俳優の横浜流星（26）が24日、清原果耶（20）とともに大阪市内で行われた主演映画『線は、僕を描く』公開記念舞台あいさつ in 大阪に登壇した。

【写真】その他の写真を見る

　水墨画を題材にした砥上裕將氏の原作小説を、『ちはやふる』シリーズの小泉徳宏監督のチームが実写化。白と黒のみで描かれる世界を、みずみずしい青春ストーリーに仕立てた。横浜は、水墨画と運命的な出会いを果たす主人公の大学生・青山霜介役を演じた。

　上映後のトークで大阪のファンから大歓迎を受け、横浜は「それぞれ受けとり方が違うと思う。今思っていることを大事にしてほしい」と満足げ。撮影は滋賀や京都で行われたというが、「ご飯を食べにいくぐらいしかできなくて」と残念がり、大阪では「有名なところに行きたい」と期待を寄せた。

　一方、清原は巨匠・篠田湖山の孫で霜介にライバル心を抱く篠田千瑛役を演じ、「霜介が湖山先生にお弁当もらうところが印象的。おじいちゃん優しいなというのと、霜介がモリモリ食べててよかったなと、ほっこりした」と笑みを浮かべ横浜を見やった。

　観客からは「感動して泣いてしまいました」という声が多数寄せられ、横浜は「熱い感想をくださるのが本当に幸せ」としみじみ。同作をもっと広めてほしいと呼びかけ、「おおきに！」と関西弁で感謝を伝えた。