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【徹底比較】マウスコンピューターのノートPC 2種を試してみた! ホームユースからビジネスまで「思わず唸る」性能とは?

 24時間365日サポートで、PC初心者でも安心のBTOメーカーのマウスコンピューター。その一般向けPCである『mouse F4-I7I01OB-A』『mouse F7-I5I01BK-B』の2製品が発売されているが、スペック表示だけでは一体どちらを購入すれば良いのか、よほどPCに詳しいユーザーでも悩むところだ。大切なのは「使ってみた感じ」である。そこで実際のその使用感を確かめるために「ORICON NEWS」編集部が実機を使って確認。それぞれの特徴や向いた用途について徹底比較する。

(写真左より)『mouse F7-I5I01BK-B』『mouse F4-I7I01OB-A』、この2種を徹底比較!

(写真左より)『mouse F7-I5I01BK-B』『mouse F4-I7I01OB-A』、この2種を徹底比較!

仕事もエンタメも…欲張り派は高スペックの万能14型『F4』がおすすめ

  • 男性の手でも狭さを感じないキーボード面(C)oricon ME inc.

    男性の手でも狭さを感じないキーボード面(C)oricon ME inc.

 まずは『mouse F4-I7I01OB-A』こと『F4』を使ってみる。大きさは320×215(ミリ)と、大学ノートのA4サイズよりやや大きいぐらい。重量は約1.38kgと非常に軽い。これは持ち運びの苦労はほぼなさそうだ。実際に開いてみると解像度1920×1080の14型液晶が目に映る。液晶周囲のベゼル幅が狭く、液晶の画面占有率が高いのは好印象。小さめのPCだがキーボード面も特に狭さを感じず、キーピッチは一般的にタイピングしやすい約19ミリ。ストロークの感じも約1.2ミリと浅めで打鍵感も軽快だ。

 さて気になるCPUだが第12世代のインテル(R)Core(TM)i7-1260P プロセッサーが使用されている。現状での一般的な最高位であるCore i9ではないが、WordやExcel、PowerPointの使用やネット閲覧、動画視聴、軽めのゲームだけではなく、動画編集や動画配信、軽い生成AI画像作成程度であれば十分なスペックだ。
  • 約10時間駆動可能で外出用にも最適(C)oricon ME inc.

    約10時間駆動可能で外出用にも最適(C)oricon ME inc.

  • 持ち運びに便利な『F4』(C)oricon ME inc.

    持ち運びに便利な『F4』(C)oricon ME inc.

 実際にサクサクと動き、サブスクなどでの動画閲覧や実際AI画像も作ってみたが、ストレスのない待ち時間で十分に快適といえるレベル。メモリも16GBといわゆる普通のリモートワークやリモート作業での違和感もなかった。4Kの動画編集などを行わなければ問題なく使用できるだろう。

 ただ、大量のブラウザタブや、複数のアプリケーションを立ち上げながら作業する場合に関しては、さらにメモリを増設するなどした方がいいかもしれない。だが、ビジネスや一般的なエンタメのみを対象とするならば、むしろオーバースペックなぐらいの機体といえそうだ。

 HDMI、USB Type-C、Thunderbolt 4の各端子が4K/60Hzの映像と音声の出力に対応しているのもうれしい。メイン液晶も含めて最大4画面同時出力に対応しているため、マルチタスク環境の構築ができるほか、大画面で映画などを観たい場合は大型のテレビやモニタなどにつなげれば十分。グラフィック性能に関しても「インテル(R)Iris(R) Xe グラフィックス」が使われており、高解像度で動画などの処理も早い。バッテリーに関しても約10時間駆動可能なので、気にせず外出用に使うことができる。

 製品ページにあるユーザーコメントには「子どもの大学入学にあわせて購入。不便な点は見つからない」、「動作スピードが早くて気持ちいい。サクサク動く」、「キーボードも打ちやすくてストレスがない」など、概ね好評価である。実際、欠点を見つけるのが難しいぐらいであり、強いていえばエンターキーが薄めであるため、最初のほうは慣れるのに時間がかかるぐらいであろうか。逆にその程度しか挙げられないほどの高スペック万能マシンといえよう。

>>『F4』についてもっと知る!(外部サイト)

17.3型の大画面がうれしい! インターフェイス類も充実した『F7』

エンタメからオフィスワークまでこなせる『F7』(C)oricon ME inc.

エンタメからオフィスワークまでこなせる『F7』(C)oricon ME inc.

  • Webカメラ利用時のプライバシー保護に便利なプライバシーシャッターを搭載

    Webカメラ利用時のプライバシー保護に便利なプライバシーシャッターを搭載

 次に『mouse F7-I5I01BK-B』を使ってみよう。まず目につくのはやはり17.3型の大画面だ。個人的にはデスクトップを元々使用しているので、これぐらいの大きさの画面のほうが違和感が少なく、資料閲覧+原稿作成がしやすい。キーボードはキーストローク約1.8ミリで、『F4』より深めのストローク。しっかりとした打鍵感があり、より誤操作は少なそうだ。テンキーもついているので普段からテンキーを使用している人にはうれしい。ただ標準的な4列でなく3列配置なので、これは慣れるしかないようだ。

 また100万画素のWebカメラも搭載。ビデオ通話やオンラインミーティングにも簡単に参加可能。オンライン通話やビデオ会議などでの不意な映り込みの防止やプライバシー保護につながるプライバシーシャッターを搭載しており、アプリケーション利用時の不用意なカメラオンにも対応可能で、プライバシー保護も万全だ。
 さらには設定した値で充電を停止するバッテリーマネージャーアプリを搭載しており、状況に合わせて3段階のモードから選ぶことができる。100%充電は頻繁に持ち運ぶ人、バッテリー時間を最大限に使いたい人向けの設定で、電源が確保できないような所でバッテリー時間を限界まで使用できる設定。75%充電はACアダプターに常時接続または満充電によるバッテリー寿命の低下を抑制したい人向け。会社内や自宅のデスクでの利用がメインで、社内ミーティングの際に一時的にバッテリー駆動での運用をする場合に向いている。50%充電はパソコンを1ヵ月以上使用しないなど長期保管向けのモード。人員の異動や退職等でPCを長期保管するなど、遊休品の保管時に有効な設定だ。

 CPUは「インテル(R)Core(TM)i5-1235U プロセッサー」で、動画再生、ウェブ閲覧、Officeアプリ、ビデオ会議、家族で共有して利用するのにも問題点は感じられない。グラフィック性能も処理が早く、これも普段使いではオーバースペックといえるレベル。軽めのゲームや画像編集も快適で、不安が残るといえばプロレベルの画像・動画編集といったところか。

写真左が『mouse F7-I5I01BK-B』(C)oricon ME inc.

写真左が『mouse F7-I5I01BK-B』、大画面がうれしい(C)oricon ME inc.

 サイズが大きい分、インターフェースは『F4』よりも充実している。1Gbpsの有線LANポート、無線インターネット接続に対応する無線LANモジュールが標準搭載されていて、Wi-Fi 6Eにも対応。従来のWi-Fi 6では使用されていなかった電波干渉の受けにくい6GHz帯域を利用することで、より途切れにくく安定した高速無線通信が可能だ。インターネットストリーミングや大容量のデータのやり取りもスムーズに行え、ホームユース、テレワークに柔軟に対応できるネットワーク環境を構築することができる。さらにBTOカスタマイズでLTE通信モジュールを追加することで、活動範囲が広がり外出先や長時間の移動中でも手軽に利用ができる。

 そして『F7』は光学ドライブも内蔵。DVDスーパーマルチドライブを標準搭載しており、DVD/CDなどの対応メディアでの読み込み/書き込みができる。個人的には、カスタマイズで大容量規格 BDXL(TM)に対応したブルーレイディスクドライブを選択することもできるので、ブルーレイにしておきたいところだ。HDMIで接続して大画面ディスプレイで見ることができる。

>>『F7』についてもっと知る!(外部サイト)

持ち運び便利な『F4』と豊富なインターフェースの『F7』、両方使って感じたことは…?

 正直言って、この『F4』と『F7』。性能的には違いはほぼ体感できないレベル。軽くて持ち運びが便利なほうを選ぶか、デフォルトが大画面で文字が大きく操作がしやすいほうを選ぶか、完全に個人的な用途でしか相違はない。一般的には持ち運びの『F4』、家庭でメインとしても活躍できそうなリモートワークの『F7』といえそうだが、例えば、仕事もエンタメも幅広く楽しみたいという場合はよりスペックの高い『F4』で、画面の小ささはHDMIで大画面につなげばOKなど、いくらでも個々の使い方ができる。しばらく新しいPCを購入していないならどちらを購入しても性能の高さが実感できる。
  • 『mouse F7-I5I01BK-B』利用イメージ(C)oricon ME inc.

    『mouse F7-I5I01BK-B』利用イメージ(C)oricon ME inc.

  • 『mouse F4-I7I01OB-A』利用イメージ(C)oricon ME inc.

    『mouse F4-I7I01OB-A』利用イメージ(C)oricon ME inc.

 個人的に双方で感動したのは映画や劇場で採用され、3次元情報を持った音声再生を実現する音響技術「Dolby Atmos」が搭載されているところ。リモートでも効果を発揮するが、イヤホンで「音」を重視したエンタメ作品を鑑賞した時、その立体感の凄さには思わず唸ってしまった。単なるビジネスマシンではなく、エンタメでも大活躍しそうなこの2種。好みの左右はあっても性能の上下はほとんどない。自身の環境を考え、どちらが適しているか、じっくり考えて選んでもらえれば、間違いは起こらないだろう。

仕事もエンタメも幅広く楽しみたい人向けは『F4』(C)oricon ME inc.

仕事もエンタメも幅広く楽しみたい人向けは『F4』(C)oricon ME inc.

製品情報

mouse F4-I7I01OB-A

mouse F4-I7I01OB-A

OS:Windows 11 Home 64ビット
CPU:インテル(R) Core(TM) i7-1260P プロセッサー
グラフィックス:インテル(R) Iris(R) Xe グラフィックス
メモリ:16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)M.2 SSD512GB (NVMe)
パネル:14型 液晶パネル (ノングレア)
無線:Wi-Fi 6対応 ( IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n 最大2.4Gbps対応 ※連続160MHz帯域 Wi-Fi 6対応機器が必要 ) + Bluetooth 5 内蔵
>>『mouse F4-I7I01OB-A』製品情報(外部サイト)
mouse F7-I5I01BK-B

mouse F7-I5I01BK-B

OS:Windows 11 Home 64ビット
CPU:インテル(R) Core(TM) i5-1235U プロセッサー
グラフィックス:インテル(R) Iris(R) Xe グラフィックス
メモリ:16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)M.2 SSD512GB (NVMe)
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
パネル:17.3型 液晶パネル (ノングレア)
無線:Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 + Bluetooth 5内蔵
LTE:BTOにて選択可能 / SIMカードサイズ : Micro SIMカード
>>『mouse F7-I5I01BK-B』の製品情報(外部サイト)

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