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SEKAI NO OWARIツアーファイナル、Fukaseが語った「生まれてきて良かった」の意味とは?

ライブ最後に語られた、Fukaseからのメッセージ

  • 力強い歌声を響かせたFukase。観客に「歌おう」と呼びかけることも

    力強い歌声を響かせたFukase。観客に「歌おう」と呼びかけることも

「今回のライブ、まず最初はSaoriちゃんを(ライブ演出の)リーダーから外そうって決めた日から始まりました。僕らが新しいステップに行くためには、ずっとSaoriちゃんがやってたらいけないんじゃないかと……。それをSaoriちゃんに告げた夜、Saoriちゃんが“私はずっと何年も前から、武道館(ライブ)もやってきたのに、なんで!?”って言って部屋に戻っちゃったりとか。そこからみんなで『The Dinner』っていうのを考えるようになったんです。ツアーが始まってからも、いろいろありましたね。男3人で海と月を見ながら1時間くらい露天風呂に入ったり。スタッフ200人くらいと“このチームをこうしていきたいんだ”って祝杯をあげた日もあった」

「あとは……重い病気を持っていて身体があんまり動かない男の子が楽屋に来てくれたことがあって。ライブが終わった後、Nakajinがギターを弾いて、その子と「RPG」を一緒に歌ってね。そのときに、その男の子が“Fukaseくんが夢は叶うって教えてくれたんだ。そうしたらほら、叶った”ってことを頑張って伝えてくれて。俺にとって、その言葉がどれだけ大きいかって感じた日でもあった」

「最終的に、Saoriちゃんが結局リーダーに戻っていたんだけど。Saoriちゃんが200人のスタッフの前で、マイクを持って“子供に夢を見せたいんだ”“明日を生きる力を与えたいんだ”って、それだけ叫んでリハーサルが終わったの。そしたらほら、こうやってみんなが集まってくれて、アンコールまで言ってくれてね。
本当に、俺は――生まれてきて良かったなって思ったよ。ありがとう」

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