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鬼リピMVで振り返る! 2020年音楽シーン総まくりカレンダー
⇒この記事をオリジナルページで読む(12月25日掲載)
そのなかでもアーティストたちはインターネットなどを通じて、貴重なコラボ動画や元気をくれる作品の数々を届けてくれました。そこで、2020年に何度も何度も“鬼リピ”したミュージックビデオ(MV)をTwitterで募集。総投票数2924票の中から上位だったMVを中心に、熱量の高い“鬼リピポイント”を添えて未曾有の1年を振り返ります。
※文中の敬称略
1月
ジャニーズJr.時代から親交が深い6人組グループ・SixTONES(ストーンズ)と9人組グループ・Snow Manが、ジャニーズ史上初となる2組同時CDデビュー。SixTONESはソニー・ミュージックレーベルズ、Snow Manはエイベックス・エンタテインメントと異なるレーベルながら、双方のデビュー曲を収録した両A面コラボシングル、SixTONES vs Snow Man『Imitation Rain/D.D.』としてリリース。2/3付オリコン週間シングルランキングで初週132.8万枚をセールスし、史上初のデビューシングル初週ミリオンを達成した。
SixTONES『Imitation Rain』
1stシングル『Imitation Rain』表題曲
2019年12月25日MV公開/2020年1月22日CD発売
【鬼リピポイント】
●記念すべきSixTONESのデビューシングル! YOSHIKIさんプロデュースによる壮大なミディアムバラードで大粒の雨に打たれ、感情に身を任せながらダイナミックに踊る6人の姿……鬼リピしない理由が見当たりません!!!
●雨の冷たさの中にも燃えるような情熱を感じる、バックに炎が燃え盛るシーンは、長くジュニアを経験してそれでもデビューを諦めなかった彼等の熱い気持ちを表しているようでかっこよかったです。
●特に毎回感動して鳥肌が立ったのは、落ちサビの「戻れない時代を振り返る〜」というシーンです。京本くんの綺麗な高音はもちろんのこと、歌詞がSixTONESが今まで歩んできた時代の道のりと重なって聞こえ、感動してしまいます。
●後半京本大我くんの高音ソロに入るところは特に魅了されました。歌のうまさもそうですが、長いジャニーズ歴のある彼らだからこそ歌う「戻れない時を振り返る」という歌詞はグッときました。
●京本大我、ジェシー、松村北斗3人のハモリパート。とても綺麗な歌声で、心に響くものがあるから。
●YouTubeでもDVDでも、とにかく聴き込みました! その後2nd、3rd とシングルがリリースされ、最高を更新していくけれど、やっぱりデビュー曲への思いは特別です。YOSHIKIさんの美しいピアノの旋律が流れてくると、目を閉じても映像が浮かんでくるくらい。どしゃ降りの雨を思わせる水の中のダンスシーンは、聴くその時時の感情に強くも優しくも変化して、寄り添ってくれるような包容力もあり……今でもあの頃の思いが込み上げてきて、涙なしでは聴けないくらい大好きなMVです!!!!!!
Snow Man『D.D.』
1stシングル『D.D.』表題曲
2019年12月25日MV公開/2020年1月22日CD発売
【鬼リピポイント】
●ダンスが激しく、歌もうまい、何度も聴きたくなるキャッチーな音楽。一人ひとりの表情も見逃すことが出来ない。そのため何度も聴きたくなるし見たくなる。
●アクロバットや勢いのあるキレキレダンスが見所です。
●サビ前のラウールくん! 当時16歳の高校1年生なのに色気が凄すぎる!!
●デビュー前からずっと楽しみにしていた曲です! 何度観てもかっこいい!
2月
これを受けてPerfumeが東京ドーム、EXILEが京セラドーム大阪公演の中止を当日発表したのをはじめ、ライブ中止・延期が相次いだ。
3月
韓国の音楽専門チャンネルMnetの人気サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101』シリーズの日本版『PRODUCE 101 JAPAN』で、視聴者である“国民プロデューサー”の投票によって練習生101人の中から選ばれた11人で結成されたグローバルボーイズグループ・JO1(ジェイオーワン)。3月4日にリリースしたデビューシングル『PROTOSTAR』は、3/16付オリコン週間シングルランキングで初登場1位(初週売上32.7万枚)を記録した。
JO1『無限大(INFINITY)』
1stシングル『PROTOSTAR』収録曲
2月17日MV公開/3月4日CD発売
【鬼リピポイント】
●全編韓国で撮影され、韓国の映像技術や規模感に衝撃を受けました。歌もキャッチーで、繰り返し見てしまいます。K-POPとJ-POPの良いところを融合した新しいジャンルの音楽だなと思いました。
●PRODUCE101シリーズが日本で放送されるのは初めてで、日韓ハイブリッドの製作陣、一体どんなMVになるのかワクワクして見たのを覚えています。韓国制作特有の色彩やアイテムの多彩さ、隠れたメッセージ性を読み取るために何度も見ました!
●JO1のデビュー曲で初めてのMVということもあり嬉しくて何度も見てしまいます。オーディション番組中のエピソードが随所に反映されているので「このシーンあの時のアレだよね!」とファンの皆で話すのも楽しいですし、それぞれの小道具や背景等ナゾが隠されていそうな雰囲気なのでつい「これはこういった意味なのではないか?」と考え出すと止まらなくなり「もう1回よく見てみよう!」となります。また、『OH-EH-OH』や『Shine A Light』といった曲のMVとリンクする内容もあり、宝探しする感じで何度も見てしまいます(今日も見ています!)。
●JO1の記念すべきデビュー曲でもあり、私たちファンであるJAMにとって実家とも言える曲。「次をみてほしいよ」「挑戦をうけてやるよ」といった彼らの意気込みや願いもこめられているような歌詞、またデビュー曲とは思えない完成度の高さに毎回感動します。目が追い付かないほどフォーメーションが変わるので飽きないし、色味も鮮やかで映像美もパフォーマンスもとにかくずっと見ていられます。聞くたび、見るたびに自分の気持ちが前向きになっていけるので大好きです。
年明け早々の1月7日早朝、乃木坂46のエース・白石麻衣がグループからの卒業を電撃発表。3月12日には本人が初めて作詞を手がけ、乃木坂(東京・赤坂)とサマーランド(東京・あきる野市)で撮影した卒業ソロ曲『じゃあね。』のMVが公開された。5月5〜7日の東京ドーム公演で卒業を予定していたものの、コロナ禍で中止することを4月28日に発表。会場をかえ、10月29日に開催した無観客オンラインライブ『NOGIZAKA46 Mai Shiraishi Graduation Concert 〜Always beside you〜』をもって卒業した。
乃木坂46『じゃあね。』
25thシングル『しあわせの保護色』収録曲
3月12日MV公開/3月25日CD発売
●乃木坂46白石麻衣ちゃんのラストソロ曲。遊園地ではしゃいでいる姿は可愛くて美しい、けれどそこに儚さや強さがある。あの8分21秒はトキメキに溢れていると思います。手書きの歌詞やメンバーとの思い出の動画が幾つか挟み込まれているところが感動です。
●まいやんが作詞した卒業ソロ曲。まいまい、ななみん、生駒ちゃんをはじめ、これまでまいやんが泣きじゃくりながら見送ってきた同期たちの卒コンの名場面も含まれていて何度も見て何度も泣きました。まいやん、乃木坂46に入ってくれてありがとう。乃木坂46のまいやんへ「さよならとありがと。」
●とにかく泣ける。可愛すぎる。
●白石麻衣さんが自身で作詞を手がけた卒業ソングとあって、歌詞が胸に染み、考察ポイントがたくさんある映像が目にしみるMVです。5月に東京ドームで卒業するはずが、10月に無観客ライブでの卒業となってしまってモチベーションを保つのも大変だったと思います。9年間本当にありがとうと伝えたいです。
新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大するなか、東京オリンピック・パラリンピックの1年程度の延期が決定。30日には2021年夏(オリンピックは2021年7月23日開幕、パラリンピックは8月24日開幕)に延期が発表された。