人気グループ・嵐の二宮和也とSexy Zoneの中島健人が9日、都内で行われた映画『ラーゲリより愛を込めて』初日舞台あいさつに登壇した。

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　同作は、シベリア抑留の実態を描いたノンフィクション小説を映画化。収容所で生きる希望を捨てなかった日本人捕虜・山本幡男（やまもと・はたお）さん（享年45）の壮絶な半生を描く。

　この日は北川景子、松坂桃李、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督らキャストのほか、黒毛の犬・クロを演じた大吉もスペシャルゲストとして参加。撮影中、すっかりクロと手懐けた中島は大吉と再会するなり「クロ！」と迎え入れた。

　「カメラはこっちじゃなくて、あっちだよ」「クロ、この艶やかなお尻はみせなくていいんだよ」「景子お姉さんにかぶっちゃだめだよ」と指示する中島に、二宮も「めっちゃ仲良しですね、ずっと見てられる、仲良しだぁ〜」とほほ笑ましげ。

　撮影を振り返り中島が「大変な状況だったのでクロの存在はかなりの癒やし。キャストとスタッフのみなさんをつないでくれた存在でしたよね」と笑顔をみせると二宮も「もちろん、動物なので大変なことはありましたけど人間でも大変なシーンはある。『ラーゲリ』の緩和剤じゃないけど『クロも頑張ってるし』というのはあった」と頷く。

　そう言っている間にも中島とたわむれるクロがぺろっと顔をなめれば、中島は「12月のキスです」と、うれしげに明かしていた。