歌手で俳優の木村拓哉が12日、都内で行われた映画『レジェンド&バタフライ』ジャパンプレミアに登壇した。今作では誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長を演じた木村。正室・濃姫を演じた綾瀬はるかのほか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督らが参加するなか共演者からは続々と木村“信長”の勇姿に絶賛の言葉が寄せられた。
今作は東映70周年記念を冠し、総製作費20億円の壮大なスケールで、信長と、謎に包まれた濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描く。撮影から1年を経てついに完成した今作に木村は「本当にこの日がくるのをずっと待っていたのも事実。みなさんに“引き渡し”の日という感覚でいる。みなさんと共同制作で作った作品がきょうを持って自分たちの手元を離れる。きょうは見送る気分でいるので、みなさんは愛してくれたらすごくうれしいな」と呼びかけた。
そんな木村の妻役を演じた綾瀬は「濃姫は男勝りで武道や芸事に何にしても長けている聡明な女性。木村さん演じる織田信長さまに負けないくらいの強いパワーで立ち向かわなければと」と全力を尽くしたことを振り返り、木村も「濃姫に関する記述や資料が少ない中で、濃姫という存在を構築していかなければいけない。その作業のなかでベースになってくれたのが綾瀬はるかさん。その空間に濃姫という具現的な存在がいてくれたのですごく組み立てやすかった」と称えた。
伊藤は「現場にいる木村さんは信長そのもの。その場を支配する。リードする力がものすごい(宮沢)氷魚くんと話して、木村さんと、共通するのはやっぱり愛情深い。すいません…話が長くなって…」と思いがあふれすぎたようで「…端的にいうとすばらしい映画」と笑顔に。さらに「僕は岐阜出身で三英傑がすきで…僕は信長もだいすきで、ナンバーワンの信長です」と続けて、拍手を浴びた。
木村と初共演となった宮沢は「現場での立ち振舞や気遣いがすばらしくて、起きて木村さんに会いたくなる。早く現場にいきたかった。そういう方が先頭に立つと、チーム全体が木村さんや綾瀬さんのためにいい作品にしたい、という方に向いて。本当に愛情深い方です」と木村の座長ぶりについても感激。
中谷は「まずは木村拓哉さんはユーモアあふれる楽しい方」と前置きしつつ「でもね、現場に参りますと横綱のような殺気、アドレナリンが殿から放出されて。現場に入ると怖くて誰も近寄れない。血生臭いんです。戦の香りがする。この綾瀬はるかさんさえ『殿(信長)がこわい』というくらい殺気立っていて、まさに、降霊していた」とその迫力を証言した。
そして時代劇初出演した染五郎は森蘭丸として木村との共演シーンも多く「クランクインでは、撮影したのは予告編にも入っている殿から蘭丸が押し倒されるシーン。木村さんの後ろに炎が見えた。瞳の奥に炎がみえた。やっぱりすごいな、と思いましたし。信長が魔王になっていく感じをこの距離で気迫を感じてとても貴重でした」と圧倒された様子で振り返っていた。
今作は東映70周年記念を冠し、総製作費20億円の壮大なスケールで、信長と、謎に包まれた濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描く。撮影から1年を経てついに完成した今作に木村は「本当にこの日がくるのをずっと待っていたのも事実。みなさんに“引き渡し”の日という感覚でいる。みなさんと共同制作で作った作品がきょうを持って自分たちの手元を離れる。きょうは見送る気分でいるので、みなさんは愛してくれたらすごくうれしいな」と呼びかけた。
そんな木村の妻役を演じた綾瀬は「濃姫は男勝りで武道や芸事に何にしても長けている聡明な女性。木村さん演じる織田信長さまに負けないくらいの強いパワーで立ち向かわなければと」と全力を尽くしたことを振り返り、木村も「濃姫に関する記述や資料が少ない中で、濃姫という存在を構築していかなければいけない。その作業のなかでベースになってくれたのが綾瀬はるかさん。その空間に濃姫という具現的な存在がいてくれたのですごく組み立てやすかった」と称えた。
伊藤は「現場にいる木村さんは信長そのもの。その場を支配する。リードする力がものすごい(宮沢)氷魚くんと話して、木村さんと、共通するのはやっぱり愛情深い。すいません…話が長くなって…」と思いがあふれすぎたようで「…端的にいうとすばらしい映画」と笑顔に。さらに「僕は岐阜出身で三英傑がすきで…僕は信長もだいすきで、ナンバーワンの信長です」と続けて、拍手を浴びた。
木村と初共演となった宮沢は「現場での立ち振舞や気遣いがすばらしくて、起きて木村さんに会いたくなる。早く現場にいきたかった。そういう方が先頭に立つと、チーム全体が木村さんや綾瀬さんのためにいい作品にしたい、という方に向いて。本当に愛情深い方です」と木村の座長ぶりについても感激。
中谷は「まずは木村拓哉さんはユーモアあふれる楽しい方」と前置きしつつ「でもね、現場に参りますと横綱のような殺気、アドレナリンが殿から放出されて。現場に入ると怖くて誰も近寄れない。血生臭いんです。戦の香りがする。この綾瀬はるかさんさえ『殿(信長)がこわい』というくらい殺気立っていて、まさに、降霊していた」とその迫力を証言した。
そして時代劇初出演した染五郎は森蘭丸として木村との共演シーンも多く「クランクインでは、撮影したのは予告編にも入っている殿から蘭丸が押し倒されるシーン。木村さんの後ろに炎が見えた。瞳の奥に炎がみえた。やっぱりすごいな、と思いましたし。信長が魔王になっていく感じをこの距離で気迫を感じてとても貴重でした」と圧倒された様子で振り返っていた。
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2023/01/12