俳優の泉ピン子(74)が3日、東京・池袋のあうるすぽっとで行われた『朗読劇 泉ピン子の「すぐ死ぬんだから」』の公開ゲネプロと取材会に参加した。 昨年4月に95歳で亡くなった脚本家・橋田壽賀子さんの遺骨を、今年6月15日に思い出の船である「飛鳥II」から海洋散骨した。「もう前を見てる。過去。おうちに骨はないし、前を向いていますよ」と話す。毎日、写真の前に水をあげていたコップも朗読劇で忙しくなる前に洗ったそうで「ぬるくなるといけないから、キレイにしてきた」と明かす。 続けて「私は自分の人生を前を向いて歩いていく」と静かに口にすると「今もいます。『千の風でうるさいぐらいに回ってやる』って言ってましたから」と朗らかに笑っていた。
2022/08/03