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『最愛』で注目の松下洸平がアーティストとして本格始動、今度は音楽で“沼”に落とす

  • 松下洸平

 17日に最終回を迎えたドラマ『最愛』(TBS系)で、多くの視聴者を"大ちゃん沼"に落としている松下洸平が、この冬は音楽アーティストとしても活動を加速させている。来年1月に開催される全国ツアーのチケットは完売済みだが、それに先立って12月22日には初のミニアルバム『あなた』をリリースする。

「ドラマの世界観と重なる」、大切な人への思いを伝える深みある声

  • ミニアルバム『あなた』初回盤

    ミニアルバム『あなた』初回盤

  • ミニアルバム『あなた』通常盤

    ミニアルバム『あなた』通常盤

 先行配信されているリード曲「あなた」は、メジャーデビュー曲「つよがり」に続き、平井堅やCHEMISTRY、JUJUなど数々のアーティストを手掛ける松尾潔がプロデュース。松下の持ち味であるメロウな歌声が存分に生かされた冬のラブソングだ。

 ドラマ『最愛』では、松下が演じる大輝の「そういう梨央が好きやよ」というセリフが爆発的な反響を呼んでいるが、大切な人への思いをストレートに歌った「あなた」の歌詞に、SNSでは「ドラマの世界観と重なる」という声も多く、クライマックスを控えたドラマとともにアーティスト・松下洸平にも熱い視線が注がれている。

 セリフが話題となった決め手は、やはり松下の深く響く声の良さ(=イケボ)によるところが大きい。シンガーとしてもその包み込むような心地よい歌声に「ずっと聴いていたくなる」というファンは多いが、中でも「あなた」のサビの<好きで好きで好きで好きで好きで>という印象的なリフレインと伸びやかなボーカルは、「耳から離れない!」と中毒性を生んでいるようだ。

 短いフレーズでグッと惹きつけるのは、ヒットを知り尽くした松尾氏のなせる技。TikTokやインスタなどのショート動画ともハマりが良さそうで、この冬は<好きで好きで好きで好きで好きで>というフレーズをSNSのタイムラインで目にすることが増えるかもしれない。

「歌手としての自分を捨てず」…自作曲にはアーティスト・松下洸平の信念

 ミニアルバムには松尾氏による3曲と、自身が作詞作曲した2曲が収録。松尾氏が手掛けた「あなた」「One」「彼方」では、松下のシンガーとしての高いテクニック(裏声、ビブラートなど)や持ち前の甘美な声質が引き出されており、和製R&Bシーンを牽引してきたヒットメーカーの仕事が存分に堪能できる。

 一方、自身の手による「FLY&FLOW」「旅路」には松下のパーソナル面がより前面に出ているかのようで、アーティストとしての彼をこれからもっと知りたい人にはぜひ聴いてもらいたい。

 グルーヴィーな「FLY&FLOW」と、ミディアムバラードの「旅路」。楽曲のタイプや歌詞の世界観は異なるが、いずれも「自分に正直であること」「自分を信じること」が歌われているのが興味深い。

 多くのアーティストを輩出した名門の音楽専門学校で学んだ松下だが、世間的な認知は俳優のほうが先行した。それでも「心の中ではずっと『歌手としての自分』を捨てきれずに生きてきました」と振り返っており、年1回のライブや楽曲制作といった地道な活動をたゆまず続けてきた。

 そんな松下にとって、2度目のメジャーデビューを果たした2021年は俳優としての充実とともに、音楽への軸足を改めて踏みしめた年になったはずだ。

MVでのピアノ弾き語りにも注目、“大ちゃん”とはまた違う魅力

 松下は本ミニアルバムについて「自分の分身のような存在になればいいなと思いながら作りました」と語っている。ミニアルバムの最後に収められた「旅路」の歌詞に描かれているのは、つまずきながらも何度も立ち上がり、音楽への見果てぬ理想を追い続けてきた自分自身の姿だろうか。

 リリースに先立って、YouTubeには「あなた」のミュージックビデオのティザー映像とメイキング映像が公開されている。松下が海辺を散策するモノクロの映像は、ドラマで知ったファンをキュンとさせるものがありそうだが、ピアノ弾き語りシーンにもぜひ注目してほしい。音楽に真摯に向き合うアーティスト・松下洸平の表情は、ドラマ『最愛』の大ちゃんともまた違う感動を与えてくれるはずだ。

ミニアルバム『あなた』

12月22日発売

★「あなた」先行配信中
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