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銀行員がサンタに? 令和最初のクリスマスは「子どもたちへ笑顔を届けたい」

 令和最初のクリスマスがいよいよ到来。街のイルミネーションをはじめ、華やかなイベントが盛りだくさんのこの時期、三菱UFJ銀行をはじめとする三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、ある活動に乗り出した。それは、行員・社員たちがサンタクロースに扮し、子どもたちにプレゼントを届けに行くというもの。堅いイメージのある金融機関が、なぜサンタに? 事前に行われたセレモニーで、その意図を探った。

行員や社員らが参加、『みんなで!ハッピークリスマス』プロジェクトって?

 行員・社員がサンタクロースになって子どもたちにプレゼントを届ける――この活動は、MUFGのCSR活動の一環。「CSR」とは「Corporate Social Responsibility(コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティ」の略で、「企業が果たすべき社会的責任」のこと。社会の持続的発展に貢献していくため、これまで様々な活動を行ってきたMUFGだが、とくに毎年11月は地域貢献活動を行うボランティア強化月間『MUFG Gives Back』と設定。今年は、“学び”と“活動”を掛け合わせた『みんなで!ハッピークリスマス』プロジェクトを展開した。
 
 このプロジェクトのうち三菱UFJ銀行で“学び”として行われたのが、行員の意識と知識の向上を目指した『SDGsクイズ』だ。SDGs(持続可能な開発目標)に関する様々なクイズに回答し、回答数に応じた金額をNPO法人チャリティーサンタの『ルドルフ基金』へ寄付するという取り組みである。銀行以外のMUFGグループ各社もさまざまな活動を展開し、寄付額はグループ合計で約260万円となった。

 そして、“活動”として実施されるのが、『チャリティーサンタボランティア』。NPO法人チャリティーサンタと協働する活動で、MUFGグループ各社(三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJニコス、アコム) の社員・行員がサンタクロースに扮し、12月22、24日に子どもたちにプレゼントを届けるボランティアを行うという。

サンタ役は難しい? 意欲あふれる決起セレモニーで熱い演技練習

  • MUFG執行役常務 林尚見さん

    MUFG執行役常務 林尚見さん

 『チャリティーサンタボランティア』に先立ち、12月11日には参加者同士の親睦を深める『サンタセレモニー』が開催された。会場には、プロジェクトに参加する行員・社員や役員ら数十名がサンタクロースの赤い衣装に身を包んで集結。一気にクリスマスムードが高まるなか、最初にMUFG執行役常務の林尚見さんが挨拶。「かつて訪問していた子どもたちの施設の方から、『最近はあまり来てくれない。無関心になられることが一番つらい』と言われました。僕としても、そう言わせてしまったことがとても心苦しかった」と体験談が語られた。様々な困難を抱えている家庭や子どもがいることを知り、無関心でいることなく、実際に行動に移すこと。それにより「誰一人取り残さない」という、活動の根本にある考えの大切さを示した。

 続いて行われたのは、行員・社員代表による決意表明。以前、施設の子どもたちをスキーに連れて行くボランティア活動を行ったという男性社員は、サンタになって直接プレゼントを渡す活動に意欲満々。「MUFGグループで活動するので、横のつながりが広がることも楽しみ」と発言。高校生までサンタを信じていたという女性社員も、「子どもたちの幸せな瞬間に立ち会える、素敵な活動だと思います」と、プロジェクトの意義へ共感したことを語った。
  • 子どもたちとの会話を想定して実演

    子どもたちとの会話を想定して実演

  • ロールプレイング中は演技にも熱が入る

    ロールプレイング中は演技にも熱が入る

 このように、やる気をみなぎらせた面々だったが、知らない家庭を訪れてサンタとして子どもにプレゼントを渡すという内容は、想像以上に難しい。そのため、セレモニーの後半では、訪問する際のロールプレイングが行われた。

 3〜5名のグループに分かれて、実際の場面を想定したロールプレイングが開始。子どもたちにプレゼントを渡すときの会話や挨拶はもちろん、伝えるべきメッセージや、泣いてしまったときのシミュレーションなど、多岐にわたる内容を練習。グループ内でサンタ役や子ども役を交代しながら、立ったり座ったり、泣き真似まで行うなど、その様子は演劇のワークショップのような熱を帯びていた。

困難な環境の子どもを訪問することに「責任を再認識」

  • 藤原徹さん

    藤原徹さん

  • 秋山茉由さん

    秋山茉由さん

 この日のセレモニーに参加して、「ものすごくモチベーションが上がった」と語るのは、三菱UFJ銀行の藤原徹さん。自分の家庭でも、子どもたちが小さいころには、プレゼントを選び、渡すことを楽しんでいたのだとか。「だから、今回のプロジェクトを知って『僕も頑張るよ』と、軽いノリで応募しました」と、参加当初を振り返る。一方、「将来、自分の子どもができたら夢を持ってほしい。だからこそ、いま自分も夢を発信したい」と申し込んだのは、三菱UFJ銀行の秋山茉由さん。それぞれ、子どもたちに喜んでほしいという気持ちは持ちつつも、セレモニーに参加して、意識は一変したという。

 行員・社員が扮したサンタが向かうのは、幸せな家庭ばかりではない。経済的な理由や病気、災害被害など、クリスマスを無邪気に楽しむことができない、困難な環境にいる子どもも訪問する。セレモニーでは、講師からそんな子どもたちを訪ねる際の心構えも語られた。

 「プロジェクトに申し込んだとき、困難な環境のご家庭に行くことにフォーカスしていませんでした。でも、セレモニーに参加して、責任を再認識しましたね」(藤原さん)

 「生半可な気持ちではできないと、あらためて感じました。サンタからプレゼントをもらうという経験は、きっと特別なものになると思います。私にとっても貴重な体験になるので、自分自身が楽しみながら、当日は『何でも来い!』という気持ちでやりたいです」(秋山さん)

しっかり根付いたMUFGのCSR活動、“思いやり”となって社会に届く

 また、『チャリティーサンタボランティア』に先駆けて実施されていた『SDGsクイズ』でも、学びを得ることができたという。このクイズでは、貧困や環境、働き方などの諸問題に関する質問が投げかけられた。「みんな、朝一番にクイズをやっていましたが、毎日続けるうちに『こういう取り組みだったんだ』と意識が高まりましたし、なおさら思いを強くできました」(藤原さん)、「楽しみながら学べるのはすごくいいなと思いました。知らないことを知れたし、意識も変わりました」(秋山さん)。

 クイズと同時に、「社会課題に対して継続的に取り組んでいるもの」についてのアンケートも行われ、行員たちからは「毎週乳児院でボランティア活動」「SDGsへの取り組みに関する啓蒙イベントに積極参加」「ダウン症の子どもたちの社会参加のお手伝い」などの声が寄せられた。MUFGが推進するCSR活動が、しっかりと根付いている証拠だろう。

 22日には、彼らが72の家庭を訪問し、子どもたちや家族からあたたかい感謝の言葉をもらったという。同グループが続けてきたCSR活動は、こうして実を結びつつある。今後も彼らの行動は、“思いやり”となって人々や社会に広がっていくだろう。
■MUFGが目指すCSR活動について

■『MUFG Gives Back』について

■三菱UFJ銀行オフィシャルホームページ

Sponsored by 三菱UFJフィナンシャル・グループ

(写真:嘉陽宗也 文:水野幸則)

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