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アイデアは自分の中ではなく世の中にある、GO代表 三浦崇宏氏

2018年8月取材・掲載記事の再掲載

(C)MusicVoice

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<エンタメ界の30代 Vol.9>
変革期を迎えているエンターテインメント業界。テレビ最盛期やミリオンヒットが続出した時代に青春を過ごした30代は今まさに、その最前線で活躍している。彼らは今何を考えているのか、どう時代の変化に立ち向かっているのか。リレー形式でインタビューする本企画は、エンタメ業界で働く大手事務所マネージャーが同世代で活躍するキーマンに話を聞き、それぞれの背景や想いに迫っている。今回は、話題を呼んだH&M×安室奈美恵のコラボレーション企画やケンドリック・ラマー黒塗り広告などの仕掛人、The Breakthrough Company GO・代表取締役社長でPR/Creative Directorの三浦崇宏氏。博報堂から独立し、2017年に同社を設立。今、広告業界を大きく変えようとしている注目の存在、三浦氏の素顔に迫った。
【企画・取材・文=山本圭介(SunMusic)/撮影=木村陽仁(MusicVoice)】

『責任を持ちたい』

 H&M×安室奈美恵の新聞広告やケンドリック・ラマーの黒塗り広告などの話題の広告をはじめ、NTTドコモのカーシェアリングサービス「dカーシェア」、日本テレビ『世界一受けたい授業』のアリーナイベント事業など、様々なプロジェクトを手がけ、広告業界で注目の存在となっている会社がある。

 The Breakthrough Company GO だ。“事業クリエイティブ”を提唱し、通常の広告代理店の領域を超えて、クリエイティブとPRの力でビジネス開発までを手がけている。その反面、尖ったコンテンツやプロモーションを仕掛けて話題を巻き起こすことも多い。そのリーダーが、三浦崇宏氏だ。

 早稲田大学卒業後、2007年博報堂に入社。在籍わずか10年で、マーケティング、PR,クリエイティブの3部署を経験。そして、2017年に独立した。

 「クライアントに対して、広告だけではなく、色々な部分でもっとお手伝いができる、もっと力になれると思ったんですよね。それは同時に、もっと責任を持ちたいということでもある。そこで『事業クリエイティブ』というテーマを掲げて立ち上げたチームが、今の『GO』という会社です」

 会社を設立して1年半。多くの企業からさまざまな依頼が来ているという。その中には、無理難題とも思える仕事もあるが、その全てが「社会に挑戦と変化を生み出すもの」と語る三浦氏。

 「いいからいけよ」…GOの社名の由来は彼の口癖そのものである。

 圧倒的なスピード感と熱量で多くの仕事をこなす『GO』には、どんな男の思想が息づいているのか。

 「作品を作るのではない。現象をつくるのが、僕たちの仕事」という三浦氏に、エンタメとの関わり、そして博報堂時代から『GO』設立に至るまでの彼の想いを聞いた。

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