俳優の福山雅治が22日、都内で行われた『第47回報知映画賞』表彰式に参加した。主演映画『沈黙のパレード』の演技に対して主演男優賞を贈られた。ガリレオシリーズ15年を重ねての受賞に「『ガリレオ』という作品は今に至るまで15年。15年をかかかってこの場に立たせてもらっているのかな」と感慨に浸った。
花束ゲストには西谷弘監督が駆けつけ、「テレビシリーズは(福山演じる)湯川学を先頭でフォワードとして走らせる。彼にシュートをきめさせる役割。映画では一転してバックスに。あえて一歩弾いて芝居をしてもらう。作品至上主義でやっていただいて僕の中では心苦しさおあったので、きょうは主演男優賞と聞いて自分のことのようにうれしいですし、ほっとしています」と称えた。
福山は15年前を振り返り「“天才物理学者ってなんだろうね”と考えながら、目の動きや首の動かし方。歩き方から作っていきました。口にこそ出さなかったんですけど『発明をしてやるんだ』と。『発明的作品をつくろう』と始まったんだと思います」としみじみ。「東野先生が生み出したガリレオ、我々が作り上げたこの発明が15年かけて認められたのかな。時間がかかるものですがこの場で うれしく思います」と噛み締めた。
また、ゲストとして友人である秋元康氏も花束を贈呈。「福山雅治という男は全身表現者。自分をふかんでみながら主観で演じながら作品を作り上げる。それがこういう形で評価されたことが友人としてうれしい」と喜ぶ。
福山は「自分とって賞をいただくことは予想もしていないこと。僕は今53歳。17歳で父を亡くし、父は53歳。18歳で東京に出てなにものかになってやるんだと出てきた。その時はなにも持っていなかったに等しい。でも持てるものすべて。出会う人、こと、すべて自分の血肉化して『なにものかになってやるんだ』と上京した。その目標がこの場所で、一度かなえられたような気がします。謙虚でありたいと思いながらも謙そんしつつもこの賞を誇りに受け止め、また呼んでもらえるように精進したいと思います」と思いを明かしていた。
■受賞結果
作品賞・邦画部門:『ある男』
作品賞・海外部門:『トップガン マーヴェリック』
アニメ作品賞:劇場版『四畳半タイムマシンブルース』
主演男優賞:福山雅治(『沈黙のパレード』)
主演女優賞:有村架純(前科者』)
助演女優賞:尾野真千子(『20歳のソウル』『千夜、一夜』『サバカン SABAKAN]』)
新人賞:嵐莉菜(『マイスモールランド』)
新人賞:白鳥晴都(『ぜんぶ、ボクのせい』)
※助演男優賞:横浜流星(『流浪の月』)、監督賞:片山慎三(『さがす』)は撮影のため欠席
花束ゲストには西谷弘監督が駆けつけ、「テレビシリーズは(福山演じる)湯川学を先頭でフォワードとして走らせる。彼にシュートをきめさせる役割。映画では一転してバックスに。あえて一歩弾いて芝居をしてもらう。作品至上主義でやっていただいて僕の中では心苦しさおあったので、きょうは主演男優賞と聞いて自分のことのようにうれしいですし、ほっとしています」と称えた。
福山は15年前を振り返り「“天才物理学者ってなんだろうね”と考えながら、目の動きや首の動かし方。歩き方から作っていきました。口にこそ出さなかったんですけど『発明をしてやるんだ』と。『発明的作品をつくろう』と始まったんだと思います」としみじみ。「東野先生が生み出したガリレオ、我々が作り上げたこの発明が15年かけて認められたのかな。時間がかかるものですがこの場で うれしく思います」と噛み締めた。
また、ゲストとして友人である秋元康氏も花束を贈呈。「福山雅治という男は全身表現者。自分をふかんでみながら主観で演じながら作品を作り上げる。それがこういう形で評価されたことが友人としてうれしい」と喜ぶ。
福山は「自分とって賞をいただくことは予想もしていないこと。僕は今53歳。17歳で父を亡くし、父は53歳。18歳で東京に出てなにものかになってやるんだと出てきた。その時はなにも持っていなかったに等しい。でも持てるものすべて。出会う人、こと、すべて自分の血肉化して『なにものかになってやるんだ』と上京した。その目標がこの場所で、一度かなえられたような気がします。謙虚でありたいと思いながらも謙そんしつつもこの賞を誇りに受け止め、また呼んでもらえるように精進したいと思います」と思いを明かしていた。
■受賞結果
作品賞・邦画部門:『ある男』
作品賞・海外部門:『トップガン マーヴェリック』
アニメ作品賞:劇場版『四畳半タイムマシンブルース』
主演男優賞:福山雅治(『沈黙のパレード』)
主演女優賞:有村架純(前科者』)
助演女優賞:尾野真千子(『20歳のソウル』『千夜、一夜』『サバカン SABAKAN]』)
新人賞:嵐莉菜(『マイスモールランド』)
新人賞:白鳥晴都(『ぜんぶ、ボクのせい』)
※助演男優賞:横浜流星(『流浪の月』)、監督賞:片山慎三(『さがす』)は撮影のため欠席
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2022/12/22