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嵐“ワクワク”学校をレポート 5人の先生の授業風景は?

二宮和也先生「トイレットペーパーの芯の可能性」 見事な演奏も聴かせる

 人は1年間でトイレットパーパーを53ロール使う。そして日本では1日1900万ロール使われていることから、捨ててしまう芯を何かに使えないだろうか? と立ち上がった二宮先生。あらかじめHPで募集していた“ロール芯アート作品”の中から優れたものを紹介し、芯に通した絹糸を触ることで美しい音を出す楽器・ストリングラフィで「ふるさと」を演奏するなど、芯の実用性をリアルに伝える。「結局、糸電話って糸から伝わって音が広がるわけ。それをまさに使用した楽器なんです!」(二宮)。

 プロ奏者と二宮、助手のジャニーズWEST・M田崇裕による息もピッタリの演奏は、メンバーからも「良かった!」(松本)「すげえ良かった!」(櫻井)と大絶賛を受けた。モニターに映し出された練習風景の写真は挫折寸前の表情だったが、その甲斐あっての美しい音色に二宮本人も大喜び。「トイレットペーパーの芯はトイレットペーパーを回転するために作られたものですから、本来の役目を果たしているもの。今回研究したように、そんなものでも楽器になったり、ありとあらゆる可能性があるんじゃないかなと先生は思います。“どんなものにも、大きな可能性が眠っている”」。そう強く語る二宮先生の授業は、同時にエコについても考えさせられる内容だった。

大野智先生「魚をより美味しく食べる方法」 櫻井との魚釣りも

 釣りが大好きな大野先生の授業は、まず実際に釣りをするところからスタート。東京ドームに設えたプールで櫻井とどちらが早く釣れるかの対決を行い、見事大野が勝利! そうして釣った魚を美味しく食べるべく、日本料理店で真鯛のおろし方を教わってきたというVTRでは、関節の間に包丁を入れるだけでスパッと切れる技術を習得。普段、何事にも動じない大野が「へー! 知らなかった!!」「知るとこんなに早いんですね!」と興奮しながら目を丸くする姿も、観客にとってはかなり新鮮な発見だった。

 そして会場では板前スタイルで、教わった二種類の切り方で鯛のお造りを調理。試食した櫻井は「今日で(この試食タイムも)6回目。みんな(味が)変わるって言ってたけど……本当に変わるもんだね! 食感が違う」と深く感心していた。「たまには魚を一からさばいて食べるというのも、大切なことに気づく行為なのではないか。僕も魚について知ってるつもりでいましたが、今回教わったのは、目からウロコの知識ばかりでした。魚だけに!(カメラ目線)。魚のことをちゃんと知った僕は、まるで水を得た魚のように生き生きとしてきました……魚だけに!(カメラ目線)。“知れば知るほど、魚はもっと美味しくなる”」。一つのコツを知るだけで魚の美味しさを引き出せることを伝えた研究は、同時に食べ物への感謝の気持ちも思い出させた。

相葉雅紀先生「体幹」 まさかの読み間違いからスタート

 タイトルコールで、体感を「ていかん」とまさかの読み間違えをし、いきなり爆笑を呼んだ相葉先生。「自分でビックリしちゃった!」と頭をポリポリかく姿は可愛らしかったが、おかげでこの日も最後までみんなからイジられることとなる。研究発表では、まずはぞうきんがけ大会上位の小学生4人と、桐山照史、M田、松本、相葉の4人で「体幹チェックぞうきんがけレース」を決行。場内に用意された長い廊下をリレー形式で拭いていき、接戦の末に相葉がゴール直前で滑り込む! 勝利してなんとか面目を保ったものの、負かした女の子に「相葉くんのこと、キライにならないでね」と気を使うあたりに相葉の人の良さが滲み出ていた。

 さらにVTRでは、箱根駅伝で名を馳せる青山学院大学の陸上チームの元へ。体幹がしっかりしているため、いくら走っても身体がブレないという選手たちに習い、お腹の内側の筋肉を鍛えるトレーニングを学んだ。そして会場では、観客全員に“走る前にやるだけで速くなる体操”をレクチャー。松本は「キツイな、これ!」と漏らし、二宮はすでにフラフラ。相葉の研究発表はまさに“体感”しながら発見する時間となった。「特別なトレーニングをしなくても体幹を鍛えることはできます。その方法は、家のお手伝いをすること。ぞうきんがけ、草むしりもそうです。“体幹を鍛えると良いこといっぱい。お手伝いからはじめよう!”」

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