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HYDE、自身に残された時間を語る「活動ができる時間にも限りがある」

 昨年は人生の節目となるバースデーライブを皮切りに、アジアツアー、2度にわたるアメリカツアー、そして日本ツアーと自身史上最多の96本にも及ぶライブを行ったHYDE。エンタテインメント業界では、いまだ生ライブが行えない状況のなか、一方では無観客のライブ配信への取り組みも加速している。今年6月から予定していたツアーがあえなく中止となったHYDEが、コロナ禍で「自分に残された時間」と向き合いながら、現状と自身の今後の活動について語った。

コロナ禍で草刈り…こんな過ごし方も悪くない

──昨年の大規模ツアーの集大成となる千葉・幕張メッセ公演を収録したライブBlu-ray&DVD『HYDE LIVE 2019 ANTI FINAL』が7月29日に発売されます。どんな映像作品になりましたか?

HYDE “HYDEというエンタテイナーの芸術パッケージ”としては、間違いなく最高峰のものになりました。ライブそのものもHYDEというキャラクターをきっちりと表現できたし、お客さんもそれに応えるように最高に盛り上がってくれた。極端な話、これだけの映像作品を残せたら「明日死んでも後悔がない」というくらいの仕上がりになったと自負しています。それとは矛盾するようだけど、まだまだ先も目指せるという自信にも繋がったライブでしたね。

──2018年にアメリカを明確に意識した上でソロ活動を再始動させましたが、その点でも昨年は意義深い1年となったのではないでしょうか?

HYDE 今のところは順調ですね。アメリカのフェスに出演した時やサポートアクトとしてツアーを回った時も現地のバンドと引け目のないライブができたと思っているし、ソロ活動再開の時に思い描いていた通りのスタートは切れたかな。

──それだけにこのコロナ禍が悔やまれます。今年はさらに海外展開を推し進める予定もされていたのでは?

HYDE 発表はしていなかったけど、この6月からまたツアーに出る予定で、それも全部中止になりました。そのほかにも止まってしまったことがいっぱいあるけれど、それも次のスタートダッシュに加速をかけるために神様がくれた時間だと捉えています。急かされることもないから曲作りもじっくりできるし、あと庭の草刈りをしたりとかね(笑)。

──HYDEさんが草刈りを!?

HYDE 草刈り機を買ったんですよ。今まで仕事が忙しくて家にいることがあんまりなかったから、こんな過ごし方も悪くないかなって。最近はぐっすり眠れるし、体調がすごくいいですね。

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