俳優・原田芳雄(71)主演の映画『大鹿村騒動記』が16日封切られ、都内でキャストらが舞台あいさつを行った。現在、腸閉塞と誤嚥性肺炎で闘病中の原田はこの日、会場に階段が多いため移動に難があるとして急きょ欠席。先日の完成披露試写会では車いすに乗って観客の前に姿をみせており、阪本順治監督は「本人はやる気満々。ヒット御礼のごあいさつでは、皆さんにお会いしたいとのことです」と報告した。共演した大楠道代、岸部一徳、佐藤浩市、松たか子、石橋蓮司もそれぞれ原田に寄せたコメントで会場を和ませた。
原田との本格的な芝居共演は初めてという岸部は「やっと原田さんと全力でぶつかる芝居が実現できた。どの映画よりも、今は特別な気持ちでいます」と感慨もひとしお。大楠も「皆さんがたくさん観に来ていただけること、この映画の評判が良いことが、原田にとって何よりの薬になります」と笑顔で語った。
撮影現場でベテラン俳優に囲まれた松は「原田さんの温かい情熱のもと、本当に楽しい現場でした。なんのストレスもなく観ていただけると思います」とアピール。佐藤も「日本に優しさが求められているとき、こういう映画がもっとあっていいんじゃないかなと思います」と語った。
同作は、300年以上前から村歌舞伎が伝承される長野県大鹿村が舞台に、男女の色恋を描いた悲喜劇。1989年のデビュー作『どついたるねん』以来、計6作品で原田とタッグを組み、今回で念願の原田主演映画を完成させた阪本監督は「原田はこれから、人を明るくする映画を撮影したいと言っていた。この映画が成功して、原田が戻ってきたときには、一緒に人を明るくする映画を撮りたい」と“再共演”を願っていた。
◆映画ニュース 最新情報|インタビュー
原田との本格的な芝居共演は初めてという岸部は「やっと原田さんと全力でぶつかる芝居が実現できた。どの映画よりも、今は特別な気持ちでいます」と感慨もひとしお。大楠も「皆さんがたくさん観に来ていただけること、この映画の評判が良いことが、原田にとって何よりの薬になります」と笑顔で語った。
撮影現場でベテラン俳優に囲まれた松は「原田さんの温かい情熱のもと、本当に楽しい現場でした。なんのストレスもなく観ていただけると思います」とアピール。佐藤も「日本に優しさが求められているとき、こういう映画がもっとあっていいんじゃないかなと思います」と語った。
同作は、300年以上前から村歌舞伎が伝承される長野県大鹿村が舞台に、男女の色恋を描いた悲喜劇。1989年のデビュー作『どついたるねん』以来、計6作品で原田とタッグを組み、今回で念願の原田主演映画を完成させた阪本監督は「原田はこれから、人を明るくする映画を撮影したいと言っていた。この映画が成功して、原田が戻ってきたときには、一緒に人を明るくする映画を撮りたい」と“再共演”を願っていた。
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2011/07/16