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イケメン水球選手・保田賢也、五輪出場への想いを語る

プレッシャーはあります! でも、それをいい形で反映できたらいいな

――日本の人たちの期待を一身に背負うわけですけど、プレッシャーみたいなものはありますか?
保田 あります。代表になって初めて国歌斉唱したときには、全身がしびれましたね。でも、僕はプレッシャーは悪い意味ではとらえず、それをいい形で反映できたらいいなと思っています。

――では、さらに有言実行となるように、いまの目標をお聞かせください!
保田 まずは予選リーグ突破、チームの目標はベスト8なんですけど、そのためには2勝しないといけないんです。初戦がギリシャで、ギリシャは世界3位の強豪チームなので、難しい部分はあるんですけど、ギリシャに勝てば、さらに高いところを目指すこともできると思うし、水球フィーバーが起こるじゃないかと。

――ラグビーの次は水球だ! と。
保田 水球をメジャーにすることは僕の夢でもあり、水球をたくさんの人たちに知っていただくために今回のフォトブックを出版したり、シェアする番組にも出演したり。

――実際に「テラスハウス」(フジテレビ系)に出演されてみていかがでしたか?
保田 すごい反響がありましたね。

――水球を広めるために出演されたとおしゃっていましたが、公開恋愛をすることに対する抵抗はなかったですか?
保田賢也 なかったというか、何も考えず、普段のまま出ていたんです。なので、批判とかもたくさんありましたし、炎上もしましたけど(苦笑)。

――番組をご自身で見返したりすることはあったんですか?
保田賢也 できなかったですね、とにかくひとりで観るのが怖くて。それに見てしまったら前の感情が出てきちゃいそうだったので、あえて観ないようにしてましたね。

――ちなみに批判を目にしたときはどんなお気持ちだったんですか?
保田賢也 もっとうまく自分を見せられたのかもしれないというのはありましたけど、嘘はついてないから、そこだけは曲げたくないなと思ったんです。一番多かったのが、「お前、こんな番組出る前に水球の練習しろよ。これが日本代表がやることか」といった批判で。いや、練習してるし! って(笑)。

――逆にその批判が保田さんに火をつけたというのはありますか?
保田賢也 絶対水球で結果を残してやる! って思いましたね。当時「あなたがいるから水球応援するのやめる」といった辛辣なコメントもあったのですが、その人から「あのとき頑張っていたんだね。応援する」と言われたときは、あ〜わかってくれたんだって、思わずコメントを返したくなりましたね(笑)。

松岡修造と前園真聖の中間ポジションになれたら

――五輪での活躍が楽しみですが、その先の夢や目標はありますか?
保田賢也 水球=吉川晃司さんみたいな感じで、保田賢也=水球と思われるぐらい、僕みたいな選手になりたいと憧れられる存在になりたいですね。正直、最初にアンダーの代表に選ばれたとき、僕はキャプテンをやっていたんですけど、キャプテンやってるぞって胸を張って言えないぐらいマイナーな世界だったんで、それを僕らの活躍によって自慢できるような環境にしていきたいですね。

――いずれは監督に?
保田賢也 (すぐさま)いや、絶対ならないです。子供たちに夢を与えられるような携わり方はしたいと思っていますけど。

――前園真聖さん的なポジションは?
保田賢也 そうですね。ありっちゃありですけど(笑)。

――あとは、松岡修造さんとか。
保田賢也 修造さんほど熱くはいけなさそうなので、おふたりの中間ぐらいのポジションになれたらいいなって思いますね。

――改めて保田さんにとって水球とは?
保田賢也 う〜ん……ずっと当たり前にやってきたものなので、生活の一部みたいな感じですし、水球がなかったら確実に今の僕はなかったと思いますね。きっとまともに学校にもいってなかったんじゃないかな? でも、水球が楽しくて、水球をやりたくて、休まず行ってましたし。

――反対に、水球をやっていてつらいことは?
保田賢也 毎日です。朝、起きたくないって、毎日思いますね(苦笑)。つらいですけど、自分がどうこうっていうより、やらなくちゃいけないことだから、水球というスポーツをメジャーにしなくちゃいけないから、今は使命ですね。それにチームメイトの存在が大きくて。あいつが頑張っているから僕も頑張ろうって自然と思えるんですよね。

――チームワークもバッチリだと。
保田賢也 かなり仲いいですね。年間200日ぐらい一緒にいるんですけど、その中で生まれる絆もあるし、イライラもあるし(笑)。当然四六時中一緒にいたらストレスがたまることもありますけど、それも含めて仲いいなと、仲良すぎるなと思いますね。

――では、最後に読者にメッセージをお願いします。
保田賢也 このフォトブックを見て、五輪の水球を見ていただければ、最高だなと思いますし、また国内でも水球の大会がありますので、そこにきていただけたら水球の魅力に気付いていただけるんじゃないかと、ぜひ一度会場に足を運んでみてください! そのためにも五輪で何かしらの爪痕を残したいと思いますので、みなさん応援してください!

(文:星野彩乃/写真:ウチダアキヤ)

保田賢也 FIRST PHOTO BOOK「AQUA」

発売日:2016年7月20日(水)
価格:1,800円(税込)
発売元:ポニーキャニオン
(C)TWINKLE Corporation

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