8人組グループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が27日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『サイレントラブ』（26日公開）の公開記念舞台あいさつに登壇。共演の浜辺美波、野村周平、古田新太、内田英治監督とともに、封切りの喜びを語った。

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　本作は、『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田監督が、オリジナル脚本で描く最新作。山田はラブストーリー映画に初主演となる。声を発することをやめた青年・蒼（山田）と、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏（浜辺）による“世界一静か”なラブストーリー。

　山田は「公開まで約2年、この『サイレントラブ』を温めてきたので、ようやくみなさんに届くと思うとうれしい」としみじみ語り、「ポスターなどを見て来ていただいたと思うんですが、いい意味で裏切られたと思う。みなさんが実際に観てどう思ったのか聞いてみたいです」と充実した表情を浮かべた。

　作品タイトルにちなみ、“これまでサイレント（＝秘密）にしてきたこと”を問われると、撮影中のエピソードとして「スクラップ工場で働いているシーンで、車を自力で押して動かす場面があったんですが、僕が怪力なのか、車が軽すぎるのか…。意外とスゥーっと動いてしまった（笑）」と告白。「なので、わざと足を滑らせたりだとか、ちゃんと重いものを押しているんだと見えるように工夫しました」と振り返った。

　この発言に、浜辺は「見てなかったです。そんなシーンありましたか？」とまさかの天然発言。山田は思わず「見ろよ！（作中で）あなたのために働いていたんだよ！（笑）」とツッコミを入れた。