そうだなぁ……(長考して)ドクター・ストレンジ(魔術によってさまざまな超常的現象を起こすことができるヒーロー。映画ではベネディクト・カンバーバッチが演じている)のように、背後から助けるような感じがいいですね。メインで戦う勇気はないので、補助に回りたい。でも、ストレンジがいるからこそサノスと戦えたと思うんですよね。
――2019年に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』が世界映画興行収入歴代1位の大ヒットとなり、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年公開)で『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズのフェーズ3が区切りを迎えました。20年春には外出自粛期間もありましたが、マーベル作品を観返す時間もあったのでは?
花村想太はい、シリーズ全23作品を最初から公開順に観返しました(笑)。もう何回も観直していて、これが何回目なんだかわからないほどですが、1から観返すのが好きなんですよね。『〜エンドゲーム』を観てからもう1回最初の『アイアンマン』から観返すことによって、「このシーンの裏ではこんなことが起きていたんだ!」「この話はあそこから持ってきたんだな」とか発見があって本当に楽しい。縦横に話がつながっているシリーズの歴史や面白さを改めて感じられました。

――マーベル好きが高じて公式BOOK『MARVEL AVENGERS SHOULDER BAG & POUCH BOOK』(2019年8月発売)の表紙を務めたり、ご自身のTwitterやInstagramではマーベルの限定グッズなども公開されていますが、中でも自慢のマーベルグッズがあればご紹介ください。

キャプテン・アメリカと同じモデルのバイク(本人提供)

キャプテン・アメリカと同じモデルのバイク(本人提供)

花村想太グッズではないんですが、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年公開)でキャプテン・アメリカが乗っていたバイクと同じモデル、ハーレーダビッドソンのストリート750を買いました。キャプテンがバイクに乗っている姿がめちゃくちゃかっこよくて、そのバイクの形もすごく好きで。

2016年以降のモデルはデザインが変わってしまっていたので、新品に近い中古バイクを探して購入しました。見つけたときは幸せでしたね。しかも、それまでバイクは中型免許しか持っていなかったので、これに乗るためにわざわざ大型免許を取ったんです(笑)。最近では乗っていなくて車庫に置いてあるんですが、このバイクは自慢というか、思い入れが強いです。

玄関の傘立ては限定品のマーベルグッズ(本人提供)

玄関の傘立ては限定品のマーベルグッズ(本人提供)

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