俳優の山崎賢人（※崎はたつさき、28）、杏（37）、岡山天音（29）が18日、東京・西武新宿ペペ前広場で映画『キングダム 運命の炎』（28日公開）公開直前イベントに登壇した。

【写真】その他の写真を見る

　山崎＆岡山と杏で互いのシーンのプレゼン対決を実施することに。先攻の山崎は「もう本当に素晴らしいので、本当に観てください。スゴいんです。泣きました、僕。もう本当に、もうね」と杏が演じる紫夏のシーンの良さを回想し、絶句。なんとか続けた山崎は「せりふもいいです。杏さんの人柄が出ている」と力説したが「きょう、初めて会ったんですけど」と自白して会場は笑いが起きていた。

　続く岡山は「とにかく観てください。最高なんで。吉沢（亮）さん演じるエイ政は独特なキャラクター。どういう背景があって、ああなるかひも解かれるので、より『キングダム』やエイ政に愛着を持っていただけるんじゃないか」とアピール。そのほかのキャラクターも交えて魅力を解説していた。

　最後に杏は、山崎演じる信の戦いについて「もともと原作を読んでいて、これが映像化されるだけでうれしかった」とワクワクしたそう。「これが3作目なんですが、あえて『3』と言わない。これだけを観ても楽しめるという自信があるからだと思う。私も観て思いました。あの身体能力が、どうやってやったんだろう、と。想像を遥かに越えるレベルで作り上げている。ぜひ、ちょっとでも興味を持っていただけたら暑い夏を劇場で過ごしていただけたら」と完璧なプレゼンをして、山崎＆岡山を圧倒していた。

　原泰久氏の人気漫画を実写映画化する『キングダム』シリーズは、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信（山崎）と、中華統一を目指す若き王・エイ政（えいせい）の活躍を壮大なスケールで描く。第3弾となる本作では、信がエイ政から秦軍の総大将を任命された王騎（大沢たかお）とともに、復讐に燃える趙からの侵略に立ち向かう「馬陽（ばよう）の戦い」が繰り広げられる。