当たり前のように使っているけれど、実は思っていた意味と真逆のこともある？！そんな誤用しやすい言葉をご紹介します。あなたは間違っていない自信がありますか？

「小春日和」の意味、本当に合っていますか？

「小春日和」、わりと皆さんがよく聞く言葉なのではないでしょうか。テレビでお天気キャスターが言うことも多いかも？正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。

果たして正解は？

誤用「春先の頃の，穏やかで暖かな天気」
正解「初冬の頃の、穏やかで暖かな天気」

お天気キャスターが「今日は小春日和のあたたかな一日でした。」とコメントした季節は、いつ頃でしたか？きっと晩秋から初冬にかけてのことだったのではないでしょうか。

文化庁が発表した平成26年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「初冬の頃の，穏やかで暖かな天気」で使う人が51.7パーセント、本来の意味ではない「春先の頃の，穏やかで暖かな天気」で使う人が41.7パーセントという結果が出ているそうですよ。

みなさんは正解でしたか？家族やお友だちにも聞いてみましょう。

《参考文献》
文化庁「「小春日和」はいつ頃の天気か。 - 言葉のQ&A - 文化庁広報誌 ぶんかる」（外部サイト）