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  • 【ディズニープラス連載Vol.2】伏線が多すぎて目が離せない…韓国の最新オカルトミステリー『悪鬼』が話題、見どころを超特急・カイ&吉倉あおい&Yumiが掘り下げ!
(更新: ORICON NEWS

【ディズニープラス連載Vol.2】伏線が多すぎて目が離せない…韓国の最新オカルトミステリー『悪鬼』が話題、見どころを超特急・カイ&吉倉あおい&Yumiが掘り下げ!

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 ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィックの名作や話題作に加え、幅広いジャンルのドラマやBTSやBLACKPINKのドキュメンタリーなど、韓国作品も充実しているディズニープラス。2万作を超えるラインナップの豊富さに、「どれを観たらいいかわからない…」「長編作を観たいけど、失敗したくない」「本当に面白い作品を知りたい」と言う人も多いはず。そこで本連載では、3年ほど前からディズニープラス会員で、あらゆる作品をチェックしてきたという超特急のカイこと小笠原海が、おすすめコンテンツを紹介する。
↓韓ドラやK-POP作品も豊富なディズニープラスを観る↓(外部サイト)

韓国語もマスターするほどの韓流好き・超特急カイがハマり中のオカルトミステリー・ドラマ『悪鬼』

↓鳥肌モノ…オカルトミステリー・ドラマ『悪鬼』を観る↓(外部サイト)

  • ディズニープラスで独占配信中の『悪鬼』(C)STUDIO S. All rights Reserved.

    ディズニープラスで独占配信中の『悪鬼』(C)STUDIO S. All rights Reserved.

 第2回となる今回ご紹介するのは、オカルトミステリー『悪鬼』。韓国を代表する実力派俳優のキム・テリとオ・ジョンセの2人がタッグを組んだ話題作だ。日本でも、先月からディズニープラスで独占配信が開始されると、早々に「取り憑かれたサニョンの演技が毎回最高」「演技に見えない演技がすごい」「キャストの演技が素晴らしい」などとSNS上で反響が寄せられている。また、「1話78分あったけど、あっという間だった。ストーリーに惹きつけられる」といった声も上がっており、大ヒットドラマ『キングダム』などを手掛けたキム・ウニの脚本にも注目が寄せられている。

 本作の魅力を語ったのは、10代の頃から韓国カルチャーに惹き込まれたという超特急の小笠原海に加え、韓国ドラマをこよなく愛し、韓国語も話せる俳優の吉倉あおい、さらに韓国ドラマや映画好きから支持の厚い韓流イベントの司会でおなじみのフリーアナウンサー・Yumi。韓ドラ好きの3人が集結し、これまでのオカルトミステリーとはひと味違う『悪鬼』の見どころを熱く語り合った。

取り憑かれた主人公の変容ぶりが“鳥肌モノ” 本格ホラーだけど、シュールな笑いでひと息つける

超特急・カイ(中)、吉倉あおい(左)、Yumi(右)(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

超特急・カイ(中)、吉倉あおい(左)、Yumi(右)(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

  • 『悪鬼』について熱弁する超特急・カイ

    『悪鬼』について熱弁する超特急・カイ(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

超特急・カイ 皆さん、『悪鬼』を観てどうでしたか?
吉倉あおい とにかく怖い!しかも公開される時間が夜なので、ひとりで観るとビクビクしちゃって…。でも観終わってから「あれは何だったんだろう?」と考えさせられるシーンも多くて楽しかったです。
超特急・カイ 没入感がすごいですよね。今回、主人公のク・サニョンを演じるのはキム・テリさん。橋の上で見せた“悪鬼に憑かれた表情”がすごくインパクトありましたが、彼女の演技についていかかですか?
吉倉あおい 悪鬼に取り憑かれた時の表情が、本当に魅力的で鳥肌モノでした。
超特急・カイ 効果音などの演出ではなく、テリさんの表情で空気がぱっと変わる…いや〜俳優さんはすごいなって思いました。
Yumi 悪鬼が見える民俗学者ヨム・へサンを演じるオ・ジョンセさんは、どんな役でもこなせる名バイプレーヤーで、いままでたくさんの映画やドラマに出演しています。

鬼に憑りつかれた主人公のク・サニョン(C)STUDIO S. All rights Reserved.

鬼に憑りつかれた主人公のク・サニョン(C)STUDIO S. All rights Reserved.

  • 韓国語もマスターするほど韓国ドラマ好きの吉倉あおい

    韓国語もマスターするほど韓国ドラマ好きの吉倉あおい(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

吉倉あおい 冷静な人物だけど、シュールな笑いも提供してくれる。ハラハラドキドキするホラー作品だけど、教授のお陰でちょっと落ち着けるシーンもいくつかあって、そこも楽しんでいます。ちょっとした違いなのに、表情の変化でおもしろく演じられる俳優だと思いました。主演の2人は、派手な芝居でなく、絶妙な表情や仕草の変化で見ている人たちを魅了する。そこに俳優としての技術や経験を感じます。
超特急・カイ 自分に取り憑いた悪鬼をどうにかしたいサニョンと、その過程で被害が出そうな人たちを救おうとするヘサン。道中は違うけど、最終的に行き着く先が同じだから2人で協力し合う。バディ作品としての新しさを感じました。例えば、僕が所属するグループ・超特急が「東京ドームでライブをする」と目標を立てたとします。その道中でダンスを極めたい人、歌を極めたい人など、それぞれ違う。でも、「目的が同じだから一緒にいられる仲間」という部分に共感しました。誰もが自分自身に投影できる人間味あふれる作品です。

悪鬼が見える民俗学者ヨム・へサン

悪鬼が見える民俗学者ヨム・へサン(C)STUDIO S. All rights Reserved.

「伏線が多すぎて鳥肌が立っちゃう(笑)」キム・ウニ脚本の秀逸さに一同感嘆

  • 韓国文化に精通しているYumi(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

    韓国文化に精通しているYumi(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

超特急・カイ そして脇を固めるキャスト陣も豪華です。新人刑事イ・ホンセを演じるホン・ギョンさんはイケメン枠ですね(笑)。
Yumi ギョンさんはスラッとした長身のイメージですが、今回の役は新鮮でおもしろかったです。
超特急・カイ ホンセは過去にサニョンと同じ高校に通っていて、彼女のことが気になっている。Yumiさん、ホラー作品で恋愛要素を入れるのは、“韓国ドラマあるある”なのでしょうか?
Yumi 「この2人、何かありそうだな」と思わせておいて、結局は何もなかった…というのは韓国ドラマあるあるです(笑)。『悪鬼』もそういうところに落ち着くんじゃないかなと予想しています。
超特急・カイ 現時点(7月10日収録)で6話まで配信されていますが、伏線が多すぎて鳥肌が立っちゃう(笑)。
吉倉あおい 毎話観進める度に、脚本家さんはじめ、ドラマの制作チームの方々をリスペクトします。よくこんなに話をつなげられるなと…!

悪鬼が見える民俗学者ヨム・へサン

サニョンと同じ高校に通っていた新人刑事イ・ホンセ(C)STUDIO S. All rights Reserved.

年々豊富なジャンルに進化する韓国ドラマ、社会性にも富んだ“オカルト”は独自文化

ディズニープラス会員で韓国作品をよく見ているという超特急・カイ(中)、吉倉あおい(左)、Yumi(右)(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

ディズニープラス会員で韓国作品をよく見ているという超特急・カイ(中)、吉倉あおい(左)、Yumi(右)(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

  • 超特急・カイ(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

    超特急・カイ(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

超特急・カイ 韓国ドラマは、なぜ人を惹きつけるのか? その魅力は何だと思いますか?
Yumi 韓国ドラマは、貧困や男女差別といった困難に負けずに強く生きる女性がいて、その女性をどこかで支えている男性が必ずいる。それを観たドラマ好きの女性たちがスッキリできるところに、すごく魅力があるんだろうなと思います。
超特急・カイ すごく腑に落ちました(笑)。韓国のオカルト作品は、どんな感じですか?
Yumi コメディ要素のあるオカルト作品も多いですね。『ああ、私の幽霊さま』(2015年)もそうですが、男性と付き合わないまま「私も恋がしたかった」と思って亡くなった女性が、若い女の子に取り憑いて男遊びをする。そんな笑いを誘うようなドラマもあります。非現実的なテーマをリアルに面白く描いているドラマが意外と多く、“オカルト”がジャンルとして確立されているのはすごいと思いますね。

悪鬼が見える民俗学者ヨム・へサン

後輩のホンセと共に捜査する引退を控えたベテラン刑事ソ・ムンチュン(C)STUDIO S. All rights Reserved.

  • 吉倉あおい(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

    吉倉あおい(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

超特急・カイ 『悪鬼』は、教会や神父ではなく、先生(教授)や刑事という一般人が事件解決に向かうところがおもしろい。しかも欧米のようにゾンビでなく、餓鬼や鬼を扱っている点も、同じアジア人として入りやすいです。内容に関しては、2話で児童虐待、3話で闇金の取り立て、4話で過疎化といった社会問題にも踏み込んでいて、オカルトサスペンスでありながらヒューマン要素もあります。
吉倉あおい 韓国ドラマは、どのジャンルにおいても、社会問題を取り入れた作品が多い印象にありますよね。

ミスリードが上手すぎて…「観終わった後に『やられた!』という爽快感すらある」

「父は死んだ」と伝えていたサニョンの母ユン・ギョンムン、離婚理由に謎も

「父は死んだ」と伝えていたサニョンの母ユン・ギョンムン、離婚理由に謎も(C)STUDIO S. All rights Reserved.

  • Yumi(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

    Yumi(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

超特急・カイ 『悪鬼』では気になるシーンも多いのですが、僕は“左手”に注目しています。サニョンが悪鬼に取り憑かれた時は、全部“左手”を使っているんですよ。引越屋さんのシーンでペンを落としたのは右手だけど、拾ったのは左手。
Yumi めっちゃ細かいところを見ている!
吉倉あおい 私は手首にあるあざが気になっていて…。
Yumi そういえば、へサン教授も左手じゃないかな? 左手で何かを書いている男性のシーンがあったんですよ。
超特急・カイ もう1回、1話から全部観たいですよね(笑)。あと、サニョンに取り憑く悪鬼は、本当に悪鬼なのか?とすごく考えていて。赤い髪飾りもまだ謎が残っていますよね。なぜサニョンに持たせたのか?そういう疑問がどんどん広がって…全12話ですよね…。あと6話で解決します?
Yumi 解決しなくて、シーズン2に繋がったり(笑)。
超特急・カイ 勘弁してくださいよ。そんなに待てないです(笑)。だいたい、ミスリードが上手すぎなんですよ。観終わった時に「やられた!」という爽快感すらあって。
吉倉あおい 脚本家が、どれほど頭を悩ましてこの作品を書いていたのかと思うと、本当に「すごい!」のひと言につきます。

考察が盛り上がる、観直し必至の『悪鬼』!

超特急・カイ(中)、吉倉あおい(左)、Yumi(右)(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

超特急・カイ(中)、吉倉あおい(左)、Yumi(右)(撮影:逢坂聡(C)oricon ME inc.)

超特急・カイ たくさん話しましたが、吉倉さん、どうでしたか?
吉倉あおい 喋りたくてうずうずしていたので、めちゃくちゃ楽しかったです。自分が気づかなかったことにも気づかせてもらえたので、家に帰ってまた見直したいと思います。
Yumi 普段はホラー作品を観返すことはないけど、『悪鬼』は観返したいと思った。ドラマのおもしろさを語り合ってアウトプットするのは最高ですね。
超特急・カイ 共有できる仲間がいるのはいいですよね。そして次回は、8月9日から独占配信スタートのドラマ『ムービング』を紹介します。秘密工作員の両親から特殊能力を受け継いだ3人の若者の物語で、ディズニープラス史上最大規模のオリジナル韓ドラだそうです。スーパーヒーロー作品で、特殊能力を持っていたり、空を飛んだり、韓国ドラマ好きの方はもちろん、アメコミ好きにもマッチします。僕はマーベル作品が大好きなので、ハマると思います(笑)。皆さん楽しみにしてくださいねぇ〜!

『悪鬼』作品情報

 貧しい家庭に生まれたク・サニョンは、父親が不可解な死を遂げたことにより不幸なことばかりが次々と起こってしまう。ある時、悪鬼の姿を見ることができる民俗学の教授ヨム・ヘサンと出会い、自分を呪っている存在の真相を知り始める。やがて2人は、悪鬼の出入り口を発見し、両家を滅ぼした呪いを解くために協力することになる。ディズニープラスで全12話独占配信中。
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次回は特殊能力者たちの成長と葛藤を鮮烈に描いたサスペンス・アクション!超特急カイが推す、ディズニープラス独占配信韓国作品

 8月公開予定の連載記事Vol.3では、8月9日よりディズニープラスで独占配信開始される『ムービング』をご紹介!『わかっていても』のイ・ジョンハや『還魂2』のコ・ユンジョンが特殊能力を隠したまま現代を生きる子どもを、『エクストリーム・ジョブ』のリュ・スンリョンや『華麗なる遺産』のハン・ヒョジュ、『その冬、風が吹く』のチョ・インソンが過去の秘密を隠したまま生きてきた親を演じる。

 クラスで地味な存在の主人公ボンソクは空飛ぶ力を隠し持っているが、謎の美少女転校生ヒスと出会い、お互い惹かれ合っていく。やがて能力者を狙い消す暗殺者の脅威が迫る…愛する人を守れるのか?能力を使って彼はやがては怪物になるか、英雄になるか?未曾有のスケールで戦いが炸裂する、能力者たちの成長と葛藤を鮮烈に描いたサスペンス・アクション。スペシャルゲストと共に、超特急のカイがその見どころを深掘りする。
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小笠原海プロフィール

 1994年9月27日生まれ、神奈川出身。2012年に9人組ダンス&ボーカルグループ「超特急」のメインダンサーとしてデビュー。グループとしてこれまで発売したアルバム&シングル合わせた19作品が、全てオリコン週間ランキング連続TOP10入り。石原さとみ主演のヒットドラマ『アンナチュラル』、映画『東京喰種トーキョーグール』などに出演し、俳優としても活躍している。

吉倉あおいプロフィール

 1994年生まれ、神奈川出身。2008年にモデルとしてデビュー。映画『ゆるせない、逢いたい』(2013年)で初主演し、注目を集める。雑誌『mina』のレギュラーモデルを始め、『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)の旅サラダガールズ(2016年〜2018年)を務め、その活動は多岐にわたる。映画『ムーンライト・シャドウ』(2021年)や舞台『ロミオとロザライン』(2021年)などに出演し、活躍の場を広げている。

Yumiプロフィール

 山口県出身。歯科衛生士、裁判所の司法通訳、バー経営を経験し、1999年にフリーアナウンサーとなる。2003年には「韓国語通訳のできるMC」として『チェ・ジウ ドラマコンサート』でMC兼通訳を担当。そのイベントで実力が認められ、“韓流ファンミの女王”と呼ばれるようになる。年間約150本以上、延べ2500本以上のイベントの司会をつとめ、愛のあるツッコミと巧みな話術で出演者の素顔と本音を引き出すナビゲーターとして活躍。

ディズニープラス概要

 ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの名作に加え、幅広いラインナップの韓国ドラマやBTS、BLACKPINKなどのドキュメンタリー、ここでしか見られない日本やアジアを含めた世界中のスタジオが制作するオリジナルなど、28,000を超える物語が月額990円から見放題で楽しめます。年齢制限が設定できるペアレンタルコントロールで、お子さまのご利用も安心。1つのアカウントで最大7つまでプロフィール作成可能。
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