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“おうち時間”で一気プレイ? 大ボリュームでNintendo Switchに登場したレジェンド級ゲームを編集部が体験

体験レビュー『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』をやってみた

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

 「ボーダーランズ」シリーズはYouTubeのゲーム実況などでも再生数を伸ばしているFPSシューティングRPG。一人称視点で自分がまさに戦場にいるかのような目線でキャラクターを操り、敵を倒して武器やアイテムをゲットし、更にはキャラクター育成といったRPG的な要素も組み込まれている。今回は、FPS初心者の筆者が『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』に挑戦。パンクでSFで世紀末な独特の世界観が楽しい『ボダラン』攻略に挑んだ。

さまざまなスキルを持った個性豊かなキャラクターから選択

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

 使用できるキャラクターはソルジャーの“Roland”,バーサーカーの“Brick”,ハンターの“Mordecai”,セイレーンの“Lilith”の4人。それぞれ得意とする武器と固有の「アクション・スキル」があり、ソルジャーは、付近の敵に対して自動攻撃を行うスキル「スコーピオタレット」を持つ。バーサーカーのスキルは攻撃力と防御力が格段に上昇し体力も自動回復、左右のパンチで敵を殴っていく。また、ハンターはペットである猛禽類のブラッドウィングを放って敵を攻撃させる。セイレーンは高速移動で敵に感知されなくなるスキルを持つ。今回は、ソルジャーを選択した。

敵を倒す重要な「武器」は種類豊富

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

 武器は、ハンドガン、サブマシンガン、ショットガン、スナイパーライフル、ロケットランチャー、コンバットライフル、レーザーガン、グレネードなどが用意されている。さらに属性や特殊効果が付加される。Xボタンを押して切り替えて使用していく。キャラによって得意武器があり、ソルジャーはコンバットライフルとショットガンが得意。

マルチプレイで見ず知らずの人と一緒にプレイも

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

 協力プレイができるのも今作の魅力の1つ。分割画面による2人、オンラインでの4人協力プレイが可能なので、今回はオンラインでプレイ。始めたばかりの私は、オンライン上の顔も知らない“先輩”たちに助けてもらいながら、敵に立ち向かう。途中何度かやられてしまったが、“先輩”がすかさずフォロー。回復してくれたため、おかげで先に進むことができ、『ボダラン』の世界にのめり込むことができた。チャットなどの要素はないが、直接、感謝を伝えたかった。
※オンラインプレイには「Nintendo Switch Online」への加入(有料)が必要。

強力だからこそ、倒しがいのある敵

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

 人型の敵であるバンディット(荒くれ者)たちが銃器で攻撃してくる。ストーリーを進めると私兵のクリムゾン・ランスなどが登場する。また、野生のモンスターも強力で「スキャッグ」と呼ばれる野犬の様な凶暴な4足生物も登場。群れで現れることが多く、かなり苦戦を強いられたが、倒したときの爽快感もあった。ほかにも、鳥型のモンスターなども出現。各ステージのボスキャラたちも強烈なインパクトを誇っている。

銃&攻撃アイテムで敵を倒せ

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

 Nintendo Switchでは「ZLボタンで固定、ZRボタンで撃つ」が基本の動作となっている。最初はやや戸惑うかもしれないが、慣れれば自由に戦場を横行できるようになるだろう。グレネードなどはRボタンで投げられる。

シリアスかつ笑える、多彩なストーリー展開

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

 辺境の惑星「パンドラ」でエイリアンのテクノロジーを秘めたお宝「ヴォルト」を奪い合う。チュートリアルから次々に敵が急襲してくるなど、いきなりシリアスな部分もありながら、ナビゲートしてくれるロボット・Claptrapの独特な口調がコミカルで笑えるなど、物語の演出の緩急がすごい。「Dr. Nedのゾンビアイランド」、「Claptrapのロボット新革命」、「Mad MoxxiのUnderdomeで大暴れ」「Knoxx将軍と秘密の武器庫」など追加DLCで多彩なストーリーも楽しめる。

広大なマップを縦横無尽に駆け巡れ サイドストーリーも豊富

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

 舞台となる惑星「パンドラ」は広大なマップで構成されている。ド派手なFPSアクションで、ハック&スラッシュを意識した育成とアイテムを収集して、キャラクターをパワーアップさせていく。各地で受けられる豊富なサイド・クエストもゲームの世界観に奥行きを与えてくれ、没入感がハンパない。

プレイしてみての感想

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』より

 レベルの概念があるだけに、強い敵にもレベルを上げることで抗戦できるのもポイント。スキルポイントでアクション・スキルや武器の能力なども向上でき、さまざまなカスタマイズを楽しめる。
 それぞれスキルの異なるキャラクターを使いこなしていくユニークさがあり、今回私が使用したソルジャーの“Roland”は、コンバットライフルとショットガンが得意で、扱いやすく、敵を自動的に攻撃する「Scorpio Turret」を配置する能力もあり、快適かつ存分に“暴れ”まわることができた。
 また、ストイックな世界観の中に、シリアスさとコミカルさの絶妙なバランスで成立するストーリーの面白さも出色。FPSでありながらRPG要素が強く、そのゲーム性も相まって、FPS初心者の筆者でもゲームの世界にのめり込み、やりごたえがあるからこそ、クリアできたときの達成感も爽快だった。
 ネットを使った協力プレイも楽しく、今回は助けてもらってばかりだったが、もっと戦略的に立ち回れるように腕を磨きたくなってくる。

 人気作の原点が最新のグラフィックに強化されて、Nintendo Switchで大いに楽しめた。1タイトルで、これだけ楽しめるのに、それが全部で3タイトルも入っている。圧倒的なボリュームで“おうち時間”をゲーム三昧でいつまでも楽しめそうだ。
【公式HP】
2K × Nintendo Switch
https://2k.com/ja-JP/nintendoswitch/(外部サイト)
Sponsored by 2K Games

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