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ORICON NEWS
HYDE、自身に残された時間を語る「活動ができる時間にも限りがある」
コロナ禍で草刈り…こんな過ごし方も悪くない
HYDE “HYDEというエンタテイナーの芸術パッケージ”としては、間違いなく最高峰のものになりました。ライブそのものもHYDEというキャラクターをきっちりと表現できたし、お客さんもそれに応えるように最高に盛り上がってくれた。極端な話、これだけの映像作品を残せたら「明日死んでも後悔がない」というくらいの仕上がりになったと自負しています。それとは矛盾するようだけど、まだまだ先も目指せるという自信にも繋がったライブでしたね。
──2018年にアメリカを明確に意識した上でソロ活動を再始動させましたが、その点でも昨年は意義深い1年となったのではないでしょうか?
HYDE 今のところは順調ですね。アメリカのフェスに出演した時やサポートアクトとしてツアーを回った時も現地のバンドと引け目のないライブができたと思っているし、ソロ活動再開の時に思い描いていた通りのスタートは切れたかな。
──それだけにこのコロナ禍が悔やまれます。今年はさらに海外展開を推し進める予定もされていたのでは?
HYDE 発表はしていなかったけど、この6月からまたツアーに出る予定で、それも全部中止になりました。そのほかにも止まってしまったことがいっぱいあるけれど、それも次のスタートダッシュに加速をかけるために神様がくれた時間だと捉えています。急かされることもないから曲作りもじっくりできるし、あと庭の草刈りをしたりとかね(笑)。
──HYDEさんが草刈りを!?
HYDE 草刈り機を買ったんですよ。今まで仕事が忙しくて家にいることがあんまりなかったから、こんな過ごし方も悪くないかなって。最近はぐっすり眠れるし、体調がすごくいいですね。