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キャベツを取り合うウニたちに300万再生の反響、海荒らす邪魔者が“カワイイ”人気者に

個性あふれる雑食ウニに秘められた無限の可能性、“駆除対象”ではなく“利用対象”に

――去年から一般公開を開始されると、瞬く間に“キャベツウニ”が話題になりましたよね。

臼井一茂さん当センターにはバスツアーなども組まれ、見学の方が定期的に来られるようになりました。2年前から県内の京急油壷マリンパークでも展示をしてもらい(現在は休止中)、その写真がSNSにアップされると、20〜30万ツイートがありました。最近でも当センターの動画がアップされると、3日間で300万回再生を記録し、予想以上の反響です。

――“邪魔者扱い”されていたウニもすっかり人気者ですね。

臼井一茂さん生き物の中では極めて謙虚な存在だと思いますが、テレビなどでも紹介され、とてもかわいらしい存在になってきたと思います。来所された方なども、「キャベツウニ」以外にも「まっくろくろすけ」とか名前をつけて水槽の中のムラサキウニを撮影していきます。

――SNSでは「かわいい」との声も多く寄せられていますが、臼井さんはどのように思われていますか。

臼井一茂さんよく食べるウニ、他のウニに遠慮してえさにたどり着けないウニ、一人だけでいる孤高のウニなど、個性があるなと感じています。
――今後の目標を教えてください。

臼井一茂さんキャベツでも身が入り利用できる“キャベツウニ”という考え方は、国内だけでなく、海外での磯焼け対策でも利用できるアイデアです。国内では、地域の産品との組合せで様々なブランドウニを作ることができますから、駆除対象ではなく利用対象として産業として上手く資源の有効利用をしてもらいたいです。

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