俳優の竹内涼真が主演を務めるドラマシリーズ『君と世界が終わる日に』（通称：『きみセカ』）の最後にして最大の戦いを描く『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』（26日公開）の完成披露試写会上映前舞台あいさつが15日、都内で行われた。イベント中、高橋文哉が汗を拭くために降壇する場面があったが、竹内と須賀健太が“神対応”でフォローした。

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　撮影を振り返った竹内は「文哉くんと一緒にお風呂に入ったことかな。裸の付き合いで」と印象的な出来事を回想。竹内が「劇場版でゴールテープを切るには、彼（高橋）の力が必要だったので、コミュニケーションを取れたので、良かったです」と語ると、高橋も「お芝居の話をたくさんさせていただき、ありがたかったです」と感謝した。

　イベント中、高橋が「すみません、一度外れても良いですか」と汗を拭くために降壇する場面があった。竹内は「大丈夫かな」と心配そうに見つめたが、「さて、とりあえず須賀健太にしておきますか」と信頼を置く須賀にパス。須賀はすかさず「僕の衣装のポイントは、ここがゴーレムにかまれたかなという感じ」と、自身の衣装について説明し、会場に明るい雰囲気を取り戻した。

　その後、高橋は「すみません、汗がびちゃびちゃになってしまって、照明に汗をもっていかれちゃいました」と走って再登壇。元気な姿に安どした観客に拍手で迎えられると、竹内のパスに応えて「あっという間に終わる約2時間なので、ぜひ楽しんでください」と呼びかけた。

　シリーズを通しての主人公・ 間宮響（竹内）は、“ゴーレム（＝ゾンビ）”と呼ばれる生き血を求めて人間を食らう恐ろしい化け物に支配された世界で、愛する恋人・小笠原来美（中条あやみ）をゴーレムウィルスで亡くし、愛娘･ミライも連れ去られてしまった。今作で響は、ゴーレムウィルスに対するワクチン（治療薬）の研究材料として捉えられたミライがいる“ユートピア”と呼ばれる人類最後の希望の都市で、ミライの救出を目指す。

　この日は、「ゴーレムアライバルイベント」も開催。竹内ら『きみセカ』チームのキャスト9人（竹内、高橋、堀田真由、板垣李光人、黒羽麻璃央、窪塚愛流、橘優輝、須賀、吉田鋼太郎）と菅原伸太郎監督が試写会前にレッドカーペットを歩いた。

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