ソロユニットのカメレオン・ライム・ウーピーパイが、オーストラリア・シドニーで開催された『SXSW Sydney 2023』に初出演した。ステージ床にVJ映像を映し出したり、「和」のテイストを用いたリミックス楽曲など、ユニークなパフォーマンスで独自の世界観を見せつけた。

カメレオン・ライム・ウーピーパイは、オレンジの髪と独自のファッション性が特徴的なボーカルChi-によるソロユニットで、仲間にWhoopies1号・2号がいる。今年3月には、米・オースティンにて開催された『SXSW 2023』に初出演した彼らは、アメリカの音楽メディア『VIBE』にて、出演者総数1000組を超えるアーティストの中から「ベストパフォーマンス10選」に選出された実績も。

　世界の音楽ファンからも注目される彼らが『SXSW Sydney 2023』に出演したのは、10月19日（現地時間）。和テイストにリミックスした「Mad Doctor（Whoopies Wa Remix）」からパフォーマンスはスタート。ステージ床にはプロジェクターでVJ映像を映し出し、新鮮なシチュエーションを創り出す。「LaLaLa」や「Where Is The Storm」といった日本でのライブでもおなじみの楽曲も披露し、オーディエンスと手拍子やコール＆レスポンスをしながら盛り上げていった。

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　Chi-が「日本から来ました、カメレオン・ライム・ウーピーパイです！　オーストラリアで初めてパフォーマンスできることをすごく楽しみにしていました！」と英語で挨拶すると、オーディエンスからは歓迎の歓声が。その後も、「scrap」や「Dear Idiot」とドープな楽曲を連発していき、自身の世界観に引き込んでいく。

　「Unplastic Girl」ではオーストラリアの先住民であるアボリジナルの人々の長いパイプのような管楽器・ディジュリドゥの音色を使ったアレンジを披露。ここでも床に映し出した映像を生かし、Chi-、仲間のWhoopies1号・2号が人型に合わせて寝そべりパフォーマンスをするシーンも。

　ライブ終盤では、「アー・ユー・レディ？」とオーディエンスを煽り、自己紹介ソングともいえる「Stand Out Chameleon」で会場をダンスフロアに変える。Chi-の声もどんどんそのボルテージを上げ、体を揺らすオーディエンスも増えていく。

　ラストの楽曲は「Love You!!!!!!」。Whoopiesの2人とポーズを決めつつ、観客と一体となりハンドクラップやコール＆レスポンスを展開。ライブを終えた彼らに惜しみない拍手が送られ、全12曲で会場に与えたインパクトの大きさが証明された。

SET LIST

M1 Mad Doctor (Whoopies Wa Remix)
M2 LaLaLa
M3 Mushroom Beats (Orange ver.)
M4 Where Is The Storm
M5 Mole Dancer
M6 scrap
M7 Dear Idiot
M8 Chair
M9 Unplastic Girl
M10 Stand Out Chameleon
M11 Crush Style
M12 Love You!!!!!!

INFORMATION

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