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俳優の上野樹里(37)、林遣都(32)、熊澤尚人監督(56)が22日、都内で行われた映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)の公開直前ティーチインイベントに参加した。 ティーチインでは、試写を鑑賞した観客からの質問を募った。「自分らしく生きるためにしていることは」という内容に上野は「余白持つことですかね。やっぱり情報が錯綜していて、日々新しい情報が更新されている。(演じた)良子さんって、あんまり携帯見たりもしてなくて。本を読んだりとか。タイムレスな生き方をしてるんです。ああいった時間とか、大事なのかなと思います。余白を持たないと、見えてこないものがある、感じれないものがある。そう思いまし」と口にした。 林は「僕も、本当にちょっとした人の言葉だったり、常に人の顔色をうかがったりと、気にしいなところがあって。ずっと、そんな自分が1番嫌な部分だった」と素直に明かす。しかし、コロナ禍で世界が激変。社会全体で悲しいできことや、傷つくできごとがあった。「ちょっと疲れたような世の中になった時に、もっともっと自分の嫌な部分をちゃんと肯定できるような考えを意識的に持とうと思って。例えば、人の顔色伺ったりするところは、言い方を変えると、すごく人の気持ちを理解しようと自分はしてるんだって思うようにしたりだとか。自分を否定しないこと、卑下しないこと。もっと甘やかす時間があっていいんじゃないかなって思っていて。だけど、1つだけ。人に迷惑をかけたり、誰かを傷つけたりしていなければ、そこで自分が見えていたらいいんじゃないかなと。自分らしく生きるんじゃないかな思って生きてます」と熱く語っていた。 本作は、「第14回小説現代長編新人賞」を受賞したパリュスあや子の小説『隣人X』を、7年ぶりの映画主演となる上野と、初共演となる林で実写映画化。人間の姿をして社会に紛れる“惑星難民X”があふれる世界を舞台に、週刊誌記者の笹憲太郎(林)とX疑惑のかかった柏木良子(上野)を中心に、予測不能なラストが待ち受ける異色のミステリーロマンス。

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  • 映画『隣人X -疑惑の彼女-』公開直前ティーチインイベントに参加した(左から)林遣都、上野樹里 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『隣人X -疑惑の彼女-』公開直前ティーチインイベントに参加した上野樹里 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『隣人X -疑惑の彼女-』公開直前ティーチインイベントに参加した林遣都 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『隣人X -疑惑の彼女-』公開直前ティーチインイベントに参加した熊澤尚人監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『隣人X -疑惑の彼女-』公開直前ティーチインイベントに参加した上野樹里 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『隣人X -疑惑の彼女-』公開直前ティーチインイベントに参加した林遣都 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『隣人X -疑惑の彼女-』公開直前ティーチインイベントに参加した上野樹里 (C)ORICON NewS inc.

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