俳優・歌手の香取慎吾が1日、アーティストとして個展『WHO AM I ‐SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR‐』大阪開催に向けた記者会見を同市内で行った。

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　積極的にアートやファッションに取り組んできた香取は、2018年にパリ・ルーブル美術館での『NAKAMA des ARTS』で個展デビュー。翌19年に東京で『BOUM！BOUM！BOUM！香取慎吾 NIPPON初個展』を行い、18万人超を動員した。今回が3年ぶりの個展となり、初の関西開催となる。

　香取は「初めてアートジャパンツアーとして巡回できる。その始まりの地が大阪でとてもうれしく思っています」と喜びいっぱい。『BOUM！BOUM！BOUM！』の展示作品をはじめ、「JANTJE_ONTEMBAAR」（ヤンチェ_オンテンバール）の作品や「週刊文春WOMAN」描き下ろし表紙など約200点がそろうが、「大阪ならではのものも何かつくれたら」と張り切った。

　テーマ“闇と光”について聞かれると、「光はもちろん居心地がいいけど、闇の部分も案外嫌いじゃない。闇の部分にいる間に自分がリフレッシュできて、また光に向かっていける。闇な部分、皆さんあるじゃないですか？どこか上を向いていられない時間とか。でも、その時間に自分がつくられて、また明日に向かって立ち向かえるんじゃないかな」と伝えた。

　また、「アイドルとしてステージに立っている時に『こんな闇があるんです』とは言えないんで（笑）」ともいいながら、「初めての個展ではあまりそういうところは見せてこなかった。今回は自分のこんな一面も見てもらえたら、皆さんに楽しんでもらえるのかなと。今回は闇の部分を見てもらえたら」と呼びかけた。

　グランフロント大阪の北館ナレッジキャピタル・イベントラボで、4月20日〜6月18日に開催される。