俳優の水上恒司が28日、都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)完成披露試写会に登壇した。福原遥とW主演を務める今作で特攻隊員を演じた水上は撮影期間中は役作りのため、手作りの弁当を持参していたことを明かした。 今作はSNSを中心に「とにかく泣ける」と話題になった汐見夏衛氏の小説を実写化。現代の女子高生・百合(福原)が目を覚ますと、そこは1945年の戦時中の日本だった。水上演じる彰に何度も助けられ、次第に百合は彰に恋していくというストーリー。 撮影では、特攻隊員のキャストでお弁当を食べていたエピソードが明かされると「この『あの花』を撮る前がちょっと体が大きかったので役作りとして断食して、リセットされた体で。撮影期間中はちゃんと食べたいもののカロリーを計算して一ヶ月半は自分で弁当を作って頑張りました。なのでみなさんとは一緒に食べてないので仲間外れ感がでてしまった」としょんぼり。共演の伊藤健太郎から「言い方ね(笑)」とツッコミを入れられた。 さらに現場では伊藤が豚汁を振る舞ったそうだが「そうなの?」とポツリ。「今回の現場で現場に出してもらうものは一切食べてないんです。徹してましたね」とストイックな一面をのぞかせていた。