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郷ひろみ、デビュー以来初のフルオーケストラコンサートを3月13日にWOWOWで放送!

 歌手の郷ひろみが、デビュー以来初となるフルオーケストラと共演した東京フィルハーモニー交響楽団との一夜限りの公演『郷ひろみ 〜 SPECIAL CONCERT 2016 HIROMI GO & THE ORCHESTRA』が、3月13日にWOWOWで放送される。

40年以上前に抱いた思いが長い時間を経て、ついに結実

 1972年に歌手デビューしてから40年以上に渡り、常に新しい表現に挑戦してきた郷ひろみ。昨年還暦を迎えた彼のデビュー以来初となるフルオーケストラとの共演が、クラシックの殿堂サントリーホールで実現した。音楽監督に服部克久を迎えた、東京フィルハーモニー交響楽団との一夜限りの公演。彼は「自分にとって大きな転機となる」と、強い決意をもってコンサートに臨んだ。

 郷がオーケストラとの共演を漠然と意識したのは、19歳の時。彼がニューヨークで初めてダンスレッスンを受けた場所が、カーネギーホールの横だった。「本物のジャズやクラシックを聴かせてくれるステージに、いつか自分も立ちたい」。40年以上前に抱いた思いが長い時間を経て、ついに結実した。

10代から50代まではその準備期間、やっとスタートラインに立てた

 この夜、ステージで披露されたのは彼のキャリアを彩るバラード全15曲。70年代の「よろしく哀愁」「ハリウッド・スキャンダル」。80年代の「哀愁のカサブランカ」「悲しみの黒い瞳」。90年代の「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」「言えないよ」そして、21世紀に突入してからの「ありのままでそばにいて」「100の願い」。オーケストラの音色と彼の歌声とが 交わり、会場に響きわたる。時代を超えてさん然と輝くバラードの世界に、満場の聴衆は酔いしれていく。1曲ごとに会場はどよめきと溜め息に包まれ、大きな拍手が鳴り止むことは無かった。
 この夜のスペシャル感を更に高めたのが、彼が15歳の時に初めてステージで歌った「雪が降る」と、この夜のために作られた「バックステージ」。彼にとって最初の歌から、最新の曲まで。郷にとって特別な意味を持つコンサートであることは、セットリストからも明らかだった。ステージ上で彼はこう語った。「60代が最高に輝くとき。10代から50代まではその準備期間だったんだと思う。やっとスタートラインに立てた。60代の扉を開けて皆さんと踏み出していく」

 彼が新たなキャリアの第一歩として挑戦したフルオーケストラとの共演は、きわめて純度の高い音楽空間だった。彼が“郷ひろみ”である限り、その真摯な姿勢が生み出す歌は輝きを増し続ける。郷と共に時代の喧噪を過ごしてきた世代はもちろん、リアルタイムで彼を体感したことが無ない方々にも日本を代表するエンターテイナー・郷ひろみのステージをご覧いただきたい。

郷ひろみのライブはWOWOWで観よう!

郷ひろみ 〜 SPECIAL CONCERT 2016 HIROMI GO & THE ORCHESTRA
【放送日時】3月13日(日)午後9時〜 [WOWOWライブ]

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