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瑛太、自虐発言をポツリ「こんな情けない人間」

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 俳優・役所広司が初監督を手掛けた映画『ガマの油』の全国公開に向けて、共演した若手俳優の瑛太と共に都内某所にてインタビューに応じた。先月、別作品のプロモーション活動中に過労で倒れた瑛太だが、同インタビューはその直前に行われたもの。「今(インタビュー中)も、額と脇とかに冷や汗をかいています」と宣伝活動への苦手意識を明かし、さらに『ガマの油』ならぬ『瑛太の油』があるなら、どんな効能があるか?という質問を受け「(油を塗った後は)こんな情けない人間もいるんだなと、救われてくれたら嬉しい」と自虐的なコメントを述べた。

映画『ガマの油』で息子を演じる瑛太(C)ORICON DD inc. 

映画『ガマの油』で息子を演じる瑛太(C)ORICON DD inc. 

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 瑛太と同じく「宣伝は苦手」と困り顔の役所だが「これから(作品は)一人歩きして行く。イジメられることもあるかもしれないですけど、友達がたくさんできるといいな(笑)」と、監督としての親心を語る。「可愛がってもらいたい。皆さんにいじめられないように、魅力を語って世に送り出したい」と、俳優として築き上げたキャリアがあるからこそ“第1回監督作品”に対する周囲の厳しい視線を見据えているかのようだ。

 一方、息子役を演じた瑛太は脂汗をかくガマのように“追い詰められて汗が出た”経験は「宣伝活動・・・」とポツリ。「(詰まった)想いを、言葉の足りなさで説明が上手くできないときとかです」と淡々とした口調で述べつつも「今も、額と脇とかに冷や汗をかいています」と少しはにかむ。

 最後に映画のタイトルにちなみ「自身をガマに例えて、追い詰められたらどんな汗が出て、どんな効用があると思いますか?」と、少し意地悪な質問を受けると役所は「僕のは、ちゃんと説明書を読んで使ってもらないと、危ないかもしれない(笑)」と冗談を飛ばしながら「僕の油をつけたらみんなが笑うとか」と、照れ笑いを浮かべる。

 続く『瑛太の油』については「自分らしいというのは分からないけど・・・」と、じっくり考えた後に「僕みたいな情けない人間から出た油をつけることによって“あぁ〜、私はアノ人よりも情けなくないかな〜”と、ちょっと自信が持てる油」と、かなり自虐的な効果を述べた。これにはさすがの役所も「俺よりもしょぼい奴が居るってこと?」と茶々を入れ、思い切り笑い飛ばした。

 俳優・役所広司が2年の構想を経て作り上げた初監督作品『ガマの油』は6月6日(土)より公開。

■瑛太が役者の喜びを実感『ガマの油』オフショット付きインタビュー


関連写真

  • 映画『ガマの油』で息子を演じる瑛太(C)ORICON DD inc. 
  • 映画監督に初挑戦した役所広司(C)ORICON DD inc. 
  • 役所広司と瑛太(右)(C)ORICON DD inc. 
  • 役所広司と瑛太(右)(C)ORICON DD inc. 

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