チョコレートをもらって喜んでいたのも束の間、早くもホワイトデーが近づいてきた。本命はスムーズにいっても、何かと悩ましいのが義理チョコのお返し。せっかくなら相手に良い印象を与えたいものだが、どんなポイントを押さえればいいのだろう？　今回は職場などでスマートに“義理チョコ返し”をするための極意を探る！

女心は難しい…　“義理チョコ返し”にお悩みの男性たち

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　職場でのホワイトデーについて調査すると、約3人にひとり（40.4％）の男性が義理のお返し選びに悩みを抱えていることが判明。その実情に迫ると、バレンタインと違い「そもそも何を買えばいいか金額感も謎」（静岡／40代）と苦戦している人が多いよう。

　何を選べば良いか分からないがために、「あまりにも安いお返しをしてケチだと思われた」（京都／30代）、「定番すぎてほかの人とかぶってしまった」（愛知／30代・男性）、「おもしろくないと言われた」（静岡／40代）という赤っ恥体験をした男性は数知らず…。職場で良好な関係を築くためにも、あらかじめ女心をリサーチしておいた方が良さそうだ。

人気スイーツNo.1はバレンタインと同じくチョコレート！

　“義理チョコ返し”の定番といえばスイーツだが、一体何が喜ばれるのか？　働く女性に聞いてみると（複数回答）、1位はバレンタインデーの定番と同じく【チョコレート】（63.4％）という結果に。

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　「大好きだから」（北海道／40代）との声が圧倒的に多かったほか、近年の高級ショコラブームやカカオ豆をチョコにするまでの全工程を店舗で担うBean to Barといったこだわりのチョコが続々と登場している背景から、「おいしいものが増えてきた」（埼玉／20代）、「普段は買えないような上質なものがもらえると嬉しい！」（群馬／40代）というコメントも目立ち、チョコが女性たちを胸キュンさせるスイーツであることが伺える。

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　続く2位は「ハズレがなくおいしいから」（神奈川／30代）と、マドレーヌやフィナンシェなどの【焼き菓子】（52.8％）、3位には「仕事の合間に食べやすい」（長野／40代）という【クッキー】（50.6％）がランクイン。ティータイムのお供として楽しめるスイーツに人気が集まった。比較的日持ちするものが人気だが、【ケーキ】（4位：44.2％）や【シュークリーム】（7位：34.4％）などの生菓子も上位に登場している。

たとえ義理でも気持ち重視　“思いやりのなさ”にガッカリ

　もちろん何を贈るかも大切だが、女性たちは男性陣の気持ちも重視しているよう。お返しをもらった時に残念に思ったことを調査すると、【値札が付いている】（1位：38.0％）、【コンビニなど、明らかに慌てて近所で購入したことが分かる】（2位：37.5％）など、“やらされている感”が見え見えの態度に冷ややか。

　また、【本人ではなく代理の人に配られる】（5位：26.0％）、【言葉もメッセージもなく、ただ席に置いてある】（8位：17.5％）のような渡し方も、「とりあえず感がすごくてガッカリ」（東京／20代）と、好感度を下げてしまう行為のようだ。

男を上げる!?　お手本にしたい“義理チョコ返し”

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　女心はなかなか難しい。それなら成功者の声を参考にしようと、実際に女性たちが好感を抱いたエピソード募集すると、「絶品スイーツをいただいた時は『おっ！』と思った」（埼玉／30代）というように、“おいしさ”に心掴まれたという意見に加え「きちんとお礼を言って渡してくれた時」（滋賀／40代）、「自分の好みを考慮してくれたんだと分かるようなお返しは嬉しい」（神奈川／20代）、「おいしいと評判のお店をリサーチして買ってきてくれたのが嬉しかった」（愛知／40代）というように、やはり思いやりを感じられる贈り物が人気の様子。

　贈る側と受け取る側、双方のさまざまな心の内をリサーチした今回。結果を振り返ると、贈る品や金額的なことももちろん大切だが、本命と同様に義理のお返しにおいても“相手を思う気持ち”が欠かせないポイントと言えそうだ。これからお返しを用意するという男性は、これらの声を参考に好感度UPを狙ってみてはいかがだろうか？

【調査概要】
期間：2016年2月1日（月）〜 2月8日（月）
対象：有職者1000名（全国の自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員20代、30代、40代の男女、各500名）
地域：全国
方法：インターネット調査