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映画監督の荻上直子氏が15日、都内で行われた映画『波紋』(26日公開)プレミア上映会舞台あいさつに登壇。今作について「自分の中の邪悪なところを全部詰めました」と明かした。 同作は、自分ではどうにもできない辛苦に見舞われ、湧き起こる黒い感情を、宗教にすがり、必死に理性で押さえつけようとしてきた主人公・須藤依子が波紋を起こす絶望エンタテインメント。現代社会に染み付いているさまざまな社会問題を笑い飛ばす、ブラックユーモアにあふれた作品となっている。 今作の自己評価について問われた荻上監督は「『かもめ食堂』以来、すごい良い人、料理が上手い人と勘違いされていたんです」と苦笑い。「本当は意地悪で嫌なところ、邪悪なところがいっぱいある。それを全部詰めて映画を作りました」と語った。

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  • 映画『波紋』プレミア上映会舞台あいさつに登壇した(左から)キムラ緑子、磯村勇斗、筒井真理子、木野花、荻上直子監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『波紋』プレミア上映会舞台あいさつに登壇した(左から)筒井真理子、木野花 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『波紋』プレミア上映会舞台あいさつに登壇した(左から)キムラ緑子、磯村勇斗、筒井真理子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『波紋』プレミア上映会舞台あいさつに登壇した筒井真理子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『波紋』プレミア上映会舞台あいさつに登壇した筒井真理子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『波紋』プレミア上映会舞台あいさつに登壇した磯村勇斗 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『波紋』プレミア上映会舞台あいさつに登壇した磯村勇斗 (C)ORICON NewS inc.

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