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【Hey! Say! JUMPライブレポ】デビュー10周年、「見たことない景色を見せたい」

パワーアップしたユニットの魅力とは? 仲良しMCもピックアップ

◆7! BEST! 各グループの魅力も盛りだくさん

 アリーナツアーからのセットリスト変更に伴い、Hey! Say! 7とHey! Say! BESTの曲もリニューアル。BESTはシングル「AinoArika/愛すればもっとハッピーライフ」収録曲で、リフレインするピアノが切なさを助長させる「スギルセツナ」をクールに歌唱。伊野尾がフードを被ってかわいいキャラ封印したほか、薮、八乙女、高木、有岡もドキッとするほどの大人の男を演出した。続いてセンターステージに登場した7は、うさ耳付きのオールインワンで愛らしさ爆発。一緒に歌えるキャッチーな「ガンバレッツゴー!」を披露し、一瞬にしてBESTとは真逆の世界観を築いた。山田は中島、知念、岡本より胸元のファスナーを若干下げ気味で、セクシーなうさぎに。

◆アリーナツアーよりスケールアップ、シャッフルユニット
 アルバムごとに編成されるシャッフルユニットだが、今回の『DEAR.』では4組に。伊野尾と八乙女の「今夜貴方を口説きます」はバブリー感たっぷりに、山田と有岡の「My Girl」はシンメトリーなダンスでシックに、知念と岡本の「僕とけいと」は観客を巻き込むダンスでキュートに、中島と高木と薮の「Mr.Flawless」は手にしたバラの花束を観客に贈るなど、異なるカラーはアリーナツアーの時よりも格段にスケールアップ。舞踏会をカラフルに盛り上げた。このユニットは9人の新たな姿を楽しめる、コンサートだけでしか見ることができない期間限定パフォーマンス。アルバムと連動するツアーの楽しみのひとつにもなっている。

◆プレゼント交換話も!? 9人の仲良しトーク満載のMC
 久々にジャニーズJr.が参加したコンサートだっただけに、本編中盤のMCタイムは、自分たちの若かりし頃の話題からスタート。舞台『滝沢演舞場』に出演していたある時、「薮がいないと思ったら、ジャニーさんが座るソファで寝ていた」と八乙女が薮の本番中の失態を暴露したのをきっかけに、リハーサル中にマイクを落としたり、スロープでつまずく彼を「おじいちゃん」とみんなでイジり倒すという珍しい光景がしばし繰り広げられた。

 その後、なぜかメンバーの間で恒例となっているクリスマスプレゼント交換会の話題に。八乙女は岡本から宙に浮くスピーカーを、中島は八乙女からイヤホンを、岡本は山田からトースターを、有岡は高木から海の香りがするキャンドルと海の写真を、知念は有岡から小型のプロジェクターを、山田は知念からのお米セット(味付け海苔、ふりかけ、お箸付き)を、伊野尾はマネージャーから温度が変わらないコップを、薮は伊野尾から色が変わるライトを、高木はマネージャーから体重計をもらい、中島が用意した3Dペン、薮のゲームソフト4本のプレゼントは2人のマネージャーへ渡ったとか。お米セットの中には「知念の愛がついてました」と山田がひと言添えると、知念が「山田家に入る準備はできました」とすかさず返し、仲の良さを見せつけた。また、一番粋なプレゼントの渡し方をしたのは、高木。有岡にキャンドルの香りからどこに行きたいかを聞き、「海に行きたいです」と彼が答えた後に海の写真をあげたそうで、「実はオレが欲しかったんだよ」と本音を漏らし、笑いを誘った。

(文/洲崎美佳子)

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