俳優の役所広司(67)が30日、都内で行われたNetflixオリジナルドラマシリーズ『THE DAYS』ワールドプレミア舞台あいさつに登壇。2011年に起きた福島第一原発事故を描く同作への出演にためらいがあったことを明かした。
原発はなぜ暴走したのか、放射能という見えない恐怖と対峙する極限状態の緊迫の7日間に迫る本作。入念なリサーチに基づき「あの日、あの場所で何があったのか」を、政府、会社組織、そして原発所内で事故に対峙する者たち、それぞれの視点の物語を実話に基づいて描く。
事故当時の混乱する現場を指揮した、福島第一原発の吉田所長をモデルにした主人公を演じた役所は、「この話を聞いた時は、実際に起きた福島原発の事故で亡くなった方の遺族やふるさとをなくした方がたくさんいる中で、これをドラマにしていいのかと躊躇(ちゅうちょ)した」と話す。しかし、プロデューサーと会って話した際に「あの日あの中で何があったのか伝えるべきで、まだ伝えることたくさんあるはずだという思いを聞いて、参加したいなと決断しました」と出演に至った思いを語った。
そして「事故の恐怖心が薄れていくんですけど、こういう時代だからこそ、エネルギーについて考えていかなきゃだし、一人ひとりが考えて投票もしなきゃいけない。この作品を見て、もう一度あそこに立ち返って考えていただきたい」と呼びかけた。
舞台あいさつには役所のほか、竹野内豊(52)、小日向文世(69)、小林薫(71)、遠藤憲一(61)、石田ゆり子(53)、増本淳プロデューサー(46)、西浦正記監督(54)、中田秀夫監督(61)も登場した。
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原発はなぜ暴走したのか、放射能という見えない恐怖と対峙する極限状態の緊迫の7日間に迫る本作。入念なリサーチに基づき「あの日、あの場所で何があったのか」を、政府、会社組織、そして原発所内で事故に対峙する者たち、それぞれの視点の物語を実話に基づいて描く。
事故当時の混乱する現場を指揮した、福島第一原発の吉田所長をモデルにした主人公を演じた役所は、「この話を聞いた時は、実際に起きた福島原発の事故で亡くなった方の遺族やふるさとをなくした方がたくさんいる中で、これをドラマにしていいのかと躊躇(ちゅうちょ)した」と話す。しかし、プロデューサーと会って話した際に「あの日あの中で何があったのか伝えるべきで、まだ伝えることたくさんあるはずだという思いを聞いて、参加したいなと決断しました」と出演に至った思いを語った。
そして「事故の恐怖心が薄れていくんですけど、こういう時代だからこそ、エネルギーについて考えていかなきゃだし、一人ひとりが考えて投票もしなきゃいけない。この作品を見て、もう一度あそこに立ち返って考えていただきたい」と呼びかけた。
舞台あいさつには役所のほか、竹野内豊(52)、小日向文世(69)、小林薫(71)、遠藤憲一(61)、石田ゆり子(53)、増本淳プロデューサー(46)、西浦正記監督(54)、中田秀夫監督(61)も登場した。
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2023/05/30