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“異色デカ”が増加中? 多様化する刑事ドラマ
◆50年代からスタート、刑事ドラマが廃れない理由
「“刑事モノ”は基本的にひとつの事件で1話が完結するスタイルなので、展開も早いし、登場人物たちのさまざまな人生模様や人間ドラマが凝縮されていて、視聴者も感情移入しやすいんですね。さらにベースに“事件”があるので、非日常的なドキドキ感も味わえるし、日本人好みの勧善懲悪や判官びいきの要素も盛り込めます。ドラマの人気が出れば番組自体も長寿化しますし、作中のレギュラー陣やドラマの認知度もますます高まっていく。それでいて1話完結なので新鮮さも失われません。刑事モノは好循環が生まれやすいんです」(ドラマ制作会社スタッフ)
時代ごとに特徴あり! 変貌を遂げてきた刑事ドラマの歴史
時代と共にドラマ界におけるトレンドはもちろん、事件や捜査のあり方なども変わってくる。テレビドラマ自体が各時代を映す鏡であるならば、刑事ドラマも定番の部分を残しつつ、これからもどんどんと“進化”し続けていくのであろう。