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コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2017

「コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2017」結果発表

作品賞火曜ドラマ『カルテット』(TBS系)
主演男優賞浅野忠信(木曜劇場『刑事ゆがみ』フジテレビ系)
主演女優賞松たか子(火曜ドラマ『カルテット』TBS系)
助演男優賞高橋一生(火曜ドラマ『カルテット』TBS系、大河ドラマ『おんな城主直虎』NHK)
助演女優賞和久井映見(連続テレビ小説『ひよっこ』NHK)
脚本賞坂元裕二氏(火曜ドラマ『カルテット』TBS系)
新人賞吉岡里帆(火曜ドラマ『カルテット』TBS系)
受賞者コメント

作品賞:火曜ドラマ『カルテット』チーフプロデューサー 土井裕泰氏

未だに彼らの言葉や姿が浮かんでくることがある
年間大賞でも「作品賞」に選んでいただき、大変嬉しく思っています。 『カルテット』は、坂元裕二さんのオリジナル脚本で連続ドラマを作りたいという、 僕とプロデューサーの佐野亜裕美の強い思いからスタートしました。 坂元さんの書かれた「言葉」を深いところまで表現できる俳優さんたちに集まっていただき、 また、スタッフ全員が作品の世界観をどう作り上げていくかを真剣に、楽しみながら考えた結果、皆さんの心に深く残るドラマ、 自分なりの解釈や想いをいつまでも語っていたくなるようなドラマになることができたのではないかと思います。 僕自身の中でも、未だに日常のふとした瞬間に彼らの言葉や姿が浮かんでくることがあります。 このドラマを愛してくださったすべての視聴者の方に、心より感謝いたします。

主演男優賞:浅野忠信

自由に役を生きられた
17年10月期賞に続いて、2017年の年間大賞でも「主演男優賞」をいただきありがとうございます! 『刑事ゆがみ』はドラマならではの面白さを目指し、チームで熱意を持って挑んだ作品です。 諦めないで取り組んできた結果として、このように評価いただけたことはとても嬉しいですし、 僕の至らないところや勝手な思いつきに付き合ってくださった共演者とスタッフの皆さんに感謝しております。 みんな何かに押しつぶされそうになっている事があるかもしれませんが、 僕はドラマの中の主人公まで押しつぶされちゃったらイヤだなと思います。だから自由に役を生きたかったのです。 そしてそれを許してくれたのがこのドラマで、『刑事ゆがみ』は僕に自由への一歩を踏ませてくれました。

主演女優賞:松たか子

静かに、確実に、力が集まるような不思議な作品
カルテットは、静かに、確実に、力が集まるような、不思議な作品でした。 カルテットのメンバーは、素晴らしい仲間でした。 交わした言葉、交わさなかった言葉も含めて感じ合える、できないことができるような。 たくさん助けられ、本当に感謝しています。 もちろん、チャーミングな方ばかりだった出演者の皆様、 「情熱」のもとに集まったスタッフの皆さんとの時間は最高でした。 そしてもちろん、すべて坂元さんのおかげです…ありがとう!

助演男優賞:高橋一生

今の僕にとって欠けてはならない血肉の1つひとつ
このたいへん光栄な賞を、この2作品でいただけたこと、とても嬉しく思っています。 両作品ともに、素晴らしいキャストの方々、スタッフの方々に恵まれ、 そのすべてが、今の僕にとって欠けてはならない血肉の1つひとつです。 今後も、この年のこの作品たちを指針に、霞まないように進んでまいりたいと思います。 この度はありがとうございました。

助演女優賞: 和久井映見

本当に幸せな日々
毎日緊張しながら、本当に幸せな日々でした。 また出会いたいな…と願わずにはいられない、 大切な作品です。

脚本賞: 坂元裕二氏

もうそろそろ出所した巻さんが、みんなと再会を果たす頃でしょうか
最終回の物語は一年後という設定でしたので、 もうそろそろ出所した巻さんがみんなと再会を果たす頃でしょうか。 随分昔の番組のことのように思います。 携わっていたキャスト、スタッフたちはみんなもう次の、そのまた次の仕事に愛を注いでいます。 今ではあの四人のこともすっかり思い出に変わりましたが、 そんな中でも別府さんのズボンは膝まで上がり続けているのかと思うと、なんだか愉快な気分になります。 身に余る光栄な賞をいただき、ありがとうございました。

新人賞:吉岡里帆

この作品での経験を経て、女優として覚悟が決まった
『カルテット』という作品は人生で切っても切れない作品になったんだなって改めて感じています。 来杉有朱は、4人のカルテットの心地よい音の紡ぎあいを不協和音にしていく役割でしたが、 そういう役を視聴者の方が面白可笑しく受け入れてくれる感じや、 私もあんな風に強くいたいと思うっていう意見をいただいた時は、この役をやれてよかったと思いました。 この作品での経験を経て、女優としても成長というか、覚悟が決まったと思っています。 今後もより一層がんばっていきますのでよろしくお願いいたします。

コンフィデンスアワード・ドラマ賞とは?

オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催。視聴者のドラマ満足度を調査した「オリコンドラマバリュー」(※1)結果と有識者の意見をもとに、“質の高いドラマ”を発表する賞。15年7月よりスタート。

「コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞 2017」開催概要

対象作品17年度の第7回(1月期)〜第10回(10月期)の同ドラマ賞、各部門の大賞受賞作品&人物及び、1年間にわたって放送された大河ドラマ『おんな城主 直虎』とその出演者が対象。なお新人賞は、連続ドラマのレギュラー出演が10作品以内の俳優を対象とする。
※国内ドラマが対象 「オリコンドラマバリュー」調査対象エリアの都合により、ローカルのみ放送する作品は除く
審査員 ドラマに関する有識者とマスコミのドラマ・テレビ担当者
選出方法 18年1月9日の審査会で審査員に7部門の受賞者をそれぞれ投票してもらい決定。
受賞枠 作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、新人賞(計7部門)
主催 エンタテインメントビジネス誌「コンフィデンス」
※1 オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国約700名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。その結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演俳優」「その他俳優」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点でランキング化している。

プレイバック!「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」歴代の結果

提供元: コンフィデンス

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