俳優の竹内涼真（30）が28日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW 湊かなえ「落日」』の完成披露試写会に参加した。

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　今回、初の死刑囚を演じた。役作りについて竹内は「若い時と現在の両方を演じないといけなかった。ビジュアルとかは監督とメイクさんたちと相談して、しっくり来るまで打ち合わせをしたので自分的にも入りやすかった」と振り返る。

　撮影中は「キツかった」と正直に打ち明けるも「僕は内田組が好き。30歳という節目の1発目の作品だったんです。スゴく感慨深い。内田組の雰囲気になじんで、自分がイメージしてる以上のことが現場で生まれた。やりながら手応えがあった」と自信を見せていた。

　会見には、北川景子、吉岡里帆、黒木瞳、内田英治監督、湊かなえ氏も参加した。

　人気作家・湊かなえが2019年に作家生活10周年の節目の作品として書き下ろしたミステリー長編『落日』の実写化。キーワードは“裁判”と“映画”。新進気鋭の映画監督・長谷部香役を北川景子、新人脚本家・甲斐真尋役を吉岡里帆が演じ、2人が映画作りのために15年前に起きた“笹塚町一家殺害事件”の真相を探っていく。15年前の事件の真相を追うことは、重い十字架を背負う主人公たちが抱える過去と向き合うことを意味していた。登場人物たちの魂の叫び、そして、香と真尋がたどり着いた衝撃の真実とは。

　9月10日午後10時からWOWOWで放送・配信される。