わたしはそっとつぶやいた これはそんなおはなし
いつもと同じ毎日が あたりまえに来るんだ
学校までの道のりを 少し走ってみたんだけど
なんにも変わんなくて ちょっとさびしくなるんだ
あの日 言われた言葉が ふと頭に浮かんだんだ
悲しいこと 辛いことが 幸せの引き立て役だったら
イヤになるほどの思い出が わたしの土台だったとしたら
ほら 気付けば過ぎていったこの一秒間 その一瞬に たった一瞬に
たくさんの何かが失くなったんだ
そう 何気なく過ごしたこの一秒間 その一瞬に たった一瞬に
たくさんの何かが生まれたんだ
いつもと同じ時間に 流れるニュースは
悲しい出来事ばかりで 少し真面目にみたんだけど
心の奥のどこかで そっと思っているんだ
あぁわたしじゃなくてよかった あぁここじゃなくてよかった
嬉しいとき 楽しいときに 代わりに誰かが泣いていたら
イヤになるほどの争いが わたしの土台だったとしたら
ほら 気付けば過ぎていったこの一秒間 その一瞬に たった一瞬に
たくさんの何かが失くなったんだ
そう 何気なく過ごしたこの一秒間 その一瞬に たった一瞬に
たくさんの何かが生まれたんだ
ほら 過ぎていったこの一秒間 その一瞬に たった一瞬に
たくさんの命が失くなったんだ
そう 簡単に過ぎてったこの一秒間は
誰かが生きたかった時間
ほら 気付けば過ぎていったこの一秒間 その一瞬に たった一瞬に
たくさんの何かが失くなったんだ
そう 何気なく過ごしたこの一秒間 その一瞬に たった一瞬に
たくさんの何かが生まれたんだ
いつもと同じ毎日は あたりまえなんかじゃなかった
ってわたしはそっとつぶやいた これはそんなおはなし
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