俳優の小栗旬が主演を務める、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の最終回「報いの時」が、18日に放送され、義時が放った“タイトル回収”に視聴者も大きく反応した。 『鎌倉殿の13人』は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の『新選組!』、2016年の『真田丸』に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜氏が務め、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。 最終回は、反目する北条義時(小栗旬)を討ち取るため、義時追討の宣旨を出し、兵を挙げた後鳥羽上皇(尾上松也)。これに対し、政子(小池栄子)の言葉で奮起し、徹底抗戦を選んだ幕府は、大江広元(栗原英雄)や三善康信(小林隆)の忠言を聞き入れて速やかに京へ派兵することを決断。泰時(坂口健太郎)、平盛綱(きづき)らが先発隊として向かい、時房(瀬戸康史)らが続く。そんな中、三浦義村(山本耕史)は弟・胤義(岸田タツヤ)と…というストーリーだった。 毒を盛られ、みるみる弱る義時は、政子とこれまでの悲劇を振り返る一幕があった。タイトルにある「13人」と、2代目将軍の頼家(金子大地)を支えた宿老たちの数を指しているものとされていた。 しかし、義時は「それにしても血が流れすぎました」と語り「梶原殿、全成殿、比企殿、仁田殿、頼家様、畠山の重忠、稲毛殿、平賀殿、和田殿、仲章殿、実朝様、公暁殿、時元殿…これだけで13。そりゃ、顔も悪くなる」とポツリとつぶやいた。 裏テーマとも捉えられる衝撃的なタイトル回収に視聴者からは「鳥肌が止まらん」「伏線が壮絶すぎる」「13は悲劇の数ですか…」「すさまじいラストです」などの声が寄せられている。
2022/12/19
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