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小野賢章×須藤祐実、「ハリー・ポッター」同窓会の吹替は「激ムズ」 背負い続ける「責任感」

小野賢章、須藤祐実

小野賢章、須藤祐実

――お二人にとって「ハリー・ポッター」とは?

小野僕にとっては10代を共にした作品です。いまだに「ハリー・ポッターが好きです」「昔から見てます」と言っていただくことがとても多くて、今の僕があるのは「ハリー・ポッター」のおかげだと思ってます。

須藤10年間、同じ役をやるということもそうですし、子どもから大人へ一緒に成長できるというのは、本当に奇跡のような作品だと思っています。子どもの頃から一緒に作品を観てきた方もそうだと思うんですが、大きくなったね、と思ってくださっているんじゃないかと思います。

小野「ハリー・ポッター」をやっていなかったら、ここまで声の仕事をやれているだろうか、と考えると、間違いなく今こうして、声優としてたくさん仕事をさせてもらえているのは、「ハリー・ポッター」がきっかけだったというのを強く感じます。

須藤「ハリー・ポッター」は世界中で愛されている作品ですし、それなりの責任感といいますか、背負うものがあると思いますね。「ハリー・ポッター」シリーズの収録が終わった後も、やっぱり私たちはずっとハリーだね、ハーマイオニーだね、と言われるので。

小野賢章、須藤祐実

小野賢章、須藤祐実

――「ハリー・ポッター」の魅力とは?

小野成長記というところが、魅力かな。1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』はものすごく夢にあふれたワクワクの冒険があって、そこから始まって、ハリー、ハーマイオニー、ロンの3人の成長とともに、物語もダークになっていった。1作目から観ている人たちの成長にも合わせて、どんどん重いテーマが入ってきてたところとか、家族愛だとか、いろんなことを楽しみながら学べる、教えてもらえるところが、魅力だと僕は思います。

須藤映画が公開された当時には生まれてなかったような小さなお子様や若い方からも「ハリー・ポッター、好きなんです」「家族で観ているんです」と言っていただくことがあって、それがすごくうれしくて、世代を超えて20年経っても色褪せず、いまでも魅力がいっぱい詰まった映画なんだなって実感しています。

 自分が子どもの時に観て抱いた感想と、大人になってから改めて観た時の感想が違うな、と思うことがあって、自分が少しずつ変わってきているということも自覚できる。そこが、面白いと思いますし、何度も観返して、そのたびに面白いと思えるところが魅力だと思います。

『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』予告編

『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』(C)2021 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved.

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『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』(C)2021 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved.

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