台湾旅行に来たら、ホテルでも台湾の名産を味わいたいという方も多いと思います。朝からそんな願いを叶えてくれるホテルが「長榮桂冠酒店」。ビーフンや「肉圓」といった、台湾で有名な小皿料理のほかに、台湾の産地から取り寄せられたサツマイモやピーナッツなどまで、豊富な朝食ビュッフェで台湾の味を楽しむことができますよ!
「長榮桂冠酒店」について
「長榮桂冠酒店」は、台湾鉄道台中駅からバスまたはタクシーで15分～20分ほどの距離の所にあります。周辺にはカフェやレストランも多く、10分ほど歩けばSOGOデパートもあるので、便利です。五つ星のホテルだけあって立派な建て構え。
1993年にオープンしてから今まで、世界中から訪れる著名人をもてなしてきただけあって、ホテルスタッフもとても親切で、滞在中は快適に過ごすことができます。
お部屋は
354室ある客室は、どのお部屋も9坪以上の広さで広々としています。木のぬくもりある家具が置かれ、落ち着いた色調のお部屋なので、ゆっくりと体を休めることができます。また、窓側にはテーブルとイスがあり、ウェルカムフルーツも置かれています。
このテーブルのほかにもう一つデスクとイスがあるので、ビジネスや出張での宿泊にも、お部屋で仕事ができて便利です。
タオルは大、中、小三種類、アメニティーは、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディーローション、歯ブラシ、使い捨てスリッパなど、必要なものは揃っています。
台湾のホテルではパジャマがないところがほとんどですが、薄手のバスローブパジャマが置かれているのがありがたいです。
クローゼット内にはセーフティーボックス、お茶コーナーには、ポットとコップのほか、ウーロン茶などのティーバッグとドリップコーヒーが置かれています。また、冷蔵庫の中のジュース2本とミネラルウォーターも無料です。
ホテル内にレストランは2階に二つ、1階にはバーとカフェ、スイーツショップがあります。また、附帯施設にはサウナ、ジム、プール、児童遊戯室、卓球室、エステなどがあるので、ホテル内でゆっくり過ごすことができます。
朝食ビュッフェは1階のカフェで
朝食は、1階のカフェでいただきます。多くのホテルが台湾の朝食と言っても、お粥や豆乳、果物といったところ。その中で「長榮桂冠酒店」は、台湾小皿料理や台湾の産地食材を重視していて種類も豊富なんです!
ドリンクコーナーも充実しています。台湾のグアバやオレンジといった果物を使ったフレッシュフルーツジュースなどが数種類置かれています。
朝食はビュッフェスタイルですが、一部その場で調理してもらうものは、自分のテーブル番号のクリップを調理してもらいたいものの前に置かれたカゴに入れます。できあがると運んできてくれます。
台湾の名産が味わえる朝食ビュッフェ
まずは、ピーナッツの産地として有名な雲林県「元長卿」から取りよせられたピーナッツ。春と冬にだけ収穫できる貴重なものです。煮崩れしにくいのも特徴で、一粒一粒コーティングされているかのような粒粒感があります。
積まれているせいろの中にはシュウマイやミニ蒸しパンなどの点心がたくさん!一つが一口サイズなので、飲茶のようにいろいろな味が味わえるのが嬉しいです。
ミニサイズで見た目がかわいい「焼餅油條」は、外側がパリパリとしていて、油條(中華揚げパン)も弾力があります。固めなので、豆乳などと一緒に味わってみてください。豆乳のほかに杏仁茶もあります。杏仁茶にも、手前に置かれている油條を入れていただきますが、「焼餅油條」とも合うのでいろいろ試してみてくださいね。
台湾名物で特別な朝食を
小鉢のコーナーには、ピータン豆腐もあったり、なかなか朝ごはんでは食べることのできないものもたくさんあります。
写真は、特徴ある台湾名産などを盛りあわせたものです。写真右下が、前段落でご紹介したピータン豆腐です。
ほかのホテルでもビーフンや擔仔麺といったものはあるところも多いですが、「肉圓」を置いているところは見たことがありません!写真右上の「肉圓」とは台湾の屋台などでよく見かけるグルメの一つ。サツマイモの粉などの生地で肉を包んで油で揚げたり、蒸したりしたものです。
千と千尋の神隠しでお父さんが食べて豚になった食べ物がこの「肉圓」ではないかということで、話題になった食べ物です。
こちらはその場で蒸してもらえるのでもちもちした食感が味わえます。屋台などで食べる「肉圓」の半分ほどの大きさなので、食べたことがなく、ちょっと食べてみたい方はぜひここで味わってみてください!
最後にぜひ味わっていただきたいのがサツマイモ。台湾のサツマイモは日本と比べて甘みが強いですが、こちらのサツマイモは南投県「埔里鎮」から取り寄せられた台農66号という品種。中はオレンジ色に近く、カロテンの含有量が多く、とても甘い品種で、蒸してそのまま食べても、まるでスイートポテトのようなまろやかさ。食後のデザートとして食べてみてください!
台中「長榮桂冠酒店」で朝から台湾名産を味わおう!
朝から台湾名産が味わえる特別なビュッフェが魅力の台中「長榮桂冠酒店」。五つ星のホテルの朝食だけあって味もお墨付きです。
朝食は6:30～10:00で、席は120席ありますが、時間によっては混み合いますので、できるだけ早めに食べに行ってくださいね。
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
■関連MEMO
「長榮桂冠酒店(台中)」(外部リンク)
https://www.evergreen-hotels.com/branch2/?lang=zh-TW&d1b_Sn=5
【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
湯山 千里
