俳優の菅田将暉が7日、公開を間近に控えた映画『ミステリと言う勿れ』(9月15日公開)の舞台となった広島を撮影以来、再び訪問。広島市内を見渡せる観光名所・おりづるタワーでメディアの取材に応じた後、世界遺産でもある宮島・嚴島神社を参拝し、映画の大ヒットを祈った。 同映画は、田村由美による同名漫画を原作とし、2022年1月期にフジテレビ系“月9”枠にて放送された連続ドラマの続編。菅田は、天然パーマがトレードマークで友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生の主人公・久能整(くのう・ととのう)を演じている。映画では、広島を訪れた整が、代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集家(かりあつまりけ)の遺産相続事件に巻き込まれる、原作でも人気高いエピソード【通称“広島編”】を描く。 まず菅田が訪れたのは、広島の中心地にあり、広島市内を見下ろすことができる観光名所のおりづるタワー。整が狩集汐路(原菜乃華)に誘われ、強引に遺産相続事件に巻き込まれるという予告でも使用された重要なシーンが撮影された平和記念公園を一望できる複合商業施設だ。菅田が、12階にある「おりづる広場」に到着すると、開けた広場の中、大きなガラス越しに見る広島の街並みに「うわー!キレイ」と感動した様子。