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　『第2回沖縄国際映画祭』の本編プログラムが開幕した24日、オープニング作品『矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜』（中島信也監督、4月29日公開）の上映前に、主演の矢島美容室（ストロベリー、マーガレット、ナオミ）の3人が揃ってレッドカーペットに登場し、舞台あいさつを行った。ナオミ（DJ OZMA）が「沖縄映画祭に参加できて光栄、感動しています。みんなで作った最高の映画です」と“長女”らしくあいさつすると、次女ストロベリー（石橋貴明）は「大きくなったら、沖縄水産高校で野球やりたいと思っていた。嘉手納は負けちゃったけど、興南は頑張って帝京と戦ってほしい」と野球ネタで沖縄県民の心をつかみ、母マーガレット（木梨憲武）は「思ったよりいい映画でびっくり」と作品アピールをした。

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　矢島美容室はフジテレビ系バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』から生まれた3人組ユニット。映画では、米ネバダ州で美容室を営む母娘3人が、愛する家族を捨てて失踪した日本人の父・矢島徳次郎を探すために日本行きを決意するまでの様々なエピソードが描かれる。黒木メイサ、アヤカ・ウィルソン、ダンテ・カーヴァー、山本裕典、水谷豊、大杉漣、伊藤淳史、劇中内でスーパースターのプリンセス・セイコを演じる松田聖子など、豪華出演陣も話題の作品。

　レッドカーペットを歩いた感想をナオミは「外国の映画祭のようで非常に素晴らしい。参加できてハッピー。沖縄行きの飛行機には安室奈美恵ちゃんも乗っていたし、いろいろ夢が叶いました」と嬉しそう。“彼女たち”をプロデュースする「（初代）DJ OZMAの実弟が沖縄県名護に住んでいるので、会いたいなと思っています」と話した。

　中島監督は同映画祭に出品するにあたり「ネバダから来た3人のことを関西人は好きじゃないと思ったので、僕はネバダと西のカルチャーのつなぎ役に徹して働きました。成果出ていると思います」と自信をのぞかせた。ストロベリーも「（同映画祭の）グランプリを取って、パート2を作って、来年も沖縄に来ます」と声高々に宣言すると、客席からは大きな拍手が沸き起こっていた。

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　矢島美容室