俳優の飯豊まりえが主演する7日スタートの読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『オクト- 〜感情捜査官 心野朱梨〜』(毎週木曜 後11:59)。飯豊は、人並外れた共感力で感情を色として見ることができるという特殊能力の持つ刑事・心野朱梨を演じている。被疑者や参考人の感情の色をこの特殊能力を駆使して緻密に分析、感情の色から事件の真実に迫っていく朱梨。この異色のキャラクターに挑む心境や、バディ役の浅香航大について語った。 “動機の見えない”犯罪があふれる現代社会で、犯人探しやトリック解明ではなく、動機解明、つまり“犯罪を引き起こす根幹となる感情”に焦点を合わる今作。これまでの刑事モノとは一味違った意欲作でもある。 異色の設定を聞き「初めてのことに挑戦するのは、覚悟が必要なことでした。人間の本質や心の内に迫っていくことが、とってもおもしろく、今までにないな、と思ったので、そういう作品に主演として演じさせていただける機会が、自分にきたこともびっくりしています。元々“共感覚”について知っていたので、もっと調べたいな、と思いました」と関心を持って取り組んでいるそう。 まわりを明るくするポジティブなイメージが強い飯豊だが「あとあと(他人の)言葉とか表情だったりを、気にすることもあります。色は見えなくても感じる。『その人とだったらどんな会話ができるかな』とか『会話をしなくても心地よい空気にするには』どうしたらいいかなと、勝手に考えちゃいますね」と気遣い上手な一面も見せる。