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『おはスタ』20周年 ブレイク登竜門となった“おはガール”
ベッキー、蒼井優、松岡茉優…豪華な歴代おはガール
「どの女優さんも“おはガール”時代は13〜16歳ぐらいで、デビュー直後のフレッシュ感は半端ないです。視聴者も小学生が中心ですが、おはガールは“ちょっとだけ上”の憧れのお姉さんであり、実際ファッションのお手本となる『nicola』(新潮社)などのローティーン向けファッション誌のモデルも多い。その後、他の番組に出ていても『あ、おはガールの人だ』と認知されやすいので、タレント側にしても“美味しい仕事”なんですね。また、誰よりも早く美少女を探して応援したい、他人と差をつけたいというアイドルファンからも、いい“青田買い”の場所とも言えるでしょう」(アイドル誌編集者)
MCや旬の芸人との絡みで身に着くバラエティスキル
「この『おはガール』は、同じく小学生向けに放送されている『天才てれびくんシリーズ』(NHK Eテレ)に出演する“てれび戦士”ともよく比較されます。てれび戦士出身者には、ウエンツ瑛士さん、生田斗真さん、前田亜季さん、大沢あかねさん、岡田圭右さんの娘の岡田結実さんなどがいますが、両番組から子役として芸能界入りしていくことは、その後の視聴者からのイメージもいいんですよ」(前出・編集者)
かつては、子役出身=大人になると重圧に負けたり消耗したりして潰れる、というパターンも多かったようだが、「おはガール」出身者たちは多方面で活躍できる知名度・スキルが身につくため、大人になっても芸能界で活躍しやすいようだ。