俳優の香取慎吾（45）が2日、渋谷・ヒカリエホールで行われた第二回個展『WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』記者発表会に登壇した。

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　2019年に行われた『BOUM！ BOUM！ BOUM！ 香取慎吾NIPPON 初個展』から約3年ぶりとなる第二回個展が12月7日〜来年1月22日まで渋谷・ヒカリエホールで開催されることに、香取は「本当にうれしくて…。絵を書くのが子どもの頃から好きで、いいねすてきだねって言ってもらいたくて絵を書いているので、古典をやるために、3年間ほかの仕事を頑張ってきました」と喜びを伝えた。

　『WHO AM I』というタイトルに込められた思いについては「自分は誰なんだろうと思うことがずっとあって。それが香取慎吾をやっていて楽しい所なんですけど、お芝居をしたり、バラエティーでお笑いをしたり、こうやって絵を書いたり、あ、音楽もやってますね（笑）。いろんな自分になる僕が『私は誰？』って言いながら、いっぱいの自分がいるところが誇らしい気持ちもあるんですけど、ふと自分が何者なんだろうとわからなくなることもある。そんなことが絵の中に詰まっています」と胸中を吐露した。

　そして「みんなが知っている慎吾ちゃんを見れるも絵もありますし、『これ慎吾ちゃんが書いているの』っていうような、皆さんの知らない香取慎吾も見られる。より僕の深い部分を見てもらえる個展になると思います」とアピールし、「今回3年ぶりですけど、何度も個展をやれるわけではないので、もう出し惜しみなく自分をさらけ出そうと思って、初めての自分をみなさんに見てもらおうと思っています」と意気込みを語った。

　香取は2018年パリ・ルーブル美術館にて『NAKAMA des ARTS』を開催、2019年IHIステージアラウンド東京で行われた『BOUM！ BOUM！ BOUM！ 香取慎吾 NIPPON 初個展』では18万人超を動員。本展では『BOUM！ BOUM！ BOUM！』で展示された作品はもちろん、『JANTIE_ONTEMBAAR』、『週刊文春WOMAN』の表紙書き下ろし、そして本展のために制作された完全新作など約180点を一堂に展示し、アーティスト活動を凝縮させた空間を予定している。そして、流行の発信地・渋谷を皮切りにジャパンツアーとして全国巡回することも決定している。