俳優の松山ケンイチが6日、都内で行われた映画『ロストケア』（24日公開）の試写会イベントに登壇した。前日5日に38歳の誕生日を迎えた松山を、歌手の森山直太朗が生歌唱で祝った。

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　この日は試写だけでなく、森山が映画をイメージして書き上げた主題歌「さもありなん」を観客の前で生演奏＆生歌唱。袖で聞いていた松山は「やばかったよ」と森山に声をかけ、「感動を言語化できないですよ。言葉超えちゃってんだもん！」と称賛。ほかには共演者の長澤まさみ、鈴鹿央士、そして前田哲監督が登壇した。

　同作品は葉真中氏の同名デビュー小説で、42人もの人間を殺めた連続殺人犯（松山）とその事件を担当する検事（長澤）が取り調べを通じて対峙し、なぜ彼が大量殺人を犯したのか、真相に迫る社会派エンターテインメント。

　作品についてや主題歌について語り合ったイベント終盤では、5日に誕生日を迎えた松山を祝う大きなケーキが登場。「ケンちゃんおめでとう」と長澤が花束を渡し、森山が中心となって「ハッピーバースデー」を観客と一緒に合唱した。

　松山は「本当にうれしいです。でも、去年もそうだったんですけど、実は家族から“誕生日おめでとう”の連絡が来ていません。去年は6日には来たんだけど…今年更新しそうですね（笑）」と冗談交じりにボヤいていた。

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